ランエボxとWRXstiはどちらが加速性能いいでしょうかでしょうか？どちらも純正の場合です

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ランエボのエンジンは伝統的に「低回転重視」です。

エボ9までの4G63は、もともとは「ランタボ」に搭載されていたSOHCのサターンエンジンから発展したもので、当時は「ターボとショートストロークやDOHCは相性が悪い」と言われていました。
当時は、「DOHCで高回転重視型」のエンジンと「ターボで低回転重視型」のエンジンに二分されていて、三菱は後者だったわけです。

1982年にトヨタから「DOHCターボ」が発売されて、初めて「DOHCとターボの両立」がされましたが、DOHCターボ時代以降も各社が「低速重視・高速重視」の異なる設定でエンジンを製作しています。

こういう中にあって、三菱は「低速重視＝トルク重視」のエンジン設計をしており、それはエボXの4B11でも「ほぼ全く変わっていない」と言っていいと思います。

これに対して、インプレッサ系の水平対向エンジンは「高回転重視」です。
高速域での回転の伸びはいいですが、低速域ではエボに負けます。

「加速性能のエボvs高速性能のインプ系」と言っていいでしょう。