ポルシェ 911 カブリオレ 「伝統に触れる歓び」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
5
燃費
1
価格
1

伝統に触れる歓び

2022.2.1

年式
2019年7月〜モデル
総評
ハイスペックなスポーツカーは日本の道には狭すぎるし、使い勝手も悪い。何より走っていて楽しくない。だがポルシェは別。僅かな操作ですらポルシェらしさを感じられ、そのフィールは極上そのものだ。
満足している点
速く走らないと面白くないと思いがちだが、街乗りでも十二分に楽しめる。音もうるさくないのでご近所迷惑になりづらい。
不満な点
価格。グレード(ターボSやターボSカブリオレ)によっては3000万円というプライスも。
デザイン

5

丸みを帯びたボディは誰もがポルシェ911とわかるもの。中でもタルガトップの美しさは数多あるクルマの中でも屈指!
走行性能

5

ノーマル、ターボ、ターボSなどグレードは多彩。低パワーのポルシェでも愉しめるし、むしろそちらの方が扱いやすいのでオススメ。
乗り心地

5

硬質と重厚感に精密感が加わった独特のフィーリング。その質感の高さはポルシェでしか味わえないし、味わうと他に戻れない。
積載性

5

絶無に等しい。後席も用意されているが、事実上2シーターと思うべきで、後席はラゲッジスペースとして使うべき。
燃費

1

どのグレードでもリッター10kmは下回る。だがスポーツカーに燃費を求めるのは野暮というものだ。
価格

1

ほぼ1500万円からスタートするが、オプションが恐ろしく高く、気づけばオプションだけで500万円ということも。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
ポルシェ 911 カブリオレ 新型・現行モデル

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