スバル インプレッサハッチバックSTI 「所有開始 1年・20000km経過後の印象」のユーザーレビュー

ヒロ@BLE+KK4+KK3 ヒロ@BLE+KK4+KK3さん

スバル インプレッサハッチバックSTI

グレード:- 2007年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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所有開始 1年・20000km経過後の印象

2015.12.19

総評
【総合点数 4.0 点】※5点満点評価
「一人の時間が好きだけど、友達皆と過ごす時間もすきな人には、オススメ出来る車である」
ファーストカーとして重要な要素を満たしながらも、ハイパフォーマンスカーレベルの走行性能を叶えている。
個人的に買って良かった車である。走行性能でのべた不満ついては、小改良を加えて改善に成功した。十分に「速い」車なので、今後は「良い車」に仕立てるのが楽しみである。

自分の用途に合う車は何か?どんな要素が必要か??これを明確にした上でWRX STIを選べば、きっと充実したカーライフを過ごせるだろう!
満足している点
【商品性 3.5/5.0 点】
「大人のスポーツハッチバック」
・走りと快適性はトレードオフではなく、両立している。スポーツ走行・長距離移動、単独・定員乗車に関わらず我慢を強いられる事が殆ど無い今後のハイパフォーマンスカーの有り方である。
・ドライビングポジションが取り易い。特にステアリングはテレスコ調整も付くので、この車に初めて乗った時は、ようやく純正ステアリングで満足できる車に出会えたと思った。
・内外装は、取って付けた感が少なく、上品なまとまりがある。それは、所有する満足感に繋がる。サーキットのピット~高級ホテルの玄関口に止めても似合う。
・シャシーは、ノーマル状態から少し弄るだけで、改善にも改悪にもなる。キャパ自体は大きいと思われる。やんちゃな挙動は身を潜め、楽しむ車というよりも、ハイパフォーマンスカーとしての新たなスタートラインに立った模様。

【実用性 4.5/5.0 点】
「日常と非日常の融合の絶妙さ」
・車両感覚が掴みやすい。旧道を走っていても、対向車とのすれ違いで怖いと思った事が殆ど無い。
・ベース車と遜色のない取り回し。ハイパフォーマンスカーは小回りが利かないのが殆どだが、この車は最小回転半径5.5m。曲がれるか??と思って転舵すると、意外と余裕で曲がれる。

【経済性 3.5/5.0 点】
「ノーマル状態ならば、サラリーマンでも維持できる」
・パワーユニットは、先代の焼き直しであり、信頼性が高い。
・ハードな走りをしなければ、それほど高くない維持費。ランニングコストで高くつくのは、タイヤとガソリン代・ブレーキパッドぐらい。ただ消耗品に関しては買い方を工夫すれば、ある程度は何とかなる。車両保険は、このスペックの車両にしては、異常に安い。
不満な点
【商品性 -1.0 点】
インプレッサWRX=走り(競技的)というイメージが抜けない事。他人からは「高い車」ではなく「速い車」と見られてしまう。ハイパフォーマンスカーとして認識されるのは時間の問題か?
・値段に見合わない、内装の仕立ての安っぽさ。レガシィクラスの質感までは求めないが、インパネ・ドアトリムの質感が、軽自動車レベルなのは如何なものかと思う。ただ、モダンなデザインと、操作系の位置の良さは好きである。

【実用性 -0.5 点】
張り出したリヤフェンダーは、慣れるまではバック時の感覚を掴みづらい。
フロントオーバーハングが長いので、急なスロープでアゴをする事がある。

【経済性 -1.5 点】
年間走行距離が多い人、ハードユースの人にとっては、維持費は辛いと思う。これは、高性能の代償として仕方がない事である。
高速燃費は、100km/hで12Km/L前後、120km/hで10Km/L前後、140km/hで8Km/L台あと+2km/L良くなればいう事なし。燃費計を見ていると、自然と安全運転になる。※120km以上はクローズドコースにて計測。
デザイン

-

走行性能

-

【動力性能 4.0 点】
「使用目的に対して、必要十分である」
パワーバンドは3700~7200回転。低速トルクは相変わらず乏しいが、街乗りレベルならば2000回転以下&0ブースト以下で走行出来るので、大きな不満にはならない。7200回転を超えるとパワー感が落ちるが、6MTの適切なギヤ比によりパワーバンドのキープは容易である。

【操安性能 3.5 点】
「メカニカルグリップに優れ速度問わず安心感がある。しかし、コーナリング中の外乱に弱い」
回頭性はフロントヘビーな4駆とは思えないほど良い。タイヤの摩耗状態を見ると、接地状態の良さに気付く。直進安定性は、実スピードに対して体感スピードが約4/3に感じるぐらい良い。ドライバーのみならず、同乗者もスピード感がなく安心だと述べた。
しかし、コーナリング途中で外乱が入った時に、挙動に影響を受けやすい感がある。アクセルON-OFF(半踏み程度)で旋回軌跡が大きく変わる。また、横Gが掛かっている状態で、橋桁の段差を踏むとリヤがバタつきグリップが一瞬抜ける事もある。

【制動性能 4.0点】
「主ブレーキは、誰でも扱いやすい特性だが、高性能キャリパーの存在感が無い。ABSは、あらゆる状況に対して、高い危険回避性能を提供してくれる」
・制動時のノーズダイブ&テールリフト感が極少で、フラット感が保たれている。特に高速制動における、リヤ浮きによる挙動の乱れは最小限である。ABSの制御も賢く、サーキットや雪道においても、信用してガンガン踏んでいける。
・純正パッドは、踏み増しに対する追従性が今一つ。初期制動は不満が無い。高μパッドを入れれば改善されると睨んでいる。
・耐フェード性については、自分の使用状況では大きな不満は無し。大きいサーキットを走る時は、何かしらの対策は必須だろう。
乗り心地

-

【3.0/5.0 点】
「この手の車にしては我慢する点が少ない。速度域によって、乗り心地の印象が変わる」
80km/h以上であれば、車両姿勢がフラットに保たれて快適であり、シャシーのキャパの大きさを感じる。走行性能で述べた安心感の高さに繋がっている。
一方で、低速域では固さが残る。ダンパーのフリクションが原因と思われるゴツゴツ感があり。しかし、この手の車種にありがちな「ガツン」というほどのショックは無いため、許容範囲である。一番許せないのが、連続凹凸路面でのブルブル振動。当然接地感も薄くなる。もう少し、バネ下だけを綺麗に動かせないものか?

静粛性は、このクラスのこの手の車にしては、良い方だと思う。パワーユニット系の音はある程度入ってくるものの、決して耳障りなものでなく長距離移動で耳が痛くなることは無い。扁平タイヤによるロードノイズの方が気になるが、許容範囲だと思う。
積載性

-

【3.5点】
「車格に見合った積載性である」
元が、゛新快適スタイル"な5ドアハッチバックなので、4人乗車+手荷物の状態でも狭くはない。
例えば、1週間の旅行に使うとすると、荷物の置き場を考慮して、3名での移動が限度だと思われる。4名乗車で、1週間の旅行を快適にこなすならば、レガシィやレヴォーグを選ぶべし。
あえて不満を言うならば、トランク下のフロアが浅いため、サブトランクが存在しないことぐらい。
燃費

-

【2.5点】
「世の中の水準からすると悪い。しかし、300PS・AWD・約1.5tの車格を考えると許容範囲」
平均燃費が10Km/Lに届く事は、個人的に評価する。しかし時代は先へ進んでおり、同スペックの欧州車に比べると劣等である。特に高速燃費は悪い。

STIのEJ207は、現代のエンジンの「燃費の為の軽量化」とは逆に、ハードユースを考慮して「信頼性の為の肉厚化」が図られてきた。このようなエンジンである以上、燃費性能には目をつむるべきである。
価格

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故障経験
【3.0点】
・ローター歪みによるジャダー(乗り方次第)
・クラッチ板歪みによるジャダー(乗り方次第)
・パワステ配管からのオイル漏れ(おそらく、ラインでの組み付け不良)
・エンジンマウント千切れ(乗り方次第)

エンジンマウント以外は前オーナーの仕業と思われ、購入先に保障修理にて対応して貰った。

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