スバル R2 「存在を楽しむ車。」のユーザーレビュー

存在を楽しむ車。

2017.1.5

総評

限られた車両価格の中でどんな車を開発するか…。スバルはこの車の基本性能やボディには、本当に力を入れてると思います。しかしその分インテリアにコストがかけられなかった…そういう風に私は感じられます。

しかし街中にあふれることのないこの軽自動車は独特の存在感があります。どの性能を取っても、ナンバー1ではありませんが、存在自体が特別なオンリーワン…という、何だかSMAPのあの歌にある歌詞のような車です(笑)。



車は単なる移動手段ではない。物や人を運ぶだけの道具ではない。
かといって、シャカリキになって速く走らせるだけが車の楽しみ方ではない。
普通に走らせるだけなのに気持ちが高まる。生活にちょっとしたスパイスを味わえる車です。

満足している点

やはりこの手の車は存在自体が長所だと思います。
街中であふれかえってる、
「ただ広くて便利なだけの軽」ではなく、
「他を威圧するような顔」でもない。

ちょっとした「品」を感じさせる車だと思います。

また、軽自動車とは思えない構造を持ちながら低価格を実現した車。こんな車、もう二度と出てこないでしょう。

不満な点

内装がチープに感じます。特にドア内張りとサイドブレーキ付近。そしてレフィにはリアシートのヘッドレストがなく、アシストグリップもオプション。
もう少し車内の質感を上げてほしかったかな。

軽の中でもコンパクトな車なので、小回りが利きそうと思いますが、最小回転半径は他の軽とあまり変わりません。
もう一つ。整備性が少し悪いかな。タイミングベルトがチェーンだったら良かったのにな。

デザイン

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走行性能

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レフィはSOHCなので、パワーは全く期待できません。が、街乗りの最低限度のパワーはあります。
スポーツには全く向いていません。

乗り心地

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走行時の静粛性はやはり軽ということもあり、そんなには期待できません。しかし、アイドリング時の静粛性にはビックリ。さすがの直4です。そして最大の特徴は、軽にして4輪独立サスということ。同世代の並みの軽よりは良いと思います。特に後部座席はそれを感じやすいかもです。

積載性

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お世辞にも広いとは言えません。
広い車がいい人はステラにしましょう。
スタイリングと広さはどうしても反比例します。広さを犠牲にして得られたこのスタイルが、最大のウリ。

燃費

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なかなか良いのではないでしょうか。

価格

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故障経験

パワーウインドウスイッチのAUTOが弱点で、当方もトラブル発生しました。