スバル クロストレック 「乗り味だけならレヴォーグ以上かも-スバル・クロストレックに乗った。」のユーザーレビュー

こゆ&すいぱぱ こゆ&すいぱぱさん

スバル クロストレック

グレード:ツーリング(CVT_2.0) 2022年式

乗車形式:レンタカー

評価

4

走行性能
3
乗り心地
5
燃費
2
デザイン
3
積載性
2
価格
5

乗り味だけならレヴォーグ以上かも-スバル・クロストレックに乗った。

2024.8.22

総評
最近になって三井のカーシェアーズにクロストレックがラインアップされたので、借りて150kmほど乗った。
市街地を流していると、Cセグメントとは思えないくらいヒタヒタと滑らかに走るのには、驚いた。目隠しして乗ったら(運転中の目隠しはあり得ないが)、プレミアムDセグと間違えるんじゃないかとすら思った。少なくとも昨年乗ったレヴォーグより洗練されていると思う。
一方、エンジン性能は少々物足りないし、燃費も最新のクルマとしては良くないのが不満。
でも、300万円そこそこでこの乗り心地が手に入るのは凄い。お買い得。
今回の個体はFWDだったが、雪道を走らないのであれば、これで十分。
満足している点
1. びっくりするぐらいヒタヒタと走る。
2. 滑らかで素直なハンドリング。
3. 意外とモーターが良い仕事をする。
4. レヴォーグ同様、改善されたドラポジ。
5. アイサイトの洗練度。
6. もちろん、スバル伝統の開けた視界は健在。
不満な点
1. 動力性能が少々物足りない。
2. レヴォーグ同様、ごちゃごちゃしたインパネデザイン。
3. ラゲッジスペースが小さい。
4. タッチパネルの操作性が良くない。
5. ハイブリッドと考えると、燃費は良くない。
デザイン

3


外観は、先代を踏襲しながらも、より厳つく、大きく見えるデザインになったと思う。実際は先代比で全長+30mm(4480mm)、全幅+20(1800mm)、全高+25mm(1575mm)とほとんど変わらないが、フロントグリルやリアディフューザーの迫力が増したので、クルマが立派に見えるのだろう。


インテリアはほぼレヴォーグと同じ。
なので、特徴的な縦長のセンターディスプレイや、あまりセンスが良いとは言えないカーボン調のトリムはレヴォーグのまま。
ちなみにディスプレイはApple CarPlay対応だが、ナビゲーションの地図を表示させている時、Apple Musicの曲目を確認するために一旦ホーム画面に戻ってCarPlayのアイコンをタップしなければならないのは煩わしいし、走行中に操作するのは危険。

視界の良さは相変わらずスバルの良き伝統。スカットルが低く、三角窓のピラーも細くしているので視界が良い。この日は朝からゲリラ豪雨に見舞われたが、細いワイパーアームを採用していたり、リアワイパーが右側で止まるようにして左後方の視界を確保していたり、様々な工夫が凝らされている。


レヴォーグ同様、運転環境はとても良い。
写真の通り、シートを中央に寄せた(シート~ドア間の隙間がかなり空いている)結果、ペダルレイアウトが自然になった。


後席の居住性もまずまず。ヴェゼルほど広々とはしていないが、スバル伝統のシアターレイアウトを採っているので、後席から前方が良く見えるのが美点。
走行性能

3


エンジンは2L水平対向4気筒NAで145ps/188Nmを発揮、これに13.6ps/65Nmのモーターがアシストする。
スタートはほぼモーターが受け持つので、以前のスバルの悪癖であった発進時の神経質さが解消されたのは、良いところ。また、エンジントルクのなさをモーターが良い塩梅でカバーし、1.5トンの車体をスーッと加速させる。

一方、速度が上がってモーターアシストが切れた時の、トルクの段付き感が気になった。さらに、この場面では2L NAエンジンでは少々パワーが物足りず、アクセルを踏み込んでも加速はおっとりしている。レヴォーグに搭載されている1.8Lターボの方が良かったのかもしれない。
乗り心地

5

このクルマで最も驚いたのは、乗り心地の良さ。
実にヒタヒタとしっとり走る。うちのV60もかくやと言う乗り心地であった。
ここだけ取れば、クロストレックはもはや高級車である。

ハンドリングもダブルピニオン式電動パワーステアリングを採用しているおかげか、非常に滑らかな操舵感を持つ。またFWDにもかかわらず、非常にバランス良く曲がる。
この乗り心地とハンドリングだけでも、買いだと思った。


今回の個体はヨコハマ・ジオランダーG91 225/60R17 99Hのオールシーズンタイヤを履いていた。
積載性

2


先代もそうだったが、今回もあまり荷物は積めない。
マイルドハイブリッドで床下にバッテリーが鎮座するため、床下収納もほとんどない。
燃費

2


今回は一般道7、高速道3の割合で166km程走り、区間燃費は12.7km/Lであった。

純ガソリン車であればまぁまぁと言えるが、マイルドとは言え一応ハイブリッドなので、せめてリッター15km以上は走って欲しかった。
価格

5

今回の個体はレンタカーと言うこともあり、FWD廉価グレードの「ツーリング」であった。

ツーリングFWDの車両単体価格は266.2万円。
これに今回の個体は11.6インチセンターディスプレイ+ナビゲーション(33万円)、オフショアブルーメタリック塗装(3.3万円)のオプションが付いていたが、それでも302.5万円。

この値段でこの乗り味である。お買い得。
故障経験

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