スバルオリジナルのサンバーにはフルタイム４wdとパートタイム４wdがあると思うのですが、どう違うのでしょうか。両者をご存知の方はどちらが好きですか？

Answer 1

5ナンバーはMTもフルタイム
4ナンバーはＭＴはパートタイムです。

パートタイムは雪道以外で4WDにするとセンターデフがないので傷むと思います。

フルタイムは常時4WDなので燃費が悪くなります。

4ナンバーだと後席が粗末かリクライニングしません。

個人的には4ナンバーMTのパートタイムです。

Answer 2

パートタイム式は、２駆と４駆を運転者の意思によりレバーやボタンで切り換えるものです。
この場合、４駆時は直結といってセンターデフを持たないため、コーナリング時に前後輪の回転差を吸収できずブレーキが掛かったようになってしまいます。タイトコーナーブレーキング現象といいます。特に高速走行では駆動系に大ダメージとなるので注意が必要です。滑りやすい泥や雪道限定です。
また、２駆⇔４駆の切り換えをその都度人が行うので咄嗟の切り換えが出来ません。
それらの弱点を除けば悪路の走破性はとても高いと言えます。

フルタイム式は基本的に４駆状態のみで、上記直結４駆の弱点であるブレーキング現象を解消するためにセンターデフという部品が付いています。
これだと前後輪の回転差をデフが調整してくれるのでコーナーでも大丈夫です。
但し弊害もあります。デフの機構上、１輪でも空回りを始めると他の３輪に動力が伝わらなくなるのです。
それを解消するため、デフの作動を制限するLSDというものがあります。

しかし、サンバーのフルタイム式は正確には「ビスカス式フルタイム４WD」とスバルは言っていますが、実質はスタンバイ式４駆と呼ばれるタイプです。
通常はRRで走行し、後輪がスリップすると前輪と後輪を繋ぐシャフト上にあるビスカスカップリングという部品内の多数のプレートに回転差が生じ、内部のシリコンオイルが撹拌され粘度が増すことで前輪と後輪が繋がり４駆になるものです。
シンプルな構造の割りに発進時などのスリップには十分有効ですし、普段は２駆状態のようなものなので燃費の悪化も少なく、現在は電子制御技術なども発展し主流になっています。
弱点は、あくまで駆動輪が滑ってから従動輪に動力が伝達されるため、その時間はわずかとは言え直結状態の４駆に比べると悪路走破性では劣るということです。

私は任意に２駆と４駆を切り換えられるパートタイムが好みです。
コーナーが苦手とはいえ、緩やかなカーブくらいは問題なく進めます。
直結４駆の安心感もあります。

Answer 3

個人的にはパートタイム四駆が好きですね
わずらわしいことが無いのがフルタイム四駆ですが
アイスバーンとかだと路面状況がわかりづらく余計な神経使います

Answer 4

パートタイム式にセンターデフをつけて前後輪の差動を許したのがフルタイム式。
パートタイム式だと完全に前後輪が直結して同じ回転数で回るから、駆動力は最高だがタイトコーナーブレーキング現象によりステアリングを切っても曲がれなくなる。ゆえにスタックした時や雪道でしか使えない。
それ以外で使えば直進しかできなくなる。

泥濘地や雪道での利用を考えると、フルタイム式の方がいい。
パートタイム式で最小回転半径が小さい機種と、フルタイム式で最小回転半径がやや大きい機種を軽トラ同士で比べた人がいるのだが、結局フルタイム式の方が楽に転回できるとのこと。
そりゃそうだよな、2WDでないとステア切れないのに、4WDじゃないと進めないんだから。

ただし、フルタイム式はセンターデフにLSD（差動制限装置）をつけないと簡単にスタックしてしまう。
まあ、ほぼ標準でついているけどね。
現在はほぼ電子制御で代用するかな。サンバーは違うけど。