スバル フォレスター ハイブリッド 「2019/09 SKE-B型納車で8,000Km走行、率直なレビュー」のユーザーレビュー

cyaoteru cyaoteruさん

スバル フォレスター ハイブリッド

グレード:アドバンス_AWD(CVT_2.0) 2019年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
4
デザイン
5
積載性
5
価格
4

2019/09 SKE-B型納車で8,000Km走行、率直なレビュー

2020.11.11

総評
不満点をいろいろ書いておいてなんですが、この価格でよくぞここまで作り込んだと思います、何気に安全装備・走行機能においてフルフル装備でコスパ最強です。
一年点検時にリプロをして頂きまたがIモードの通常運転アクセルパーシャルでチョイチョイ充電しアシストもまめに行うようになった気がします。Good!
クリープの弱さも何とかリプロで対応できませんかね? SUBARUさんよろしくお願いいたします。
モーター出力・バッテリー容量それぞれ倍ぐらいにして30KmぐらいまではEVで加速できればめちゃいい車になると思うのは私だけ?ですかね・・

最後になりますがSKE購入においてはRAV4/CX-5/CR-V/エクストレイルを比較試乗しましたが、総合的にSKしかありませんでした。
ただSKEの短距離試乗では上記不満点を感じることはできませんでした。(最低でも丸一日乗り込ないといろいろ判りませんね、多機能で奥深いです)
ウイークポイントもままありますが、何にでも使える使い勝手の良さと、機動力が非常に高いよくできた車です。
C型から2.5LがなくなりSPORT1.8T以外はe-BOXERになるということで、今後SKを購入候補として比較検討される方のご参考になれば幸いです。
満足している点
【動力走行性能】
・決して速い車ではありませんがスムーズに回るボクサーエンジン。
・回生を意識させないブレーキフィール。
・S/Iドライブ、パドルシフト、アイサイト、状況により使い分けられ飽きない。
・SK9に比べ重いため、しっとりとした走行フィール、また静粛性も高くジェントル。
・低重心で回頭性がよく峠の下りはそこそこ楽しめる。

【エクステリア】
・この車写真映りがよろしくないが実車は男前でカッコいい、キープコンセプトで興味のない方には旧型と同じに見える。
・前車クルーガーを気持小さくしたサイズ感が私にはジャストサイズ、というか我が家の駐車場ではほぼ限界サイズ。
しかし0次安全は前車クルーガーに分がありすべてが直線基調で死角がほぼなく大きなドアミラー(旧アルファードと同一)でバックがとてもしやすかったが、フォレスターはそれと比較してしまうと左後方視界とバックミラーの視野が狭いため駐車時白線が見ずらい。(バック連動での下向は周囲の状況が把握しにくいためキャンセルしている。他社の全周囲モニターがうらやましい。)
・カニテールは日中ぼてっとして微妙な感じだが、夜は逆にシャープかつ独創的で大変気に入っている。(賛否分かれますが・・)
・ハニカムグリルはカッコいい、しかし洗車時はかなか手ごわい、ベンツ、レクサス、マツダのグリルはもっと手ごわそうですが・・

【インテリア】
・戦闘機のコックピットが大好きな私には大満足な雰囲気、メカ好には複数ディスプレイ、多数のスイッチとも堪らない。さらにオプション含みで5個ON/OFFスイッチを追加していますが何か?
(評論家に言わせると複数のディスプレイのどれを見ればいいのかわからず一貫性がなく扱いにくい、人間工学的にどーのこーのと意見が散見されるが、ごもっともと思いつつ無視)
・ブラウンの本革シートに一目惚れし迷わず選択、ただし駐車場が真南日当たり絶好調のため純正3面サンシェードは欠かさず装着します。(後席は社外品を常時装着)
・ナビの位置も丁度よく視認性良好、最近のトヨタ車はもっといい位置にあるがSUBARUはMFDがあるのでこの位置がベスト。
・樹脂部の質感はまあまあだが、乗り始め400万の車としては気持ちチープな印象はいなめない。社外品で数か所質感アップしました。

【装備】
・今まで足踏みPブレーキだったのが電子PスイッチになりAVHスイッチともに小さくね、と思いましたが充分な大きさ位置でした。ちなみにAVHは自動ONにしています、もうAHVなしの車には乗れません。
・DIATONEナビの音声認識がわりと優秀で目的地名称を言えばセットできる、私はゴルフ場名をよくコールするがほぼ問題なくセットできる。
 いちいち電話番号/郵便番号セットしなくともよくなったし、高速優先、距離優先などもちゃんと認識する。ただ最初の「声で操作」の認識がしずらくそこだけはボタンを1プッシュしている。
・リヤビューモニターは後部の荷物満載でも見えて便利、夜は非常に明るく後続車両の車内まで見えてしまう。
 ただ慣れるまで感覚がつかみにくいのと、前車では社外広角ルームミラーで真横の左後方まで見えていたが、SKはリヤガラス上部にカメラがあるのでその位置は映らない。
・この車は基本私しか運転しないのでドライバーモニタリングシステムは宝の持ち腐れです、しかしよそ見を注意してくれたり、挨拶してくれたりフレンドリーでよろしい。ただしマスクはNGです。
・ヘッドランプのADB+ステアリング連動がとても優秀、猫の目の様に変化する照射範囲や、左右のスイングは暗い峠でめちゃ使えます。ただしあまり動くので壊れないか心配になる。
・全席シートヒーター、は同乗者に好評、ステアリングヒーターは真冬のスタート時にONで快適。
・IRカットガラスはグラスエリアが広い車なので、効いているのかわからないしやっぱ夏は熱い、社外品のメッシュシェードを購入しました。専用品なんでほぼぴったり装着できてお勧めです。
・フロント/サイドカメラはほんとにギリギリのすれ違い時に効果的だが日常利用はしていない、Dレンジかつ停車でアイサイトにて前方5mに車がいないときに自動ONとか制御できれば有効なのに!とか思いますね。
・ステアリングサポートを一般道でONにしておくとAVHでブレーキ掛かるとメーター内車体のテールが赤くなるので面白い。
不満な点
☆この車の不満点はe-BOXER 特有0-20Kmの動き(動力の協調制御、トルク変動)の不自然さにつきます。

【発信時 EVからアクセル開度によるエンジン始動について】
・ゆっくりスタートでアクセルを軽めに踏んでスタートするとあるタイミングエンジン始動で息つきし不快
・普通にアクセル開けてくと10Km-15Kmぐらいのエンジン始動タイミングでよく言われる引っかかり感が伴い不快
・早めにアクセル開けてくと即エンジン始動でそれほど違和感はない、しかし前に車がいなければの話で常にという訳にはいかない。

【クリープが弱すぎる】
・主に車庫入れですが、私の場合毎回非常にシビアな車庫出し入れが伴い、前後左右30Cm以下の寄せが必要となります。
そのうえで以下、不満な点
・前進・後退とも左フルロック、右フルロックまでステアリングを切らなければなりませんが、クリープが弱くフルロックで停止してしまいます。
 よって前車クルーガーではブレーキ操作だけで余裕で車庫入れできていたのが、ブレーキの強弱+アクセル当てる場面がありシビアな寄せを行っている最中にアクセル当てるのはつらい。
 またこの速度域はステアリングが戻らない時がままある、普段は問題ないがたまにサボル。電動パワステの癖?

【EV→エンジン始動】
・やはり車庫入れで寄せている最中にEVからエンジンに切り替わるとトルク変動でビビります、後数センチ詰めたいとかのシビアな時に、おいおいとなります。
 技としては車庫入れアプローチをするタイミングでX-Modeをスノーに入れます、するとEVになりませんのでいきなりトルク変動は起こらなくなります。
 ※最近はだいぶ慣れたましがやはり気分的にいいものではない。

【渋滞アイドリングストップ→エンジン始動】
・納車直後の旅行で渋滞中にバッテリーが空の状態でEVからエンジン始動1300Rpmぐらいで一生懸命充電をはじめる、そしてエンジン停止の繰り返し、これ結構ストレスでバッテリーないんだったらわざわざアイドリングストップしないでほしい。
渋滞でなくとも停止時のエンジン始動は結構な揺れが発生し同乗者も何が起きてる?と不思議がるぐらい不快、極端な表現をすると犬が濡れた体の水を切るようにフロントからリアにかけて揺れていく感じ、他がよくできた高級車?なのにここだけは軽以下です。(軽は排気量が少ないので始動音のわりに揺れはない)ただエンジン停止時のピストン位置にもより振動が大きいとき小さい時があるように思います。

【ETC】
・ディーラーオプションのETCが専用カバーからだいぶ飛び出して装着されており、降車時左足膝によく引っかかる。打ちどころによりETCカードが飛び出ます(笑)。
どうもディーラーオプションを装着する人のセンスによるみたい。なんせ両面テープでベースに張り付けてるだけなんで・・(対策済み)

【ドライブレコーダー】
・ディーラーオプションのドライブレコーダーは高いわりに出来が悪すぎる。
・前方カメラは走行中の前車ナンバー判別難しい、一度飛び石食らったときに走行中の前車ナンバーを確認しようと頑張ったが無理でした。
・音声も拾うことができる仕様だが実際はレコーダー本体にマイクがあり、本体はセンターコンソールに収納する仕様なので事実上音声はほとんど拾わない(理解不能な仕様、カメラ側につければ拾うのにね・・)
・後方カメラは解像度が悪すぎてナンバー・人物の判別は無理、おまけにバックモニターを使いまわしているので左右が反転してしまう。生データは反転してても構わないので、せめてPCビューアーソフトで反転処理して表示してくれないと使い物にならない。

【その他】
・左の肘置きが気もち低く後付けの肘置きを追加したのもありますが、ドリンクホルダーがとても使いにくい。(ヤックの車種専用ドリンクホルダーを付けて解決したが、本当はつけたくなかった・・)
・48Lしかない燃料タンク、この車はシュチュエーション、アクセル操作でかなり燃費に幅が出ます(私の場合9Km台から15Km台)
 燃費を心がければ残りの容量であとどれぐらいかはおおよそ表示通りですが、その後渋滞や峠、一般道のStop&Goが多発すると一気に燃費が落ちますので想定よりかなり少ない航続距離になります。
 燃料タンクはやはり60Lはほしいですね。最近は怖いので2/3を切ったら給油するようにしています。
・マニュアルモードの3速以上のレシオが近いが、1速2速が離れている、峠の下りは3速2速を多用しますが2速ではきついが1速まではというときにいまいち
・最近の車はみなそうなのかもしれませんがボディの凹凸、隙間が多く洗車が大変です。洗車好きなのでいいのですが想像を超えてました。
・ディーラーオプションのDIATONEナビ音声認識マイクがステアリングコラムに配線露出で設置されている。今どき音声認識当たり前な時代なんでナビ付ける付けないにかかわらず、最初からメーター上部に埋め込んでほしい。
 それとメーカーオプションナビではないので仕方ないのですが、後張りのアンテナが目障り。前車クルーガーはリヤウォーターガラスに埋め込みでした。
・ハンズフリーリアゲートを付けたがOPEN時の反応がいまいち、かつ反応時の認識音が小さい、CLOSEは割と認識しやすく認識音もはっきりでよい。
・塗装が柔らかい、選択した色がダークブルーパールということもあり傷つきやすく目立ちやすい。色自体は大変気に入っているのでまめに手入れします。(SUBRUさんは基本塗装が柔らかいそうです、コーティング屋さん曰く)
・ヘッドランプのADBをハイビームしたとき起動にしばらく時間が掛かる、今すぐに先を確認したいとはパッシングの要領で確認している。
・屋根にプレスラインがないため洗車でペコペコへこんで気持ちが悪いのと、雨粒が大きいときびっくりするぐらい大きな音がします。他所は制振・静音対策してるのに残念!
・ホイールデザインはPremiumの方が好み、どうも非対称ホイールはシンメトリーでなくいまいち好きになれない。FR車で前後サイズ違い、タイヤ方向性ありなら別ですが・・
デザイン

5

・内外装とも文句なしです。
※ホイール除く
走行性能

4

・前記した0-20Km以外はとても快適で足の長い水すましのように気持ちよく走ります。
・高速直進安定性、コーナリングの安定性、回生ブレーキを意識しないタッチ・制動力・コントロール性はまさに秀逸、長距離運転してもまったく疲れません。
・e-BOXERはまだ過渡期の技術と認識しある程度妥協が必要、新車から2,000Kmぐらいまでは特に違和感満載でしたが4,000Kmぐらいからは慣れとあきらめで納得している。
・勾配を見ているようで少し登坂気味のところで軽くアクセルあてると瞬時にモーターアシストが入り軽快に上っていき気持ちいい。
・2.5Lモデルと比べると2.5Lは軽快でダイナミックな走行感、e-BOXER 2.0Lは重量増とサスセッティングでしっとり落ち着いた走行感です。もう少し若かったら2.5Lをチョイスしてたかも。
・7速リニアトロニックCVTは普通に流すレベルでは違和感なくよくできている、踏み気味だとモーという異音?となんちゃって7速の変速が微妙な感じ、全開はやっぱCVTという感じですね。
・Sモードはそこそこ走りますがバッテリーに余裕がないと普通の2.0Lです。この車に速さを求めてはいけません、今の私には必要にして充分な動力性能です。
・Iモードで十分だがもう少しモーター多用してクルージング時にちょいちょい充電してほしい、IモードとSモードの中間が欲しい感じ、Sモードだと感覚的に2速低い感じで峠の下りでは使いやすい。
・マニュアルモードは峠の下りで多用しますが、エンブレ効かせようとすると6速ぐらいから一気に2速までもってこないと効かない。
・マニュアル時に何速に入っているかの表示が小さい、マニュアル時のみもう少し表示を大きくしてほしいのは私だけ?
・ACCは自然な制御で評判どおり安心して使える安定感がある。ただし前車との車間が空いているときに前車が急減速ぎみの時に制動タイミングが遅めで信用していいの?と不安になるときがある。
・ACCを使うときって基本ゆったり走行です「ECOモード」は押すと入るではなくデフォルトで入れてほしい、または設定画面で設定可能ならなおよし。
・前車に比べ小回りが利き今までギリのところが余裕でクリアできるようになった。
乗り心地

5

・走行性能でも書きましたがe-BOXER 2.0Lは重量増とサスセッティングかつSGPでしっとり落ち着いた走行感、硬すぎず柔らかすぎず、かつロールも適度でとっても静か!同乗者がすぐ寝ます。
・静粛性は18インチだがロードノイズも少なく、突き上げ感もなくよくいなしている。前車クルーガーでよくリアが跳ねていたポイントでも難なく静かにクリアしていく。
・シートを本革にしたが2,000Kmぐらいまでどうもシートサイズが大きく落ち着かないなと思ってましたが、その後フィットしてきたようで大きさの違和感がなくなって硬さもちょうどいいです。
・シートヒーターがすぐに温まり女性に好評、真冬はステアリングヒーターもすぐあったまります快適。(手汗かくのであったまったらすぐ切りますが。)
積載性

5

・私はキャンプで荷室満載にしますがまったく問題なし、開口幅が広いのでゴルフバックも横積余裕、4個問題ありません。
・視界拡張のデジタルインナーミラーは荷物満載時でも後ろが見え、夜も明るく見えて便利、ただし後席の人の顔が見れなくなるのと、老眼の方にはピントが合いません!
・全席小物入れが少ないのとセンターコンソールトレーの使いかってがいまいち。
燃費

4

・e-BOXERは走り?のマイルドハブリッド(電動アシストのママチャリと同じです)なので燃費への期待はしていなかったが、前車が平均6Km台だったので私的には充分燃費はいい。
(よくTHS等のストロング系と比較する方がいますがそれは酷ですよ・・)
・お買い物などのチョイ乗り8Km/L前後
・渋滞ありの都市部9~11km/L
・郊外信号少な目な場合は13km/l~18km/L(50Km-70Km巡行ぐらいが一番燃費いい)
・高速は12~15km/L(巡行速度によるがACC「ECOモード」100Km以下が燃費いい)
・メーター自動計測燃費と満タン法計測での乖離はそれほどない。
・走るシチュエーションでだいぶ変わります、よってメーター内予測航続距離はあくまで参考値としてみています。
・燃料タンクが48Lではやはり少ない、55-60Lぐらいはほしいですね。ちなみに前車は75Lでした。
価格

4

・比較他車に比べてフルフル装備でこの価格なのでコスパいいと思います。
※ただしナビが高すぎる、ここで価格を釣り上げるのはスバルの戦略ですね。
故障経験
今のところ絶好調、チョイチョイ傷つけられてへこむ程度です。
これだけ電子装備満載だとどこが壊れても修理代は高額になりそうですね。

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