プジョー 208 「プジョーのサバイバルモデル」のユーザーレビュー

treeman treemanさん

プジョー 208

グレード:- 2020年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
5
積載性
3
価格
3

プジョーのサバイバルモデル

2021.1.24

総評
【納車1ヵ月後のレビュー】
3台ぶりにプジョーへ戻りました。ボディカラーとMTにこだわり、現地からの輸入を待って8ヵ月。待った甲斐がありました!懐が深く感じるサスペンション、サイズを意識させない乗り心地、機敏なハンドリング、節度あるMTフィーリング。心配していた燃費は予想以上に良好で、私のライフスタイルにはピッタリのクルマでした。欲を言えば、シフトノブが素っ気なく感じるので、そこはもう少し存在感があっていいのかな?と感じるのと、エンジン出力は余裕を感じるので、後席のゆとりを考えるともう少しシャシーは長くても大丈夫だったのでは…とも思います。

【総評】
今から25年近く前、初めて外国車の購入を考えて、契約寸前まで話を進めたのがプジョー205でした。契約前日、当時日本でのプジョー輸入代理業務を担っていた西武自販が撤退したので不安を覚え、相談の結果取りやめた経緯があります。いま208を所有しているのは、とても感慨深いものがあります。

プジョーにおける20シリーズは、その時代に広く必要とされる性能や、思い描く時代の空気感を世界に示す役割を担ってきた存在だと思います。
21世紀も5分の1が過ぎたタイミングでリリースされた今回の208では、年々要求が厳しさを増している環境性能への対処と、これまで自動車界をけん引してきた内燃機関の役割を改めて見直し、活用するというプジョーのスタンスがしっかりと打ち出されたモデルになっているのではないでしょうか。
電気、ガソリン、ディーゼル。それぞれの動力源が新たな役割を担いつつ、21世紀のコンパクトカーとして相応しい性能・機能を提示しているように感じます。異業種参入やメーカー間の競争が激しく繰り広げられている自動車という製品にあって、208はプジョーにとって21世紀を生き抜く為の「サバイバルモデル」として世に問うた存在なのだと思いました。
そして、日本でもしっかりとその役割を果たせるだけのポテンシャルを持っていると実感する今日この頃です。
満足している点
直進性、取り回しやすさ、燃費、デザイン、左ハンドル、シート、ブレーキやクラッチなどペダルの感触、MTのシフトフィーリング
不満な点
後席足元の狭さ、オーディオ(低音が効きすぎ)、アイドリングストップが「標準」で起動される事。
あと、運転に関わる電子設定やエアコン、オーディオ設定当が全てモニターから操作して行う必要があるのは、モニターの故障や不調時の対処に不安を残します。
デザイン

5

全体としては塊感があり、骨太なイメージが打ち出された内容だと思います。
私はリヤのデザインが気に入っています。
走行性能

5

i-Cockpitの取り回しの良さと相まって、よく曲がり、小回りが効く上に直進性も高いです。まだ付き合い始めて日が浅いですが、走行する中でイメージと異なる挙動や振る舞いと対峙したケースはありません。
これまでディーゼルエンジン車に乗ってきたので出足の力強さについてだいぶ心配していたのですが、杞憂に終わりそうです。最新の1.2リッター・3気筒ガソリンエンジンの能力を垣間見た気がします。
乗り心地

5

ここは訂正します。
「とにかくフラットの一言」としていましたが、走行距離が2000kmを超えて馴染んできたせいか、足回りがしっかり仕事をしているのがわかるようになってきました。これは私にとって好ましい変化です。サイズを意識させないゆとりが体感できるのは相変わらずです。

208は「猫足が帰ってきた!」と評される事が多いみたいです。以前所有していたプジョー406クーペと、代車でかなりの距離を共にした206としか比べられないのですが、猫足度は406クーペ→208→206.というのが体感上の高さ。406と208は揺れや段差などのショックを柔らかくいなした上で治める事が出来ているものの、その効果を得るために仕事をしているパーツや箇所は違う印象を抱いています。

曲がる時の踏ん張り感は、柔らかいけど芯はしっかり踏ん張っているし、戻る時の力や動きも御しやすいのはさすがだと思います。

i-Cockpitのハンドルに伝わる情報量は、必要十分なもの。路面の状況やタイヤの路面への食いつき具合をちゃんと伝えてくれるので、運転に集中しやすいです。

シートの出来は本当に良いと感じています。安心して運転出来る掛け心地です。
私の車歴の中でもベスト3に入ります。

広さは車格なりの広さですが、運転席は計器類やインフォメーションモニターが大きく、運転者側に向いている関係で、慣れるまでは若干の圧迫感を感じるかもしれません。
また、頻繁に後席へ座る状況がある方の場合は、あともう少し足元が広いといいのに…という場面がそこそこあるのではないかと思いました。
積載性

3

このクラスとしては標準。 以前所有のパンダ3やイプシロンよりはゆとりがあります。
燃費

5

走行距離2000km程で、およそ1リットルあたり19キロ程度。納得いくレベルだと思います。まだ改善しそうな気配も感じます。
アクセル開度がかなり敏感に数字へ反映される印象です。
価格

3

ここはもう少し頑張ってほしかった部分かなと…。でもデザイン、内装、走りと高いレベルでまとまっているだけに、仕方ないかとも…。
故障経験
いまのところないです。

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