プジョー 208 「すべてにおいてバランスが良い車です。」のユーザーレビュー

すべてにおいてバランスが良い車です。

2016.8.12

総評

コンパクトなボディに必要十分以上の居住性、積載性、走行性能を備え、すべてにおいて高次元でバランスがとれた車であり、206の再来と言っても過言ではないと思います。実際、206からの代替えユーザーが多いとセールスから伺いました。
特に後期型は、トランスミッションをアイシン製6速ATやターボを搭載し信頼性と車としての訴求力を高めており、絶対の自信をもっておすすめ出来る車だと思います。

満足している点

①内装の質感が同クラスの車に比べてかなり高い。
②前車1007が坂道でサイドブレーキ引かないと後退したり、クリープが無かったりと5速MT寄りだったのに対し、ヒルスタートアシストやクリープがあったりエンブレの効きが弱いのも含めて、かなりAT寄りな仕上がりになっており運転が楽。
2トロニックからの乗り換えなので巷で言われているETGの変速時に一瞬抜けるようなフィーリングについての不満は、2トロよりかなり良くなっているので皆無。

不満な点

①グレードがSTYLE故、内装がチープ。逆に自分仕様にする楽しみの余地を残していると考えれば満足している点ともいえる。
②ヒルスタートアシストが登坂角度5％以下の緩い坂道では効かずに後退する
③3気筒エンジン特有の振動がアイドリングストップ後の始動時に大きいことくらいかな。

デザイン

-

走行性能

-

コンパクトカークラスでダウンサイジングエンジンの定番となりつつある1200㏄3気筒DOHCで82ps/12.0kgmというスペックでありながら、MTベースの5速ETGというトランスミッションでグイグイ引っ張れることもあって、それを感じさせない必要十分な走行性能を備えていると思います。

乗り心地

-

185/65R15のタイヤサイズの恩恵もあってか硬過ぎないところが◎。
峠を走ってみると猫足と呼ばれている路面に吸い付くような、しなやかな乗り心地は失われていないと感じますが、でもドイツ車っぽいかな。硬めな分、遠出は高速道路のギャップをしなやかにいなしてくれるので快適です。

積載性

-

前車の1007は深さがあるものの・・・奥行きが全く無いので4名フル乗車では積載性にかなりの難がありました。208は5名フル乗車でもトランクルームにかなりの奥行きがあるので十分な積載性が確保でき、家族で食材をまとめ買いする時などに大変重宝しております。

燃費

-

エアコンフル稼働渋滞ありの街乗りで11～13km。遠出で17km程度。
エアコン稼働なしなら街乗り15km、遠出なら20kmを超えてくるのではないかと淡い期待を抱いております。

価格

-

故障経験

納車後、一度もありません。
これから出てくるかもしれませんが・・・
何れにしても、保証を含めて外車は新車が安心だと実感。