スズキ MRワゴン 「かわいいスタイル」のユーザーレビュー

かわいいスタイル

2020.12.30

総評

こんなにかわいいカタチは、これから出てこないのではないでしょうか。

今のクルマにくらべると、安全装備や経済性はダメダメです。

車重も最近の同クラスより重めです。

だから走りの良さなども求めるのは厳しいです。

スタイルが好きな人だけ乗ってくださいね。

満足している点

かわいいスタイル

不満な点

最近の同クラスのクルマにくらべちゃいけないのはわかっています。でも、燃費が悪いんです。ガソリンスタンドでいつも悲しい気分になります。もし、どこかで給油中の私を見かけたら話しかけないでください。泣いてしまいます。

デザイン

5

かわいい！

エスティマ似という表現もあります。言われてみればそれもあるかも。

でも、あっちは本気のミッドシップ。こっちはマジカルリラックスです。

私は、フロントスポイラーからルーフまで続くラインがかわいいと思っています。

昔、大叔父からさんざん自分が乗っていた百式司令部偵察機の話を聞かされました。

私は、その記憶があるからか、このクルマのフォルムになんとなく百式司令部偵察機３型を思ってしまいます。

走行性能

3

古い設計です。

今の同クラスより、ぼーずは重いので、動力性能全般で負けます。

運転は楽チン。

できれば、もう少しクイックなステアリングギア比だったら、街中のハンドルぐるぐるで悶絶しなくて済むのになぁと思います。

乗り心地

3

当時のクルマとしては、なにもかもが平均値と思いますよ。

購入時に、ショックアブソーバーやブッシュ類など足回りを一新して、アライメントも４輪キチンととっています。

ちゃんとしたソックスやくつなどを履かせてあげないとぼーずがカワイソウになりますからね。

いまの操縦性や乗り心地は、もしかしたら、新車時にほど近いものなのかも？

うちのぼーずは、ショックをKYBのNewSRに交換している分、少し固く感じる人もいるかも。

積載性

3

当時のクルマとしては普通。後席を倒すと、車椅子が楽に積めます。分割して倒せるのも助かりますね。

燃費

1

不満と言うより悲しいです。

満タンから次の給油まで、首都圏＠街中渋滞のストップ＆ゴーが多めだと…

【悲報】リッター10キロを切る！

ことがあります。

軽自動車なのに～と悲しくなります。

でも、ぼーずは、小さなエンジンで900キロを超える車体を動かしているのだから、それぐらい食べるのも不思議じゃないと思います。

納車までに、エンジンは、有名なチューニングショップさんで、ひととおり整備してあります。

価格

3

市場価格は安いです。

古いクルマだから、それなりのお値段と言うことですね。

もちろん、機械としての信頼度も年式＆値段なり。

購入後は、 エンジンや足回りの整備をひととおりやりましょう。

故障経験

購入時は、ヘッドカバーガスケットから、かなりオイル漏れしていました。
→ 対処 ヘッドカバーガスケット交換

あと、アイドリング時にハンチングを起こすほど、ISCV＆スロットルボディがダメになっていました。
→ 対処 ECUからダイレクトイグニッションコイルまで、新品とリサイクル＆リユース品を組み合わせて適価で整備。

エアクリーナーなどのエレメント類、油脂類は全部交換しました。