スバル インプレッサ(ハッチバック) 「タコメーターをつけてしまったことが最大の欠点」のユーザーレビュー

なべふく なべふくさん

スバル インプレッサ(ハッチバック)

グレード:ST-H_AWD(CVT_2.0) 2023年式

乗車形式:レンタカー

評価

2

走行性能
3
乗り心地
3
燃費
2
デザイン
3
積載性
2
価格
1

タコメーターをつけてしまったことが最大の欠点

2024.11.1

総評
マイルドハイブリッドのe-BOXERが最大の欠点。多分スバルもこういうものを出したかったのではないと思う。
先代まではトータルバランスに優れた車だったのに、ハイブリッドによる重量増と価格の大幅アップがこの車の良さを消してしまった。
買うならば価格も抑えられて素直に走る純ガソリングレードのSTがおすすめ。少なくとも車が好き、運転が好きという方には私ならe-BOXERグレード(ST-G、ST-H)は勧めません。

いい車なんです。しかし要らないものをつけたせいで評価が落ちるという蛇足をやってしまった車。
価格が安かったらまだ救いはあるのですが、Cセグハッチって日常の足で使う実用車と思うんです。これに400万近く出すなら、Bセグの高級車を買った方がいいんじゃないの?と思います。
満足している点
先代までのインプレッサのオーナーだったので、比べて良くなっている点を挙げてみます。

・アイサイトは遠くの車までよく認識している。安心感がある。
・窓やルーフから外の音が入ってこない、気密度が高く静か。
・ステアリングヒーター、シートヒーターが装備できることはとても良い。
・シフトノブは高さがあり使いやすく馴染む。
・シートの作りが良く腰の位置がブレない。電動シートにはランバーサポートまである。
・ドラポジがとても取りやすく運転しやすい。先代モデルよりも調整しやすい。
・室内は狭くはないが、サンルーフをつけて開放感を得た方が良さそう。
・可変容量コンプレッサーのエアコンなのでエンジン停止時にぬるい風にならない。
・ステアリングの応答が良い。これがダブルピニオンなのかと感心。
不満な点
1番の不満はタコメーターの存在。
まずマイルドハイブリッドe-BOXERの残念に感じた点を挙げてみます。

・走行中のエンジン始動時の振動が非常にストレス。
・走行中のエンジン始動で背中からドンと小突かれる感が否めない。トルク特性が変わるので気持ちよく走れない。
・アクセルオフでエンジンがかかったり、回転数が上がる場面もあり制御に違和感しかない。
・タコメーターが本当に要らない。これさえなければ気づかないエンジン始動の振動もあるのに、これのせいで始動に気づいてしまう。タコメーターがあるせいでマイルドハイブリッドの悪さを強調してしまっている。

以下は純ガソリングレード含めた共通の不満点。
・エアコンのタッチパネル操作がしにくい。特にオフする時のタッチ位置が運転席から遠い。
・後席にエアコン吹き出し口が欲しいと家族から意見。
・前方視界は良いので、後方視界のためにデジタルインナーミラーが欲しい。
・ナビ画面がドア開けないと切れないから違和感。
・AVHボタンを毎回タッチパネルで押すのが面倒。
・内装が地味で所有満足度をくすぐらない。先代より安っぽく見える。
・車両感覚が先代よりも掴みにくく大きく感じ、1800幅を扱っている感覚。
デザイン

3

他社にない独特なデザイン、カッコいいと思います。特にリヤビュー、サイドビューはとてもよくできていると思う。フロントだけ、クロストレックと比べると迫力がないのでもう少し差別化しても良いのではと感じた。内装はパッと見、華が無さすぎてもう少し遊び心があってもいいと思う。
走行性能

3

安全に走れるという点では満点です。地を這うように思った通りに走れる。
ただ中間加速の鈍さが気になり、ベタ踏みで伸びがあるかと言われると厳しい。2Lあるのに先代の1.6Lのような加速感。
乗り心地

3

乗り心地は及第点、先代モデルと大差はなく普通に良いレベル。
惜しいのは純正タイヤ。ロードノイズがタイヤハウスを通じて車内に入ることと、タイヤのダンピング特性とサスペンションの相性が悪いのか振動収束が遅い。ボヨボヨとしたスッキリしない乗り味。ダンロップの純正タイヤだったが、タイヤを変えれば良くなるかもしれない。
積載性

2

ラゲッジの容量が少ないことが残念。これもe-BOXERのバッテリーがあるせいで収納スペースが減っている。
燃費

2

マイルドハイブリッドなので割り切りが必要だけれど、価格アップに見合った燃費性能は出せていないと思う。AWD実燃費でリッター12km程度でした。
価格

1

ST-Hグレードをオンライン見積すると、メーカーOPをナビのみにして、ディーラーOP一切付けなくても乗り出し370万でした。仮にベースキット、前後ドラレコ、ETC、点検パックをつけるとほぼ400万です。いくらなんでも高すぎで、性能に見合った価格とはとても思えません。レヴォーグのSmart Editionが買える額です。

ちなみに先代モデルのGT型2L(AWD)ではディーラーOPを50万円分つけても乗り出し330万でした。
コンパクトハッチ車に求められてる価格帯は300万に消費税をプラスしたこの程度が限度かと思います。
仮に乗り出しが400万近くになるならもっと良い車があるし、例えば他社ならノートオーラとかレクサスLBXエレガントも視野に入るのでそれを買ったほうが良いのではと思います。

一方、人気がないのかリセールバリューが低いので新車にこだわらなければ購入価格をぐっと抑えられそう。走行1万キロ未満の中古の個体を狙うならアリかと。
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