スバル フォレスター 「舗装が悪くても乗り心地がいい 新型フォレスターに試乗しました。コースは市街地から舗装の悪い山坂道を出て、自動車専用道路の高速まで走りました。試乗に使っ」のユーザーレビュー

舗装が悪くても乗り心地がいい 新型フォレスターに試乗しました。コースは市街地から舗装の悪い山坂道を出て、自動車専用道路の高速まで走りました。試乗に使っ

2008.1.22

総評

舗装が悪くても乗り心地がいい
新型フォレスターに試乗しました。コースは市街地から舗装の悪い山坂道を出て、自動車専用道路の高速まで走りました。試乗に使ったのはターボエンジンを搭載する「XT」です。
外観はこれまでSUVというには中途半端？というスタイルから思い切って本格的なSUVを彷彿とさせるものになりました。私はこのくらいキャラクターがはっきりしていた方がいいと思います。新たなユーザーを獲得できるのではないでしょうか。
SUVといってもトラックベースではないので、乗り心地はとても安楽。市街地走行も乗用車として高いレベルで乗り心地とスポーツ性を両立させています。最低地上高が高めですが、非常に安定しており、路面に吸い付くような軽やかな乗り味でした。アイポイントが高いので見晴らしがいいです。市街地では2,000回転以上回すことはなく、ATは4速ですが低回転で走ることは可能です。
その後ちょっと舗装の悪い山道も走りましたが、登りはさすがにターボはラクラク。最大トルクを発生する2,800回転前後を保ったままグイグイと気持ちよい加速。これを味わうとターボが欲しくなります。でも、市街地で流す分にはターボもNAもそれほど大きな違いがないので、NAでも十分な性能だと思います。実は同じ道をレガシィでも走ったのですが、舗装の悪いところは明らかにフォレスターの方が乗り心地がいい。ロードノイズもない。
ボディサイズは拡大されましたが、運転していて大きいなと感じるようなことはありませんでした。このくらいのサイズなら奥さまでも運転できるのでは？インテリアの質感は先代と同等でしょうか。インプレッサと共通部分が多いようです。レガシィよりは落ちてしまいます。でも、価格設定はけっこう割安感がありますよ。ターボ車はライバルの2.4～2.5LのNA並の価格だと思います。装備差を考えるとNAとの差は20万円弱になります。

満足している点

○見晴らしのいい運転ポジション
地上高が高いので見晴らしがよく運転しやすい
○NAエンジンでも十分な動力性能
NAにも乗りましたが、これで十分です。レギュラーガソリンなのもいいですね。
○でもターボも魅力アリ
登りや高速でのターボの気持ちのよい走りは大いに魅力。価格も良心的なので予算があれば選びたい。
○広々した室内
先代よりも室内空間は広くなっている。
○価格設定はまずまず割安
このセグメントにはライバルも多く、価格も割安なものも多いですが、フォレスターの総合的な質感や動力性能を考えると、十分割安と言ってもいいでしょう。
○意外と燃費がいい
NAエンジンは当然のことながら、ターボでもそんなに燃費が悪くない。試乗車でも12.0くらい走っていた。

不満な点

○好き嫌いが分かれるスタイル
本格SUVとしてはいいかもしれませんが、スタイリッシュなSUVではないかも？どこかスバルらしい野暮ったさがあります。
○4速ATはこの時代ちょっと寂しい
4速ATでも必要にして十分なのは確かですが、ライバルの多くはCVT。スムーズな加速や燃費性を考えると5速とかCVTを採用してもいい。それは今後のお話し？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験