スバル R2 「スバルR2 Rタイプのクルマレビュー」のユーザーレビュー

スバルR2 Rタイプのクルマレビュー

2016.8.27

総評

2016年7月25日に盛岡市内で納車されたR2 Rタイプです。当初はサンバートライXVの代替として考えていましたが、同じサンバートライのRJエクストラSのオイル漏れが激しいだけではなく、エンジン内にオイルが混じって白煙を吐くようになって車検もあと2ヶ月まで迫っていたために乗り替えへ踏み切りました。



ようやく１ヶ月が経ちましたが、正直言ってR2に乗れることはないだろうと思っていただけに、ローンが通った時は嬉しかったです。ようやく運転感覚や操作性に慣れてきたし、サンバートライXVと同様に長距離ドライブに使用することもあるし、程度もかなり良いので大切に乗りたいものです。



もう二度と自社生産はしないので、自社製スバル軽の購入を考えていてスタイリングを重視したいならばR2はオススメです。

満足している点

①アンドレアス･ザパティナス氏によるスタイリングは今でも古臭さを感じない。

②シートの座り心地は適度に硬めで長距離走行でもあまり疲れを感じない。

③カップホルダーは運転席･助手席と独立していて使いやすいし、意外と物入れのスペースが多い。

④ドアポケットにも物入れスペースがあって、ペットボトルなどのカップホルダー機構と兼ねているのが良い。

⑤パワステはもちろん、パワーウインドー、純正オーディオにはCDが付いていて、電動格納ドアミラーやシートリフター、外観でも純正アルミホイールが装着されていて、軽自動車ながら全く劣等感を感じない。

⑥メーター類は見やすく、夜間でもソフトなオレンジ照明で馴染みやすい。

不満な点

①高速道路や一般道の勾配のキツい箇所だともう少し余力がほしい。

②バイパスなど流れが速い箇所でゼロ発進する際、一気に加速したい時に一呼吸置いてから吹け上がるような感じがする。i-CVTのロックアップ機構の挙動ではないだろうか。

③後部座席の居住性はお世辞にも広いとは言えず、４人乗車でのドライブは厳しそう。

④積載スペースは洗車用具などを積んだらゼロに近いぐらい狭くなるし他にほとんど積めない。

デザイン

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走行性能

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エンジンはサンバートライ含む自社製サンバーと同じくEN07型だが、自然吸気式DOHCで可変バルブタイミング式16バルブでメカニズム面では１クラス上を行っています。ただ、高速道路や一般道でも勾配のキツい箇所だと5000回転以上回さないと走らないことがしばしばあります。あと気になったのがバイパスのような流れが速い箇所でのゼロ発進で、一気に加速したい時に一呼吸置いてから吹け上がるような感じがして、おそらくi-CVTのロックアップ機構による挙動ではないかと思われます。




一方、市街地や郊外ならば3000回転前後でも流れに乗っていけるし、極端に踏み込まなくても問題なく走れます。ECOモードを駆使すれば60から70km/h前後で安定して走れそうです。



操作性についてはi-CVTのシフトレバーがインパネ内にあるのと、オーディオやエアコンなども操作しやすい位置にあるし、ウインカーやワイパーレバーも近すぎず遠すぎずで問題はありません。ただ、純正オーディオの操作は馴れるまでに時間が掛かりました。

乗り心地

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乗り心地は初代ヴィッツと比べてもマイルドで後部座席に座っていても突き上げ感が全く無く、コンパクトカークラスと比べても良い方ではないでしょうか。ハンドリングは素直な方でコーナリングも曲がる止まるの繰り返すような箇所でも意外に踏ん張り感があって、腰砕け気味になることはまずありません。



エンジン音はEN07型ならではの親しみやすい音質で、6000回転以上だと音量は高めになりますが、気になる程度ではないし振動に関しては全く感じないです。ただ、現在装着されている中国製のタイヤとの相性が悪いのか、ロードノイズは意外と高め。ただ、ブリヂストン製やダンロップ製の同サイズを選択すれば解決はできそうです。

積載性

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スタイリング重視であるせいか、最低限のスペースしかなく、洗車用具などを積んだらほぼ積載スペースはありません。

燃費

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今のところ、最高は2016年7月25日に盛岡市内から地元宮城の多賀城･塩釜界隈まで自走して翌26日に給油した時の18.10km/L。通勤ではだいたい14から15km/Lぐらいですが、いずれもエアコン使用時であって、エアコンをOFF状態でECOモードを駆使して飛ばさなければ結構良い数字が出そうです。

価格

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故障経験

今のところトラブルはありません。