バイクのガソリン給油が引火したぐらいで家がふっとぶ爆発火災になるのですか？何リットルでこんなにやばいんですか？

Question

バイク給油中「ホース抜けストーブに引火」 大阪・摂津で民家全焼２人死亡
産経新聞 2月5日(日)17時46分配信

大阪府摂津市で５日午前、民家が全焼し、焼け跡から女性とみられる２人の遺体が見つかった。この家に住む男性が１階車庫でバイクにガソリンを給油中にホースが抜け、ストーブに引火した可能性があるという。

５日午前１０時５０分ごろ、大阪府摂津市三島の浜清司さん（５４）方から出火。木造３階建て住宅を全焼したほか、隣接する民家３棟に燃え移り、うち２棟が全半焼した。

この火災で、浜さん方の焼け跡から、女性とみられる２人の遺体が発見された。浜さんの妻（５４）と長女（２８）に連絡がとれておらず、大阪府警摂津署が、身元の確認を急ぐとともに、詳しい出火原因を調べている。

摂津署によると、浜さん方は夫婦と子供３人の５人暮らし。浜さんは「１階の車庫でバイクにガソリンを入れていたら、ホースが抜けてストーブに引火した」と話しているという。

現場は阪急京都線正雀駅の東約７００メートルの住宅街。近所の男性は「ドーンという大きな音と地響きがしたので見たら、家から赤い炎が上がっていた」と話していた。

Answer 1

ガソリンの引火、爆発には条件があります。

ガソリンの引火点はマイナス40℃以下
燃焼には空気が必要なのでその割合は1.4
～7.6％、
この条件がなければ引火爆発はしません。

極北の地でマイナス50℃にもなる様な所では
ガソリンは引火しませんし、
車の燃料ポンプの様にタンクのガソリン中に浸か
っているモーターの火花でも空気が無いのでガソリン
には引火する事はありません。
一番危険なのはガソリンを抜いたばかりの空のタンク
が空気との燃焼範囲がぴったりあてはまるので危険で、
スタンドでガソリン給油中に給油口から出るかげろう状
の気体もそれにあてはまります。

この濃度の燃焼範囲の割合の気体が部屋に充満している
と引火により部屋は吹っ飛びます。

Answer 2

ガソリンその物が極めつけの危険物です。何リットルまでなら安全と言うこと無いです。
ガソリンが残ってる間に鎮火するのは非常に困難で、ガソリン自体は燃やし尽くす位しか消火活動は出来ません。ガソリンはマイナス40度でも火が近づけば引火します。なので、水を掛けたくらいでの温度低下では消火できません。

引用された事例の場合、バイクのガソリンタンクではなく、給油のためにバイクの上でポリタンクでも扱っていて、それに引火した物だと思います。

・・・・
ガソリンは引火点は非常に低いですが、自然発火する発火点は248度と非常に高いので、自動車用燃料として好都合です。

Answer 3

大きな爆発をする物は車のガソリンタンクや
プロパンガスボンベ（爆発はしにくくはなっています）などです。
カセットコンロのガス缶や缶スプレーなども爆発します。


ガソリンをこぼしてストーブの火に引火すれば
その火はバイクにも引火します。

そのまま火は車庫内の天井から周辺の物に・・・・・
バイクに引火した時点で消火器では消せ無いでしょう。



南無南無。