スズキ エスクード 「唯一本物のミドルクラスクロカン 念願の現行エスクードを買いました。これまで、スズキ四駆を乗り継いできました(他車もいろいろ乗りましたが)。エスクードは」のユーザーレビュー

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スズキ エスクード

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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唯一本物のミドルクラスクロカン 念願の現行エスクードを買いました。これまで、スズキ四駆を乗り継いできました(他車もいろいろ乗りましたが)。エスクードは

2011.5.13

総評
唯一本物のミドルクラスクロカン
念願の現行エスクードを買いました。これまで、スズキ四駆を乗り継いできました(他車もいろいろ乗りましたが)。エスクードは初代が出てすぐに購入した思い出の初マイカーでもあり原点回帰しました。この厳しいご時世に、よくぞ二十年間生き延びてくれたと思わずにはいられません。ジムニーを粘り強く作り続けて、押しも押されぬ日本一のクロスカントリー車にしてきたスズキならではの一台だと思います。現在、このTA04WとJB23の2台体制(親亀・小亀状態ですね)で凄く充実したカーライフを送っています。
 気がつけば、ミドルクラスの四駆は性能上のライバルであったパジェロイオやロッキーが消滅し、ダットラやハイラックスも廃盤、国産・海外も含めて車高が高いだけの「なんちゃってクロカン=SUV」が大増殖しています。念のためスバルや日産のオンロード性能も確認してみたのですが(オフは最初から問題外)、結局、オンロードでも現行エスクードは一番快適でした。装備の充実度や気合いの入った走行系メカなどを考えると恐るべきバーゲンプライスで、どこで手を抜いてこの値段になっているのかと疑いたくなるほど完成度が高いです。これが売れないのがは本当に不思議で、隠れた名車以外の何物でも無いと思います。
満足している点
1)ミドルクラス唯一の本格的な四輪駆動メカ。センターデフ式で、4Lがきちんと継承されているのはスズキのプライドかも知れません。これがあるのと無いのとでは大違いで、仕事で悪路に日常的に入る人間にとっては常用する機能です。フルタイム化は成功していて、オンロードでも、ハイドロプレーンが出るような大雨の時に安心してアクセルを踏んでいける見事な四駆です。オンデマンド式ではこうはいきません。
2)エンジン縦置きと優れた重量配分。トレッドが広いことも相まって、走安性がSUVとしては非常に良いです。車体の大きさの割に小回りが効くのも嬉しい発見でした。総じて取り回しは良好です。タイヤは、オンロード重視ならば18インチでも良いのですが、コーナリングが良い反面、荒れた路面でのキックバックが強く、オフでは厳しいと感じました。私はオフも走るので走行性重視で17インチのジオランダーATに替えたところ、乗り心地も非常に良くなりました。
3)室内空間のゆとり。これは、エクストレイルやフォレスターと見た目は似たようなサイズなのですが、実は、乗ってみると後席の快適性が全然違います。エクストレイルは荷室優占で後席はミニマム、エスクードはその正反対で、後席前後方向にゆとりがある分、荷室の床面積は狭くなります。フォレスターは両車の中間です。シートは座面が大きく、快適です。ヘッドレストと三点シートベルトが後席中央にもちゃんと付いているのも評価しています。
4)装備の良さ。ノーマルでも必要な装備はみんなついているので、実質的な購入価格は200万円クラスSUVの中ではダントツで安いです。シートヒーターやデアイサーの標準装備は、雪国の生活の厳しさが判っていないと出来ないことです。私の買ったヘリーハンセンは合皮シートにサンルーフ、ESP、ナビなどもはや、これ以上はなにもいらないといった「全部載せ」状態でした。
5)パワートレーン。2.4lエンジンが予想以上に良いエンジンでした。トルク感充分で、悪路に踏み込む気にさせてくれます。静粛性はこれまでのスズキのエンジンの中でベスト。吹けも良いです。
6)デザイン。スズキらしさに溢れたスッキリと力強いデザインで、似せたり媚びたりしていないところが私は大好きです。登場から6年経ちますが、古びない良いデザインだと思います。
不満な点
この車の弱点は、ほぼ、燃費一点だけではないかと思います。冷静に考えれば、本物のフルタイム四駆で車重が1.6tある2.4l車ならば、実用燃費が9kmから11kmというのは、納得できる範囲だと言えます。が、燃費ファッショの世の中で、エクストレイルディーゼルのように売りになる看板を持っていないことが販売面でマイナスになっているのでしょう。基本設計は現在でも十分通用するレベルなので、フルチェンジするよりも、ジムニーのように10年くらい作って、次のマイナーチェンジでフォルクスワーゲンのDSGと小排気量ツインチャージャーエンジンやディーゼルを載せてみてはどうでしょうか。ティグアンも真っ青の車になると思います。それが無理なら、2.4lに5ATと6MTを設定して、燃費をあと2km程度伸ばしてくれれば、個人的には完璧です。あとは、小さい欠点ですが、シートがフルフラットにならない点。これは、前席のバックレストの長さやシートスライド長をいじれば出来そうな気がします。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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