日産 エクストレイル 「結構いいかも・・・ 現在乗っている車が、もうすぐ２回目の車検を迎えるに当たり、本格的に乗換えを検討しています。このような中で、新型エクストレイルを試乗」のユーザーレビュー

結構いいかも・・・ 現在乗っている車が、もうすぐ２回目の車検を迎えるに当たり、本格的に乗換えを検討しています。このような中で、新型エクストレイルを試乗

2007.9.12

総評

結構いいかも・・・
現在乗っている車が、もうすぐ２回目の車検を迎えるに当たり、本格的に乗換えを検討しています。このような中で、新型エクストレイルを試乗してきました。
１　外観について
　確かに見事なまでのキープコンセプトですね。確かに新鮮味が乏く感じますが、４年前後のサイクルで外観が「がらっ」と変わってしまうより、評判の良かった前モデルを純粋に進化させた結果こうなったものとして眺めれば、むしろ好感も持てました。
２　内装について
　シートは、前モデルと同じく防水加工が施されています。試乗した日は真夏日でしたが、汗で蒸れて不快と感じることはありませんでした。質感もあると思います。
　後部座席はリクライニング機能付きで、身長１７５センチの私がドライビングポジションをとっても、レッグスペースに問題はありませんでした（さすがに足は組めませんが）。また、つま先を前席の下部に入れるスペースも十分確保できていると思います。
　室内は、防水性を売りにしているからといっても、プラスチックだらけではありません。
３　ラゲッジスペースについて
　今回のフルモデルチェンジで、全長が長くなった分のほとんどが荷室に充てられたということもあり、スペースは広大です。
　おまけに後部座席の座面を取り外して、背もたれ部分を前方に倒すと、１７５センチ弱の「真っ平らな」奥行きが生まれます（これなら、車中泊もできそう）。
　床面は二重構造で、下段の右半分には引き出しが付いています。傘などの備品を収納しておくのに便利そうです。
４　ドライビングフィールについて
　着座すると、セダンに比べアイポイントが高く、フロントの両端が盛り上がっているので、左右の見切りは比較的良好です。
　走行中は、エンジン音が思ったよりも室内に入らず、「意外と静かだなあ」と感じました。
　段差のある部分でも、振動はいたって「マイルド」かつ「しなやか」でした（ザックス製ダンパーということもあってでしょうか）。ちょっとしたセダンに乗っているような錯覚さえ感じました。
５　最後に
　オフロードや雪道にもしっかり対応できる車という特性を考えれば、このような車に大排気量高級車の走行性や、エレガント性を求めるのは贅沢だと思います。
　確かに、決して安くはない価格だと思いますが、まさに「道具」として永く愛用できる車だろうな、と感じました。
　今や、わが家における乗り換えの最有力候補です。

満足している点

・ラゲッジスペースが十分に確保できること。特に後部座席を倒した際の奥行きは広大
・ラゲッジの床面が２重構造になっていること（備品の整理収納に便利そう）
・２リッタークラスが選択できるので、税金面で助かりそう
・価格の割には、足回りの性能がしっかりしていること

不満な点

・走り出しの際、ちょっともたつく感じがすること（ＣＶＴ特有のものか）
・車内で会話した際、声が意外と室内に反響すること（車内が意外と静かで、ラゲッジが広いからでしょうか）
・ボディにできたちょっとした線キズなら、時間の経過とともに自然に修復してくれる「スクラッチシールド」が、ボディーカラーで赤、白、黒色しか設定がなく、全色にないこと
・リアの排気口が、ちょっと「安っぽく」感じること

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験