試乗してきました。
現在はレガシィ98年式GF-B型?(NA)に乗っていますが、次期車種選定を目的に試乗してきました。取り立ててスバルファンということ
2008.1.19
- 総評
- 試乗してきました。
現在はレガシィ98年式GF-B型?(NA)に乗っていますが、次期車種選定を目的に試乗してきました。取り立ててスバルファンということも無いのですが、自車は結構気に入っており、それとの比較をしてみます。皆様のご参考になれば幸いです(かなりの長文恐縮です)。
■批評の前に
以前のユーザ-レビューにて出力とトルクの関係について述べられている方がおられました。私も専門化ではないのですが、興味深く拝見させて頂き、全くその通りだと思います。後述評価にも関連しますので私の意見も書いてみますが、ご参考になればということで。
私は最大出力はあまり重要視はしていませんで、最大トルクと車重とで加速性能の大まかな予測をします。簡単な計算ですが車重÷最大トルク、すなわちトルク1kg・mあたり何kgの車重をまかなうかというものです(トルクウエイトレシオですかね)。自車の場合、車重1410kgで最大トルク19kg・mですので74.2(kg/kg・m)となり、新フォレスタ(XS)の場合は車重1450kgで最大トルク19.5kgですので74.4(kg/kg・m)となりますので同じ位の加速性能と予想します。ただし、新フォレスタは自車よりもタイヤ径が大きいので接地面での推進力は落ちることになります。これを加速で多用する2速ギアでの計算式で表すと車重kg÷(最大トルクkg・m×2速ギア比×最終減速比÷タイヤ半径m)、すなわち接地面での推進力1kgあたり何kgの車重をまかなうかというものです。この計算では自車は3.6で新フォレスタは4.0となり、新フォレスタ(XS)は自車よりも2速での加速性能が1割位劣ると予測出来ることになります。両車ともギア比の同じ4ATですが、新フォレスタ(XS)にレガシィと同じ5ATが搭載されたとして、2速ギア比で計算すると3.4となり、自車よりも加速性能の向上が期待出来ることになります。コストの問題はありますが、個人的にはパワーの小さな車ほど多段ギア(CVT含めて)が走行性能的に好ましいと思っています。
- 満足している点
- ■デザインについて
他社に似ているという意見がありますが、似せたのではなく、結果的に似てしまったのだと思われます。私はあまり気になりませんで、SUVっぽく重厚でかつスバルらしくて結構好みのデザインです。
■エンジンについて
レギュラー仕様エンジンが個人的に待望のDOHC化による可変バルブ化されました。可変バルブタイミングの利点の一つはフラットなトルク特性が実現出来ることであり、最大トルクで0.5kg・m向上していますし、発生回転数も3200rpmと従来エンジンよりも下がっていますので低回転域でのトルクアップが見込まれそうで、これにより燃費性能も向上するはずです。もっと低価格車でも採用されている今や当たり前技術ですが、やっと時代に追いついた感ありです。出来ることなら20kg・mの大台に乗せて欲しかったのが本音ですが、ハイオク仕様との差別化のためなんてことないですよね?
■試乗してみて
①フロント・リアともにシート座面が軟らかくて座り心地が良く、高級感あり(XSP)。自車は1時間位運転すると腰というか背中が痛くなるが、新フォレスタのシートは良いかも。リアシートの居住性も十分及第点があげられます。
②自車に比べて車外でのエンジンルーム・排気音ともに静か(濁点がとれた感じ)になり、高級っぽくなった。
③シートに伝わる縦振動(プルプル)は感じられなかった。水平対向4気筒エンジンではアイドリングより少し上の回転域は自車も含め試乗したターボもNA2.5Lも振動は出るものとあきらめていたが、改善されたっぽい。もしそうならカタログに書いて欲しい。“低回転域もより滑らかになりました。”とか。
④パワー感としては一般道路を普通に走る分には足りている。が、強く加速しようとするとパワー不足で、これは自車と全く同じ。トルクアップ分は車重増でチャラ以下。なので5ATを強く希望。
⑤ハンドリングは小舵角でのレスポンスは良さそう。自車の気に入ってるポイントの1つで、決してクイックではないのですが、コーナーリング時の踏ん張り感も合わせて気持ち良く走ってくれます。ブレーキング時のノーズダイブは未評価。自車は少なくて良いです。
- 不満な点
- オールシーズンタイヤのためか荒れた路面ではロードノイズ大きめ。個人的には夏タイヤを標準にして欲しい。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験