購入後一年と少し、約21000km走っての感想です。
●どれにも似てない、けど美しい。
●運転して楽しい。
●長距離一気のGT。
●クラスレス
2015.1.4
- 総評
- 購入後一年と少し、約21000km走っての感想です。
●どれにも似てない、けど美しい。
●運転して楽しい。
●長距離一気のGT。
●クラスレス。
- 満足している点
- ●美しいエクステリア。しかも品のある美しさ。特に夜は映えて、セクシー。
●セグメントで言えばBセグでアクアやフィット、ポロクラスであるのに、細部まできっちりとデザインされているインテリア。他のBセグのように「コストダウン最優先でやっつけましたけど、安い車なんだから文句言うなよ」感が無いこと。
●いいシート。たまに知人のフィットやアクアに乗ると「国産はそこまで手を抜くか?」と思える。特にホンダのシートはあれを売っていいのか?と思える。
●マンホール等の凸凹をストンといなすかと思えば、コーナーはひらひらと軽快、なのに高速になるとどっしり安定の足。単純に乗り心地で比べれば1、5トン以上ある車のほうがいいだろうが、そういう車には峠のひらひら感は望めない。
ドイツ車のようにゴツゴツでもなし、乗り心地に振った国産のようにフワフワでもない、ヨーロッパ車を意識した大径ホイールの国産車のようなドタバタ、ガツンも無い。足回りの開発に時間と手間をかけたことが良くわかる。
●スペック表的には何の期待も持てないエンジンは、このボディによくバランスされている。同シリーズにはテンロクもあるがそうするとノーズが50kg以上重くなるので、今のようなステアリングを切った時の軽快感はなくなるだろう。峠の登りのような時はシフトダウンして回せばいいだけ。その際、直6もどきの案外いい音を出す。
●購入前は全く期待していなかった燃費は夏タイヤ平均20.4km/l、スタッドレスで19.2km/lとその辺のハイブリット並み。いや、信州のような山坂の多い道ではそれら以上。但し、都市部の信号だらけの道では15ほどに落ちるし、オイルは推奨の5Wを使わないと冬場ガタ落ちになる。
●国産Bセグの燃料タンクは30~35位なのにこれは50Lも入る。満タンにするとトリップコンピューターは「航続可能距離1000km」とシレっと表示する。こういうのを本当のGTと呼ぶのでは?実際に信州⇒乳頭温泉850kmを一気しても余裕の残量。で、シートが良いのでどこも痛くならない。
●良く出来たESPと過剰さが無いトルクのおかげで、雪道に強い。
●どこも、何一つ故障していない。
●ワイパーゴムのもちが非常に良く、一年以上無交換でも筋一つできない。
- 不満な点
- ●インテリアカラーがもう少し、206のように、明るくても良かったし、ファブリックシートでも良かった。
●単純に好みの問題でその内変えればいいのだろうが、メーター照明はホワイトではなくアンバーの方がプジョーぽい。
●多くの人にとっての最大の欠点は「ドイツ車では無いこと」だろうが、勿論、プジョー乗りにとってはそれは長所。
●テールライトのスモール部分とヘッドライトのデイタイム兼スモールがLEDのため、雪の中をライトを点灯して走っても雪が凍り付いてしまう。
●PSX24という規格のフォグランプはフォグとしての実用性が無い。LEDに交換したがやはり暗く、信州のように霧や吹雪の多い場所では不満。又、LEDのため発熱が少なく、雪にすぐ隠れてしまう。
●ハンドブレーキターンをするとピーピー警告音が鳴って結構ウルサイ。
●ジャージでコンビニ、はできない。乗り手の服装もそれなりのおしゃれを要求される。ファッション代が一番の維持費。
●小さい車なのに存在感があり、数が少ない上に結構目立つので「大人の事情の関係」には向かない。
●オリジナルの195/55-16は要らない。だってリアはドラムですから。何のための16?ということでスタッドレスは勿論夏タイヤも15にインチダウンしました。乗り心地や燃費が良くなったのは勿論、コーナリングも加速もより軽やかになりました。デメリットは(比較していないけど)90kmで回れたコーナーを87kmでしか回れなくなる、という程度のことでしょう。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験