スバル インプレッサハッチバックSTI 「縦Gのお化け」のユーザーレビュー

にsリバー にsリバーさん

スバル インプレッサハッチバックSTI

グレード:WRX STI_AWD(MT_2.0) 2007年式

乗車形式:過去所有

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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縦Gのお化け

2016.1.5

総評
小学校くらいだったと思いますが、夜中にふとテレビをつけたら狭そうなヨーロッパの道を横向いてかっ飛んでいく青いその車は私の脳裏に鮮明に刻みつけられました。


いつかはあの車に乗りたい!と想い続けてついに免許を手にし、ジムカーナ場・サーキットに行けば必ずくらいに見かけ、Z33では追いつけないタイム差。後ろから付いていこうにもコーナーでこっちがアクセル踏めないところからグイッと加速していくその車。


そうしてついに手に入れたマシンは子供の頃憧れた姿からさらに進化していて、自分の未熟なドラテクでもとんでもないスピード域に突入できるスーパーマシンでした。


速いけれど面白くない車としてスカイラインGT-Rやライバルのランエボと共によく名前に挙がりますが、そんなことはありません。これで面白くなかったら何が面白いのさとしか思えない刺激的な車です
満足している点
インプレッサやランエボはそうですが2リッターエンジンとしては世界でも屈指の性能でありながら、4枚ドアで日常性能も十分に備えてることでしょう。


またSIドライブでI/S/S#、さらにDCCDオートモードで3種類、マニュアルモードで50:50~35:65と色々特性を変化させることが出来るのは面白かった。デフロックにすると交差点を曲がる時にエンストしそうになるくらいの抵抗が、フリーにすると雨のサーキットでFRのように後輪が回ろうとして純正状態でも奥が深い車です。


あとハンドルがびっくりするくらい軽いです。私は前輪が駆動している車のキックバックやトルクステアと言ったインフォメーションがとにかく苦手で、代車でレガシィに乗った時はディーラーから家に移動するのですら苦痛になったくらいですが、この車は4WDでありながらまるで後輪駆動車のようなステアリングフィールです。軽いだけではなくちゃんと地面のインフォメーションは伝えてきますが引っ掛かりや駆動していることによる嫌なそれは伝えてこないというのは自分的にはかなり満足感が高かったです。
不満な点
パワステに常に気を使う、低速トルクが細い、維持費が高いといったことはありますが一番大きいのはスペックCの存在でしょう。


アルミボンネット化、パワステポンプ強化、燃料ポンプ強化、ウォータースプレー搭載と素のSTI乗りからすればなんでそれ純正でもつけてくれないのさー(´・ω・`)となる装備は羨ましくまた憎らしい(笑)


それとスバル車特有の腰痛製造機としか思えないシート……。正直このせいで長距離乗る気にはならなかったですね。またGRBはそれまでのインプレッサ伝統の前後ストラットからストラット/ダブルウィッシュボーンになり、アプライドAではセッティングが甘いのか一般道では轍に取られて細かくちょろつく前輪とドシっとしている後輪。スピードを出すとやたら頑張る前輪とめちゃくちゃ頼りない後輪とちぐはぐな面もありました。
デザイン

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走行性能

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純正状態でブーストが1.5までかかるハイブーストエンジンなのでタービンが回っていない時はそれほどでもありません、発進加速でコンパクトカーやハイブリッドカーに置いて行かれることは多々あります。

が、そこはそれ。タービンが回り始めた後のドッカーンという加速は暴力的です。アクセルをラフに開けると前輪駆動なら前輪が、後輪駆動なら後輪が横に逃げたりしますが4WDだととにかく前のベクトルに向けて加速します。

ブレーキも1.5トンの車重を受け止めてくれるには十分です。少なくとも街の中を普通に乗る分にはオーバースペックです。純正パッドでもミニサーキットくらいならわりとなんとかなります(フルードは交換する必要はありますが)
乗り心地

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当然の如く足は固めです。ただ同じような時期にデビューしたランエボX、FD2シビックタイプRと比べればまだ柔らかい方。


過去のインプレッサWRX STIと比べると静粛性はかなり向上しているみたいですね。GC8、GDBと比べると車内は静かです。もっともハッチバックボディのためどうしても後席やラゲッジスペース辺りにマフラーの音がこもる感じはあります。
積載性

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ハッチバックボディの上後席を倒せばかなりの積載量があります。固定さえできれば純正サイズのタイヤホイール(18インチ245幅)を8本くらいは積めるんじゃないでしょうか。
燃費

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街乗りで6~7km/L
高速道路で7~9km/L 

ターボエンジン、1.5tの車重、4WDの抵抗、245サイズの太いタイヤでは燃費に関しては諦めるしかありません(笑)

燃費そのものよりも燃料タンク容量が少ないため、300km程度の走行で給油しないといけないのがネックでした。前に乗っていた車が同じく燃費はそれほどよくなくてもフル燃料で400~500kmは走れるZ33だっただけに。
価格

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故障経験
私自信は故障したわけではありませんが、この車でよく聞くトラブルが

・ラジエターのカシメからのクーラント漏れ
・パワステトラブル

特に後者のパワステトラブルはこのGRB、セダンボディのGVB。そして現行のWRX STI(VAB)でも同様のようです。対策としては据え切りをしない、パワステフルードのこまめな交換、

レガシィ用のパワステクーラーを装着をすることで予防になります。ですが運が悪いとそれでもあっさりとパワステがダメになるみたいです。

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