スズキ ハスラー のみんなの質問

解決済み
回答数:
4
4
閲覧数:
816
0

ハスラーの4WDに関して。

フルタイムとカタログに記載ありますが、知恵袋でスタンバイ方式と知りました。基本的には2WDと変わらないと。
FFに2年間乗り、4WDに買い替えたのですが、下りのコーナーをアクセル全開でコーナーリングすると、FFでは、後輪が空転してしまい、もたついて進まなかったのが、4WDに乗り換えてからは、空転せずグイグイ進んできます。また、スタートも高い回転数でクラッチミートして比較すると、FFに比べトラクションが効いています。
これはフルタイムではないのですか?
いや、タイヤ滑りそうになったから、スタンバイ方式が作動したというなら、フルタイムとの差は何?

FFと4WDを普段乗りでなく、限界乗りで比べた事がある方、意見を聞かせて下さい。

補足

知識の浅い私の内容に、皆さん分かりやすく丁寧に解説して頂き大変ありがとうございました!すごく勉強になりました。私が感じた後輪が空転という内容に、それは違うんじゃないか?というご指摘を頂き、再度状況を考察しました。 下りのキツイ右カーブで、ブレーキをかけFrへ荷重移動します。そのまま右上がりに登るので、アクセルを開けるのですが、ここで急激にアクセル開度を全開にすると、一気に荷重がRrに逃げてしまいFrタイヤが空転してモタついた。だからアクセルワークで戻した方が進んだ。4WDはそれが起こらなくなった。これが気づけたのでスッキリしました!

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

以前乗られていたFFモデルも、現在の4WDモデルもMTですか? その場合ですと、いずれも横滑防止装置やトラクションコントロール等の電子デバイスは装備されていない素の状態同士の比較となりますね。

■ サスペンション性能の違い

ハスラーはFFより4WDの方が乗り味が上質という評判ですね。FFモデルも4WDモデルもサスペンション形式は同じなのですが、4WDモデルの方が約70kg重たくなっています。重たくなると運動性能的には不利になるはずですが、ハスラーの場合は4WDモデルのほうが評価高いです。重さやセッティングの違いのようです。ハスラーは重心が高いため物理的に荷重移動の大きく、サスペンションの追従性や車輪の接地性能の差は顕著に出やすいと思います。
また、スタンバイ式4WDとはいえ、FFモデルに比べて確実にトラクション性能は高いです。質問者様の感じた違いはこちらの影響が特に大きいと思います。

■ ハスラーの4WDシステム

すでにご存じの内容も含まれると思いますが、ハスラーの4WDシステムについて触れておきます。
ハスラーやワゴンR等、スズキは簡素な「スタンバイ式4WD」であるにもかかわらず、カタログには「フルタイム4WD」と記載しています。元々、四駆といえば手動で四駆に切り替える旧式の「パートタイム式4WD」でしたが、その切替えが手動ではなくなったものを「フルタイム4WD」と呼んでいるようです。これを見てスバルのような本式のフルタイム4WDと混同して買ってしまった方も多数おられるようなので、スズキはいつか消費者庁より勧告を受けるかもしれません。
それはさておき、本題の仕組みに移ります。

本式の「フルタイム4WD」(センターデフ式フルタイム4WD)の場合は、エンジンの出力は一度センターデフに直結していて、そこから前後輪にトルク分配されます。一方、ハスラーの「スタンバイ式4WD」の場合は、エンジンの出力は前輪に直結しており、通常の直進走行ではほぼ前輪駆動で走行します。勿論、前後輪はプロペラシャフトで繋がれていますが、その間に「ビスカスカップリング」という油粘式装置が挟み込まれれています。この装置の内部にネバネバとした液体と複数の金属プレートが密封されています。前輪が空転などして前後輪の間に回転差が発生すると、このネバネバした液体を通じて後輪がじんわりと動きはじめます。さらに回転差が広がると、この液体が膨張して装置内の金属プレートに圧力が加わり直結率が増し(バンプ状態)、走破性が高まるというわけです。滑らないための四駆のはずが、滑ってからでないと四駆にならないので「なんちゃって4WD」とも呼ばれていますが、これでも雪道では頼りになります。なので「2WDと変わらない」ということなどありません。明確にトラクション性能に優れます。但し、ビスカスカップリングは4WDに切り替わる反応がやや遅れます。構造上、前後輪に回転差が発生すれば、勝手に後輪の駆動配分が高まりますので、コーナーでも後輪に駆動力が発生します。少し遅れて4WDになる性質のため、コーナーの出口に向けて加速が必要になる場面で後輪が補助してくれます。このあたりは理に適った動きをします。
FFモデルの下りの全開で前輪(後輪と書いていますが前輪の間違いですよね?)が空転しなくなったのは、上記のような4WDであることのトラクション性能の向上が主因ですね。

CVTモデルですと、ESPやグリップコントロール等の電子デバイスが加われるので、これらの電子デバイスがトラクション性能に大きな差を生み出すのですが、質問者の場合は、純粋に4WDモデルであることが、トラクション性能の差になっていると考えられます。これに加えてハスラー固有の4WDモデルの路面追従性や接地性能の差も加わるという感じでしょうか。

長くなり失礼いたしました。
少しでもお役に立てましたら幸いです。

その他の回答 (3件)

  • ハスラーは、フルタイムとは言ってますがスタンバイ式です。
    前輪が滑ってから後輪に駆動力が伝達されます。
    「なんちゃって四駆」とも呼ばれます。
    本当のフルタイム四駆と言うのは、フロント・センター・ リアにデファレンシャルギアを持ち、常時駆動されているモノを差します。
    ハスラーは、センターデフがビスカスカップルしかなく、普段はFFとして作用し、後輪が滑ってから初めて四駆になり、後輪の滑りが収まればまたFFに戻ると言うシステムですので、本当のフルタイム四駆ではありません。
    YouTubeで、ハスラー四駆の動き方の画像が出てきますよ。

  • 下りコーナーアクセル全開でFFなのにリアが空転…(._.)たぶんあり得ない状況かと。
    フルタイムにも色々ありセンターデフがないスタンバイ型もフルタイムに分類されてるようですよ。
    FFとAWDの違いについて、サーキットやジムカーナなどのスポーツ走行に特化しますが、まずスタートですが、FFだと3000回転で気持ちゆっくり繋ぐ。タイヤがスピンしないギリギリを維持するようスタートとなります。でないとホイールスピンしてあまり早く前には出れません。
    AWDだと5000回転からもっと上の回転数でもホイールスピンはしません。(あまりあげすぎるとタイヤより先にクラッチが滑り始めます )スタートダッシュはAWDが圧倒的ですかね。
    コーナーで言うと、FFはその軽さを生かして突っ込み重視、クリップをなるべくコーナー奥に取るようにして、LSDを効かせ巻き込みながらクリアしていく感じですかね。LSDの作動方式にもやよりますが、タックインを取り入れながのアクセルワーク。
    一方、昔は曲がらないと言われたAWDですが、ここ最近のスポーツAWDは恐ろしいほど曲がります。インプやエボ、それぞれ曲げるためのアプローチはまるで違いますが、どちらもよく曲がります。FFに比べて出口加速重視なので、クリップは手前に取り早めにアクセルオンし始めて、全開できるようにコーナーをトレースしていきます。
    直線はどちらも全開で。これもFFよりハイパワーのAWDが有利です。

    なんだか何を回答してるのかわかんなくなってきました…なにかの参考にでもなればと思います。

  • ハスラーの4WDに関して。

    回答の画像
「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

スズキ ハスラー 新型・現行モデル

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

スズキ ハスラーのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離