WRCの画像を見て気づいたのですが、インプレッサの４ドアが出場していました。

Question

2ドアのラインナップがある車種で、4ドアでレースにわざわざ出場するのが、素人の私には違和感があるのですが、4ドアで、レースをするには扱いづらくはないのでしょうか？

ボディ剛性が弱くなるので扱い辛いように思うのですが、4ドアのメリットがあるのでしょうか？

詳しい方、教えて下さい。

Answer 1

出たい車で好きに出場できるわけでは無いからです。

WRCを含む形式的なレースではレギュレーションというルールが定められています。

そのルールの中には「出場できる車は総生産台数が25000台以上」というような制限があるんです。
つまり売れた車じゃないと出られないんです。

そのため各メーカーはWRCなどのレースに向いていて、かつ売れる車を作らなければなりません。

2ドアやクーペはそんなに売れませんから、どんなメーカーもほとんど2〜4ドアハッチバックやセダンを発売し、それをベースにします。
トヨタだと現在は売れ筋モデルであるヤリス(旧モデル名ヴィッツ)をベースにしてWRCに出ていましたね。
直近はGRヤリスですけど。

ただこれには同じモデル内の車種(たとえば同じ車でも2ドアグレードと4ドアグレードがあるなど)であれば使用できるというルールの抜け道があり、一時期スバルは2ドアモデルのインプレッサがあったためそれをWRC仕様に改造して出場していたことがあります。
その代わりそのグレードも一定の販売台数が無ければいけませんが。

あとはメーカーのやる気次第ですね。
WRCに出るためだけに採算度外視で数千台作るのか、それとも利益重視で今ある車の中から選ぶのかです。

Answer 2

GCインプレッサの初期の市販ラインナップでは、2ドア車は大人しい自然吸気モデルだけでした。WRCの競技車が市販車ベースのグループAだった時代には、4ドアでターボのWRXで参戦するしかなかったんです。

WRカー規定が導入されて改造範囲が広がったので、インプレッサも2ドアをWRカーのベース車に変更しました。このときも、本来インプレッサの市販2ドア車はNAだけだからWRカーにエアインテーク付きのボンネットを装着するのは規定上認められないというような話になりかけたのを、どうにか特例で認めてもらったりと、けっこう苦労したようです。

市販のインプレッサWRXに2ドアが追加されたのは、WRカーを2ドアで作るのが決まった後の話みたいですね。

Answer 3

寧ろ2ドアのインプに違和感。

Answer 4

4ドアじゃ無いとダメ！とか言われたからしゃーない。

Answer 5

レースにはレギュレーションがありますので。