スズキ SX4 Sクロス 「気に入りました、気に入りすぎたかもしれません」のユーザーレビュー

気に入りました、気に入りすぎたかもしれません

2020.3.2

総評

運転していて疲れません。仕事で一日6時間以上走っても疲れません。今まで乗った車の中で一番疲れないです。これは感動。乗り味がとにかく良いですし、静粛性も高いのも好きな点です。車はパワーや豪華さだけでは無いんだと思い知らされました。どの速度域でも運転が楽しいです。時速30キロでも60キロでも90キロでも、どの速度域でも楽しく満足して運転できます。素晴らしい車です。
日本車、外国車、様々な車を運転しましたが、S-Crossには驚かされました。
S-Crossより速くて高性能な車はいくらでもありますし、スペック的には正直大した事がないとは思いますが、スペックを越えた良さがある車です。
S-Crossより高くて高性能でも乗り味の悪い車はいくらでもあります。
S-Crossの凄いところは、この値段でこれだけ走りの気持ちが良い車に仕上がっているところです。
スイフトRSでもびっくりしましたが、S-Crossはもっと凄かったです。

満足している点

とにかく走りの良さ。
走りの良さと言っても何がどうして良いとは一言では説明出来ないですが、気持ちが良い走りです。
使いやすいギリギリのボディサイズ。
オールグリップの安心感。
どれだけ走っても疲れない。
シートの出来が絶品で腰とお尻が絶妙な具合で維持されて座ることが出来るので、疲れ知らず（S-Crossの倍以上のお値段の某ドイツ車のシートより優秀）
総じて乗り味がとにかく良い。
スピーカーも満足。
アイポイントが絶妙、最初は室内高に対して高すぎる気がしましたが、乗り慣れるとその絶妙さに気がつきました。
４WDなのでシートヒーターも完備。
デュアルエアコンは便利。
2020年現在のモデルは自動ブレーキにACCにサイドエアバッグが完備されているので装備面も良くなっています。
レーダー型のブレーキサポートはアイサイト程の安心感はありませんが、きちんと動きます。
ACCはアイサイトver.2と同じぐらいの性能なので、実用的にはなっています。
アイドリングストップという無駄が無いのが美点。スズキのアイドリングストップ機能は優秀だけど、アイドリングストップ機能という存在によって根本的にドライバリティは激落ちになるのでいらない。

不満な点

ドリンクホルダーの位置と深さが浅い。
あと少しだけ後部座席が広いと最高なのに。
雨感知ワイパーが使いにくい。
在庫が無いと希望のグレードと色の組み合わせが日本へ来るまでに数ヶ月かかる点。
ディーラーで勧められた純正ナビが微妙に使いにくいし、各種オプションもまた同じく。

デザイン

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走行性能

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本当に走りが良いと思います。速いわけでは無いです。むしろパワーは控えめ。でも走らせて楽しいです。嫌なところがほとんど無いのです。直進は抜群の直進安定性ですし、コーナーは軽く速く駆け抜けます。不思議なぐらい気持ちが良い走りです。
運転が上手くなったような錯覚すら覚えるほど、自分の思っている以上に良く曲がり良く止まります。
交差点を曲がるだけでも気持ちが良いです。
６ATも発進～時速４0キロぐらいの癖を掴めば快適ですね。
加速性能はそれほど良くはないですが、実用上問題無いですし、エンジン自体は感覚の良いエンジンです。
時速80キロまでの加速は頑張っていますが、時速100キロまでが息切れ感はあります。
高速道路の合流などでは不都合のない加速感です。
４WDモデルでしたらスポーツモードを使えば加速で不満はありません。
常時スポーツモードにしておきたいぐらい激変します。
明らかに加速が変わりますし、タイムも違います（停車から時速100キロの加速で２秒は変わる）
速度に乗れば実に快適で良い走りです。
普通のエンジンに６ATの組み合わせが意外なほどに気持ち良さがあるのです。

乗り心地

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固いとも言えますが、嫌な感触が無いです。高速道路は無限に走りたくなる気持ちよさがあります。
静粛性が高く、シートの出来も絶妙で、乗り心地はとても良いです。
新車だと固さは感じますが、距離を走る毎に角が取れていくのがわかります。

積載性

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ワゴンのような積載性能は無いですし、同クラスのヴェゼルほど積載性能は良くないですが、使いやすいラゲッジです。ゴルフバッグが3つ乗るというのは嘘ではないですが、どちらかと言うと横に広いというより奥行きのあるラゲッジです。
その気になって工夫すれば車中泊も可能。

燃費

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市街地走行でリッター１０キロほど。
伸びると12キロほど。
ソリオでも平均が１２か１３だったので、実はけっこう優秀なS-Cross。

価格

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故障経験

無し。