bukuchanさん
プジョー 208
グレード:プレミアム_RHD(ETG_1.2)
2014年式
乗車形式:マイカー
車検を終え、25000km走りました。通勤で使いませんからこんなものでしょう。再評価してみます。
【走行性能】
ETGはマニュアルモードで使う
2014.7.9
- 総評
- 車検を終え、25000km走りました。通勤で使いませんからこんなものでしょう。再評価してみます。
【走行性能】
ETGはマニュアルモードで使うのが正しいと思います。乗り始めのうち、オートマチックモードを使いましたが、1速→2速のシフトアップのもたつきに耐えられず、それ以降マニュアルモードしか使っていません。
エンジンは1200の3気筒ですから、基本的に回して使う、3速から上は2000回転から上が守備範囲です。それを意識すれば、高速でも山道でも力不足を感じません。
ちなみに各ギア2000回転時の速度はおおよそ
1速:15km/hr
2速:30km/hr
3速:40km/hr
4速:50km/hr
5速:65km/hr(100km/hr 3000回転)
になります。1速→2速がオープンで、2速から上がクロスしています。
正面のメータパネルデジタル表示は見やすく、左側のアナログメータであるタコメーターも見ながら運転しています。
別のところで記しましたが、動力伝達系(ETG)の特性で発進時のクラッチのつながりに気を遣います。上り坂での発進は、サイドブレーキを引き、ほとんどアクセルを踏まない状態からクラッチ板の当たりを確かめる感じでサイドブレーキを戻してわずかにアクセルを踏み込みます。
坂道発進ではサイドブレーキの使用が必須と思います。
クルーズコントロール
東北道なら宇都宮から北、関越道なら渋川以北でしか使う機会はありませんが、これは「楽をする道具」ではなく「燃費を稼ぐ」装置ですね。
制限速度で走り続けることが苦痛でなくなりました。
【乗り心地】
固くなった、昔ほどではない、と言われていますが、今まで乗った車の中では最も疲れないシートです。ただ深いサイドサポートはカミさんには不評でした。
とかく言われる、ステアリング越しに見るメーターパネルは、高めのシートポジションに誘導します。あくまで個人的な感想ですが、高いシートポジションの方が腰に負担を感じないので、正解と思います。
リアシートは国産車と比べものにならないほど良い、と感想をもらいました。
ステアリングフィールに違和感はありませんが、小径のステアリングとクイックなギア比のため、例えば首都高銀座付近を流す時、意識しないと同乗者を吹っ飛ばします。山道を1人で転がす分には気持ちいいです。
ロールは少ない方と思いますが、サスペンションが仕事をしているのは分かります。高速の目地も気になりません。
横風安定性はFF車として水準以上と思います。首都圏ではアクアライン橋梁部がテストコースですが、踏ん張ってる感があり、不安を感じることはありません。
【燃費】
高速走行で18km/L、市街地走行で14km/L前後です。
レンタカーで使ったカローラ(アクシオ)(FF)、ヴィッツ、ティーダ(共にAWD)など北海道、九州の一般道で大体15~20km/L程度でしたから、同程度の燃費です。燃費重視の国産車と比べても水準は確保しています。
【総合評価】
長距離を走る道具です。出来の良いシート、しっかりした足回り、レスポンスの良い動力系でロングドライブが苦にならず、山道の走りの楽しさを再発見しました。
(2017.6.11一部修正)
- 満足している点
- Bセグメントの制約の中で、シートを最大限良くして、次がボディとサスペンション、それからエンジン、と考えて作った車と思います。今までシートに不満を持つことが多かったので、これが最大の満足点です。
従来の動力伝達方式であるETGはエンジンとトランスミッションの性格が理解出来ます。「車ってこうやって運転するんだよね」って楽しみを思い出しました。
ETGは、トルクコンバーター・CVTなど滑るものがありませんから、山道でも極端な燃費の低下がありません。アクセルワークにダイレクトに反応します。
- 不満な点
- グローブボックスが狭いこと、自動防眩ミラーはあまり嬉しくありません。
リアゲートを上げると女性には届かないのではないかな。
空ぶかしをするとクラッチがつながりません。誤発進防止は理解出来るのですが、ロボタイズMT特有の欠点に思えます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験