スズキ アルトラパン 「中古車としての魅力（※購入後10万km乗って追記）」のユーザーレビュー

中古車としての魅力（※購入後10万km乗って追記）

2017.5.31

総評

最初はもっと燃費が良くて静か、軽くて広いR06A＋NAエンジンのMRワゴンあたりの中古車を考えていて、それまでのつなぎとしての安価なラパンの購入、のはずだったが、便利な使い勝手、燃費やオーディオの良さ、シンプルなメカニズムからくる整備性、安価で豊富な中古パーツでの今後の維持を含めて、とても気に入ってしまった。もしかしたら今後ずっと長く付き合える愛車と出会えたのかもしれない。

満足している点

十分広いし、便利。
※追記　自動車整備士となった現在、色々なクルマに乗るようになりましたが、かつてのTV番組「新車情報」で三本和彦先生がおっしゃっていた、“前面ガラスに手の届かない広さ”をつくづく感じる。高級セダンにありがちな前面ガラスと屋根の圧迫感がないのが良い。

また軽自動車としてほとんど期待していなかったオーディオの音質が、純正6スピーカーでかなり良かった。低音から高音まで、ボリュームの大小にかかわらずバランス良く（特定の音域だけ出たり引っ込んだり、というのが少ない）鳴る。後で当時のカタログを見ると、オーディオの音質にこだわった、とあった。
※追記　色々なクルマに乗るが大概、「ラジオのような音」に聞こえてしまう。ただし一部プリウスやアルファードなど、あっ！と思わせる車種があるのも事実。

不満な点

坂道、高速では非力かと思うこともあるが、燃費のこともあるし、ゆっくり安全に走れればいいかな。

デザイン

4

※追記　屋根が低い・・・屋根の中央まで洗車しやすい、ということ。
そして重心が低く安定する、横風の影響が少ない、空気抵抗が少ない、といったメリットがある。しかし運転席を最も高くしても、頭上に十分な余裕がある。そこは初期型ハスラーよりも余裕がある感じ。

走行性能

2

旧型の熟成されたNAのK6Aエンジンだが、ちょっとピーキーだと思った。中回転トルクが薄く、4速ATに合っていない感じ。登り坂や高速の加速ではシフト操作やODスイッチで積極的に回転を上げていかなければならない。
街乗りのエコ運転では何ら問題なし。
ホイールベースの割に小回りが効いて街乗りでは助かる。

乗り心地

4

わだちのある道路や段差を斜めに横切る時は、フロントスタビライザーのせいでかなり揺れるが、他は満足。
シートも悪くない。

静粛性はあまり期待していなかったが、荒れたアスファルトでのロードノイズを除いてはまあまあ満足。※追記　デッドニング等色々と頑張った結果、だいぶ静かになりました。

積載性

4

リアシートたためばそこそこ。ルーフが低いので上にキャリアやボックスが付けやすいのがいいところ。
カタログでは売りにしていなかったが、フルフラットになるのもポイント高い。車中泊可。
※追記　折り畳みベッドを買って帰ることができました。ベビーカーは後ろに立てて積めますが、近年のハイトワゴンと違い、後方視界を妨げます。

燃費

4

みんなのレビューを見てあまり期待はしていなかったが、街乗り平均17km/l、最高でカタログ燃費を超える21.3km/l（500km走行、うち高速1割）を記録してくれて大満足（2名と1匹乗車）。タイヤ空気圧は高めにしています。他は何もしていません。東京から京都、無給油で走れちゃいました！

価格

4

中古車はだいぶ安く売られていますね。

故障経験

前オーナーがディーラーで定期点検を受けていたため、状態は良く今のところトラブルは無し。