2014年4月
■2014年4月
ポルシェジャパンは、911タルガ4と911タルガ4Sの予約受注を2014年2月1日に開始した。
最新の911をベースにしたタルガは、かつてのクラシカルなタルガのオープンルーフコンセプトを、最新のルーフテクノロジーで再現したのが特徴で、Cピラーなしで左右のボディサイドにまで回り込むリヤウインドーや幅広のBピラーを備えている。またに初代タルガを思わせる外観デザインだ。
フロントシート上方のルーフセクションが可動式となっていて、このルーフシステムはボタンひとつで開閉が可能。ボタンを操作すると、全自動のルーフシステムがコンバーチブルトップをリアシートシステム後方に格納し、良好な視界を確保する。
新世代のタルガには搭載エンジンによって2バージョンが用意される。タルガ4に搭載される水平対向3.4リッターエンジンは、250kW(350ps)/390N・mを発生する。スポーツクロノパッケージが標準で、0-100km/h加速は4.8秒で最高速は282km/hに達するという。
タルガ4Sに搭載されるのは水平対向3.8リッターエンジンで、294kW(400ps)/440N・mの動力性能を発生する。こちらはオプションのスポーツクロノパッケージを装着した場合、0-100km/hを4.4秒で駆け抜け、最高速は296km/hに達するという。
新型の911タルガはグレード名が示すように全車とも4WD車で、4WDシステムは専用に開発されたポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)が標準装備となる。さまざまな天候および路面状況で最適なドライビングダイナミクスを発揮する。
トランスミッションは全車とも7速のPDK(ポルシェ・ドッペル・クッブルグ)が組み合わされる。
■2014年10月
ポルシェジャパンは、充実した装備とさらに効率が高められた911カレラGTSと911カレラ4GTSの予約受注を2014年10月11日から開始した。
911カレラGTSは、市販車の911カレラSとサーキット用に最適化された公道仕様のスポーツカーである911GT3の中間に位置し、後輪駆動と4WDの設定がある。
外観デザインも標準のカレラモデルとは大きく異なり、911カレラ4と共通のワイドなリヤホイールアーチとトレッドを備えたボディを採用する。センターロック式の20インチホイールはマットブラックに塗装され、専用トリムとブラック仕上げのバイキセノンヘッドライトがフロントエンドを強調し、カスタマイズされたGTSエアインテークスクリーンとブラックに塗装されたクロームメッキ仕上げエグゾーストテールパイプがGTSのリアエンドを強調する。
スポーツクロノパッケージや車高が10mmが低く設定された各ダンパーの減衰力をアクティブ制御するPASM、ダイナミックなパフォーマンスを発揮する最高出力316kW(430ps)を発生するエンジンなどが、高い走りのパフォーマンスを発揮する。
効率性も改善されていて、加速力と最高速度が高められた一方、欧州基準による総合燃費は911カレラSと同じレベルになっている。
ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を搭載する911カレラGTSの0-100km/h加速はわずか4.0秒とされている。最高速度は300km/hを超えるという。
エクスクルーシブなアルカンターラのインテリアがおごられ、フロントシートにはほかのポルシェGTSモデル同様に、スポーツシートのレザートリムの中央部にアルカンターラが使用されている。ダイナミック・ライトシステムを組み込んだバイキセノンヘッドライトや特有のGTSサウンドを奏でるスポーツエグゾーストシステムなども標準装備として組み込まれている。
■2015年1月
ポルシェジャパンは、デトロイトで開催された北米国際オートショー2015においてワールドプレミアを果たした911タルガ4 GTSの予約受注を2015年1月23日に開始した。
ポルシェ911タルガ4 GTSは、911タルガの50周年を記念して設定されたモデルで、左右のBピラーとそれをつなぐロールバーを残してトップ部分をオープンにするクラシカルな印象のタルガボディに、よりパワフルでダイナミックな走りを実現するGTSのコンセプトを融合させて誕生した。
タルガ4の名前の通り、フルタイム4WDの駆動方式を採用し、タルガならではのロールオーバープロテクションバーを備えることで、安全性の高いドライビングプレジャーを約束する。同時に、タルガの電動格納式のルーフはドライバーに大きな開放感を与える。
搭載エンジンは水平対向6気筒3.8リッターのDOHCで、高回転域まで回すことで最高出力316kW(430ps)、最大トルク440N・mのパワー&トルクを発生する。組み合わされるトランスミッションは7速のPDKだ。0-100km/h加速を4.3秒で駆け抜け(スポーツプラス仕様)、最高速は301km/hに達するという。
標準装備のスポーツクロノパッケージ、PASMシャシー、20インチ ホイール、そしてスポーツエグゾーストシステムがダイナミックパフォーマンスをさらに高めている。
このほか、エクステリアおよびインタリアには、多岐に渡る“GTS”専用装備が用意され、スポーティなスタイリングを強調している。
■2015年3月
ポルシェジャパンは、最高のモータースポーツテクノロジーを導入し、911 GT3を上回る性能を備えた高性能スポーツカーである911 GT3 RSの予約受注を、2015年3月23日に開始した。
911 GT3 RSは、ジュネーブモーターショー2015プレスデイ初日に発表されたばかりのモデルで、レーシングカーとロードゴーイングスポーツカーとの間の壁を打ち破るクルマになる。
最高のモータースポーツテクノロジーが導入されたると同時に、普段の街乗りにも使用できる公道仕様の911として、駆動システム、エアロダイナミクス、および軽量構造に対する大幅な変更を加えることで、911 GT3を上回る性能を備えている。ニュルブルクリンクの北コースにおけるラップタイムは、カレラGTを上回る7分20秒を記録したという。
ニュー911 GT3 RSの性能の基盤はモータースポーツからフィードバックされたノウハウで、最高出力368kW(500ps)、最大トルク460N・mを発生する4.0リッターの6気筒エンジンは、専用に開発されたPDKと組み合わされている。
このエンジンは、911シリーズの直噴自然吸気エンジンとして最大の排気量とパワーが与えられ、0-100km/hの加速タイムは3.3秒、0-200km/hの加速タイムは10.9秒とされている。
従来のマニュアルトランスミッションのクラッチに相当する「パドルニュートラル」クラッチ解除機能や、ピットスピードスイッチによる速度制限機能などによって、モータースポーツ用車両としてもカスタマイズされている。これらの機能によって、ドライバーは車両の挙動をコントロールすることができると同時に、サーキット走行ではいっそう高度なアシストが受けられる。
軽量化も徹底されていて、ルーフに初めてマグネシウムが使用されたのを始め、カーボンファイバー製エンジンフードとフロントリッドなどによって911 GT3より約10kg軽量化された。軽量ルーフによって重心が下がり、横方向のダイナミクスが改善されたのもポイントだ。
■2015年6月
ポルシェジャパンは、最高のモータースポーツテクノロジーを導入し、911 GT3を上回る性能を備えた高性能スポーツカーである911 GT3 RSの予約受注を、2015年3月23日に開始した。
911 GT3 RSは、ジュネーブモーターショー2015プレスデイ初日に発表されたばかりのモデルで、レーシングカーとロードゴーイングスポーツカーとの間の壁を打ち破るクルマになる。
最高のモータースポーツテクノロジーが導入されたると同時に、普段の街乗りにも使用できる公道仕様の911として、駆動システム、エアロダイナミクス、および軽量構造に対する大幅な変更を加えることで、911 GT3を上回る性能を備えている。ニュルブルクリンクの北コースにおけるラップタイムは、カレラGTを上回る7分20秒を記録したという。
ニュー911 GT3 RSの性能の基盤はモータースポーツからフィードバックされたノウハウで、最高出力368kW(500ps)、最大トルク460N・mを発生する4.0リッターの6気筒エンジンは、専用に開発されたPDKと組み合わされている。
このエンジンは、911シリーズの直噴自然吸気エンジンとして最大の排気量とパワーが与えられ、0-100km/hの加速タイムは3.3秒、0-200km/hの加速タイムは10.9秒とされている。
従来のマニュアルトランスミッションのクラッチに相当する「パドルニュートラル」クラッチ解除機能や、ピットスピードスイッチによる速度制限機能などによって、モータースポーツ用車両としてもカスタマイズされている。これらの機能によって、ドライバーは車両の挙動をコントロールすることができると同時に、サーキット走行ではいっそう高度なアシストが受けられる。
軽量化も徹底されていて、ルーフに初めてマグネシウムが使用されたのを始め、カーボンファイバー製エンジンフードとフロントリッドなどによって911 GT3より約10kg軽量化された。軽量ルーフによって重心が下がり、横方向のダイナミクスが改善されたのもポイントだ。
同年6月25日には911カレラ/911カレラ4をベースに、内外装をブラックにし、自動防眩ミラーやレインセンサー、クルーズコントロール、スポーツデザインステアリングホイールなどを装備した特別仕様車「ブラックエディション」の受注を開始した。