電気自動車がここ数年で販売されるようになりましたが、あと何年ぐらいで生産台数が増加し、価格も下がってくるのでしょうか？

Question

みなさんの考え、意見をお伺いしたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

昔から言われていたことではありますけど、電気自動車の電力はどうやって調達するか。
今回の大震災で、その問題が突きつけられた気がしますね。

おそらく、あの原発は（いずれにしても）廃炉になってしまうでしょう。
そして、あの場所は数百年～数千年という単位で封印される可能性もあります。

核燃料の廃棄物は地中処分という方法を青森に埋める計画がありますけど、原発一色を埋めるのは容易ではないはず。
移動だけでも大変ですね。
ですから、コスト的には封印して半減期を待つというのが一番安上がりでしょう。

ただ、それに変わる発電所をどうするかという問題はあります。
新しく発電所を作るといっても、すぐにはできませんしね。
別の場所に原発を作ろうとしても「いいですよ」なんていう地域も無いでしょう。
火力発電にしても、石油の安定供給には問題がありますね。

今の計画停電が恒常化する可能性もあるわけです。

さらにレアアースの問題もあり、電気自動車が普及するためのハードルはかなり上がってしまったのかも。


個人的には、このことによって”藻”に大きくシフトするような気もしますし、そうなって欲しいとは思います。
http://www.asahi.com/eco/TKY201012140212.html


燃焼によって発生する有害物質（本当の意味での有害物質）は定かではありませんけど、ＣＯ2の問題はバイオ燃料だからノーカウント、自動車は今使っているものがそのまま使えるのだから、インフラの追加投資もほとんど不要。
すぐにはむりでも、これを進めない手は無いですね。

日本が産油国になるのですよ。世界のパワーバランスが崩れます。
あまりよい結果にはならないかも知れないけど、中東の戦争がかなり収まると思います。（オイルマネーが入らなくなるから）


ただ、それまでのつなぎは細かいことを積み重ねるしかないでしょうね。
まずは風力発電機の下にＮＡＳ電池を装備していく。これで余剰電力を無駄にしなくても済み、ある程度の発電力は期待できるでしょう。
それから、各家庭に半ば強制的に太陽電池を設置する。

新しい発電所の目鼻が付くまでは、こんな方法しかないのでは？
その過程では電気自動車も働きやすくなるでしょうね。


当然。国策としてやるしかないわけで、国が全部お金を出すことになるけどね。
政府紙幣を１５０兆～２００兆円分も発行すれば済むんじゃないかな？


これだけの災害だし、無茶な紙幣発行をしても、世界的にも「仕方ないよなぁ」という見方はしてくれると思う。


想像を絶する災害で、被災した人にはお見舞い申し上げますけど、この国のエネルギー政策とか国の成り立ちを変えるには千載一遇のチャンスともいえるかも。

（質問から大きく離れてしまい、申し訳ない）


追記 ： 質問からハズレついでに。
今日、仕事で外回りをしていたのですけど、高いところのバイパス道路から近所のトヨタの工場（埋立の工業団地の中）が見えました。
十基以上ある風力発電機が１台を除いて全部停止していました。
今日は風が強くて洗濯物もみんな落とされるくらいなのにね。

想像できる理由は２つ。
トヨタが売電の手続をしていなくて、発電してもどうにもならない。もうひとつは工場が止まっていて使う場所が無い。
東京以北のことを考えると、とてももったいないことです。
埋立地の工業団地ですから、とりあえず騒音などは気にしなくていいはずですしね。
一日も早く蓄電池の装備を進めるべきでしょう。

がんばれ”カンポッポ”。どっちも理系の出身だろ！

質問者からのお礼コメント

みなさま回答ありがとうございました。

みなさまにベストアンサーを贈りたいところです。

大変勉強になりました。


ありがとうございました！

Answer 2

私も↓の回答者様同様、今回の震災で日本における(いや、日本のみならず)電気自動車の普及は大きく後退したと思います。私は関東の計画停電について方法は改善されるでしょうが、確実に恒常化すると思います。今後、原発を受け入れる地域どころか、議論さえタブー視されるのでは？カテマス様のように博学では、ありませんが取り敢えずは現在の内燃機関を徹底的にクリーンで低燃費化してしのぐしか思い浮かびません。その後、カテマス様の言われるようになるのが理想的だと考えます。クリーンディーゼルも良いと思いますが、日本では人気が無いので。