何故、富士重工業は、軽自動車から撤退しましたか？スバル360、サンバーなどを製造してましたよね？

Answer 1

ゼンゼン売れず、儲からなかったからです。

※スバル360は、当時の軽自動車で30％を超えるシェアを持っていたことがあり、また2代目レックスの4WDは、関東より北の軽自動車で40％に達するシェアを叩き出したこともありました。
この時の『成功体験』が大きく、粘り強く軽自動車を作っていましたが・・・軽自動車撤退前のシェアはヒトケタ％程度まで落ち込んだ時もあり、損益分岐点を超えられない状態（＝1台売るたび赤字が出る状態）だった様です。

※サンバーは固定客も多く（農協や郵便など）、堅調な商売をしていましたが・・・長く作っていた割りには、市場不具合が多かった様です。市場不具合はメーカー負担で修正しなければならないので、儲けを圧迫します。
最終的な収支は判りませんが、台数が出たほどは儲からなかったんでしょうね。

※近年のスバルのコストダウンの動きは強力で、クラスが違うクルマにさえ『共通プラットフォーム』を使い出しています。
軽自動車は適当に作れるワケでは無く、『クルマ１台分』の開発リソースを食います。開発の予算や人員、工場の生産ライン等を軽自動車に割くことが出来なくなったと思われます。

・・・そして、最後に。
スバルは今後『和製アウディ』になりたいらしく、軽自動車は将来の企業イメージに相応しくない、という判断があったとも言われています。

Answer 2

軽自動車は、薄利多売でないと利益の出ない商品
スバル程度の生産量では、儲からない
開発するにも費用も人員も必要になるでしょ
開発する車種を絞り込んで利益優先にした。
マツダだって軽自動車から撤退している。
中途半端なホンダは、四輪部門赤字の会社なんだよ
売れるから儲かるとは限らないんだよ
その上軽自動車規格は日本独特で海外輸出には不向き
大量生産出来ない車種なんだ

Answer 3

ダイハツが同じトヨタ傘下にあるから。
同じグループ内で二社軽自動車を作る会社があっても食い合うだけです。
軽担当はダイハツなんですよ。
これが傘下に収まるメリットでもありますし。

Answer 4

軽自動車といえど開発費用は莫大です。
それに対して販売面では多くない。
ならば提携先の車種を仕入れて売り、得意分野に注力した方が良いからです。

Answer 5

自分で作るより他所から買った方が安いから・・・