スバル フォレスター 「先代モデルより内装、走りの面で上質に大人になった」のユーザーレビュー

小鳥遊悠矢 小鳥遊悠矢さん

スバル フォレスター

グレード:スポーツ_AWD(CVT_1.8) 2020年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
4
デザイン
5
積載性
5
価格
5

先代モデルより内装、走りの面で上質に大人になった

2021.11.15

総評
視界が良く、最小回転半径も小さ目で駐車場での取り回しも楽。室内は広く、質感が高い。オフロードや雪道での走破性もあり、積載性も高めで、乗員数的にミニバンまでは必要がなく、走りが良ければ燃費はそこまで拘らない方にはおすすめ。
満足している点
先代SJ系からの乗り替えであるがインテリア、走りとも上質さを増し、より大人になった感じ。正直なところ初めてステアリングを握った時はQOLがとても高められた感じになりニヤニヤ顔が止まらなかった。
不満な点
ナビの取り付け位置の不自由さ。後席ドアの閉め難さ。
デザイン

5

SJ系に比べよりスクエアになったフロントマスク。ヘッドライドはベゼル部が黒くなり、さらなる精悍さが増す。D型の大型化したフロントグリルはSUVらしさを増したとは思うけれど、C型までの顔はけれん味がないと言える。

Sportsグレードのブラック塗装+ブラック塗装加飾のフロントグリルはクリスタルブラック・シリカの車体色にピッタリだと思う。

SK系にモデルチェンジしてからもリアバンパー、マフラー周辺のデザインは2本出しに対応出来ていたので、ターボモデルが追加されることは容易に予想できたが、C型までお預けになるとは思わなかった。マフラーはやはり2本出しが格好良い。SJ系よりも車が上質になったので純正マフラーでも良いと思うが、CA18でエキゾーストマニホールドの不等長が復活したのでオプションでSTIのマフラーを選択し、不等長サウンドを楽しんでいる。昔ほど爆音ではなく、こちらも大人になっている(もう少し走行時に爆音が響いても良いように思う)。

オプションのLEDアクセサリーライナーについてはLEDがもう少し明るい感じで発光しても良いように思っている。

ボディサイド下部のサイドクラッディングは無くても良いように思っている。車体色を黒にした場合、シルバーのサイドクラッディングは車体を薄く見せるような効果があり、自分としてはSUVらしさに欠ける感じる。

SJ系にはなかったサイドのキャラクターラインも無いほうが好み。色気をちょっと漂わせたかったのかもしれないが、どうもとってつけた感がある。

内装は先代からかなり品質があがり、特にステアリングの高触感の革はずっと握っていたいと思わせる出来。先代のステアリングは滑りやすく若干大径でパドルシフトの操作もし難かった為、早い段階でDAMD製に替えてしまったが、今回はステアリングヒーターも装備されたので大変満足している。

シートはウルトラスエードと本皮のコンビネーションで高級感があり、滑り難くもある。夏場に蒸れるとの評も聞くがまだそれは感じたことがない。ただ本革の耐久性がどこまであるのかが気になるところ。先代は6年目で革の部分(クッション・サイド部外側)に裂け目が出来て張り替えたことがあった。

ドアの内張りはシートと同素材を使用するなどインテリアとしての統一感をもたせたり、ドアを閉める時に取手の指があたる部分にも滑らかな触感の素材を配置する配慮がなされているところが好感高い。ウィンドウの操作系も加飾がきちんとされており、チープさは皆無。これらドアの内装についてはSJ系ではチープで残念なところだったので、このように質感が高まったのは大変有り難い。

また後席のシートヒーター、エアコン吹出口、給電用ポート等SJ系ではなかった装備が一通り揃っているのも嬉しかったところ。

残念な点はナビの配置位置。マルチファンクションディスプレイやドライバーモニタリングシステムの邪魔をさせないようにという配慮なのだろうけれど、バカ高い純正を選ばない限り、上部に小物入れ的スペースが空いてしまうのが非常に残念。1DINサイズのナビの取り付け位置が下がるのは安全を第一に考えるスバルとしてはいかがなものだろうか?また納まりが良い純正ナビが、デスクトップの高性能パソコンよりも高い値段になるのは納得がいかない(取り付けが特殊なので汎用性がないからなのは分かるけれど)。ここが最大の不満。結局Panasonicのフローティングタイプのナビを取り付けることで妥協している。

後席ドアを閉める時にSJ系の時よりも閉めにくくなったと感じる。特に非力な高齢者や女性が閉める場合、半ドアになる可能性が高くなったように思う。
走行性能

5

カタログ的なスペックよりも実をとるところにも大人になった感がある。DBA-SJGのSI-DRIVE・S#での暴力的な加速感こそ無いけれど、S#の出番がほとんど無かったので、現行の加速感は必要にして十分と言える。通常モードでの出足は先代よりもギア比の見直しもあってか現行の方が良いように思っている。

SGPでプラットフォームが刷新されたことによるのであろうがステアリングの応答性は良くなったと感じる。交差点を左折するだけでもそのことを感じとることが出来る。最小回転半径は0.1m大きくなったが特に先代に比べ取り回しし難いとは感じることがない。駐車時の取り回しのし安さは相変わらずの美点である。総じて視界の良さと相まってとても運転しやすい車である。
乗り心地

5

先代はターボモデルなので乗り心地が硬くても「こんなものか」と思っていたが、その先代に比べ硬さがとれ、バタバタする感じが少なくなり、上質な乗り心地になった。恐らくe-ボクサー搭載型の方が乗り心地ではより勝るのだろうけれどとても満足している。特にちょっとコブになったようなところを走る時の足の追随性の良さは先代よりもランク上の走りになっている。静粛性も増している。
積載性

5

積載性の高さは流石スバル車である。開口部が先代よりも広がっているので積込みしやすくなっている(先代でもそんなに不満が無かったが)。オプションでパワーリアゲートをつけたが、開閉速度が速くなったのが嬉しいポイント。
燃費

4

DBA-SJGで7.43km/Lだったのであるが、いまのところ、9.16km/Lと燃費は改善されしかもターボ車でありながらレギュラー仕様というの満足している点、これでWLTCの市街地モードでカタログ値が出れば言うこと無しであったが...
価格

5

オプション無しの価格はリーズナブルだけれど、欲しいオプションをつけるとそこそこな価格帯になる。
故障経験
今のところはない。

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

スバル フォレスター 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離