スズキ MRワゴン 「新型ムーヴとの比較 結果から言うと、所詮軽に乗るという考え方であればMRワゴン。軽であれど、クルマに乗るという考えならムーヴをお勧めします。今回は両社」のユーザーレビュー

新型ムーヴとの比較 結果から言うと、所詮軽に乗るという考え方であればMRワゴン。軽であれど、クルマに乗るという考えならムーヴをお勧めします。今回は両社

2011.3.9

総評

新型ムーヴとの比較
結果から言うと、所詮軽に乗るという考え方であればMRワゴン。軽であれど、クルマに乗るという考えならムーヴをお勧めします。今回は両社ターボモデルでの比較になってしまっているため、正直走りだけで、甲乙をつけることはかなり難しいです。ノーマルのムーヴはアイドリングストップ機能が付いている一方、サスペンションが柔らかい設定になっているのでがんがん走られる方にはお勧めできません。
一方で、MRワゴンはいろんなところが安っぽいです。軽と言えど、100万以上支払って、このクオリティは僕には無理でした。タッチパネルオーディオもその部分だけがピアノブラック加工されており、他のインパネとの調和が全くなく、見れば見るほど、ハリボテのように見えてきます。しかも、ナビ機能がついてないなんて・・・
別に、そんな細かいところに興味ないって方にはお勧めです。

満足している点

・のびやかな加速
以前のK6A型からロングストローク化を図り、低回転域からのトルク・エンジンノイズは寒暖に進歩しています。キックダウンした時の一発の力はムーヴに勝ります。
・フロントシートの広々感
Aピラーが立っていることに加え、インパネがかなり張り出しているので、かなり開放感があります。ただ、逆に前方の距離が捉えにくいとも言えます。
・エコカー減税
75%のエコカー減税、ダイハツのターボ車は減税対象にはなりません。
・本体価格
ムーヴカスタムRSは149万円で、MRワゴンTは139万円。さらに値引きもスズキの方がいいので、やす買うなら絶対MRワゴンです。

不満な点

・随所にみられる安っぽさ
ドアの閉める音から、アクセル・ブレーキの踏み味、インパネシフト、ステアリングホイール、シート表皮、ホイールの造形、バックドアのアッパー部分の樹脂まで、至る所に原価低減の傷跡がみられます。「グリルがないクルマ」ということをアピールしていましたが、単に、メッキ加飾をする必要がなくなりコストが下げられるという以外に何のメリットもありません。また、HIDがなかったり、ホイールも14インチだったり、最上級グレードとは思えない装備です。
・ロードノイズ
エンジンノイズはかなり静かです。ムーヴと同様に比較的低温のノイズで、さほど気になりません。しかし、ロードノイズは圧倒的にうるさいです。はじめはスタッドレスをはいてるかと勘違いしてしまいました。
・燃費
試乗車で12.4km/Lでした。ムーヴカスタムRSも乗ったことありますが15km/Lは軽く超えてきます。
・室内空間と安全性
ムーヴは今回ホイールベースを短縮しましたが、それでも室内空間(室内幅、室内高)はMRワゴンよりも広いです。スズキの販売スタッフは、「ダイハツのクルマはドアが薄くて危ない。」なんてよく言いますが、クラッシャブルゾーンがほぼないドアパネルに何を期待されているのか疑問です。それから自社で行っている衝突安全試験もスズキ(TECT)とダイハツ(TAF)では大きな差があり、スズキの軽自動車への安全性に対する姿勢には大きな疑問が残ります。
・ディーラーの対応
兎に角、スズキはどのディーラーに行ってもひどい。まぁ業販店が販売のほとんどを握っているのでサービスの質を言っても仕方ありませんが、まぁひどいです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験