日産 エクストレイル 「長所・短所が相半ばの感じです 先日、GT(AT)とX(CVT)に試乗してきました。初代フォレスターからの乗り換えを考えており、いくつかの車種を比較して」のユーザーレビュー

長所・短所が相半ばの感じです 先日、GT(AT)とX(CVT)に試乗してきました。初代フォレスターからの乗り換えを考えており、いくつかの車種を比較して

2011.2.6

総評

長所・短所が相半ばの感じです
先日、GT(AT)とX(CVT)に試乗してきました。初代フォレスターからの乗り換えを考えており、いくつかの車種を比較しているのですが、本車もその一つです。
　総じて、GT(AT)は価格も考えた場合、燃費や高速巡航性に強い魅力を感じる方向けの特殊な車種という感じを持ちました。エクストレイルという車の性格とエンジンの質が必ずしもマッチしていないように感じたからです。この車を買われる方の多くは、ラゲッジルームを始めとする割り切った道具感とX-sportsをイメージする軽快感を重視されているのではないかと思います。私自身は、少なくともそうでした。しかし、試乗してみると、このイメージに合致する走りをするのはむしろベースグレードに近い2.0lエンジン車で、ディーゼル（特にAT）はフーガやエルグランドに積んだ方が良いのではないかと感じるくらい、高速巡航型のエンジンに感じました。逆に、グランドツーリング派ならば検討価値のある車種だとは思います（だから、車名もGTなんでしょうね）。

満足している点

燃費については、カタログデータほどは出ないにしても、悪くないと思います。恐らく、ガソリン2.5lクラスと比べた場合、軽油の安さも含めれば、３割から５割程度得になると思います。また、エンジン回転数が2000回転を超えると、ようやくこのエンジン特有のパワー感が出始めますが、MTのようなドッカンターボ的な設定にならないようにATのセッティングで飼い慣らしている感じで、段付き感はなく、その分刺激は少ないです。ジェントルな乗り味が好きな大人のドライバー向けかも知れません。私は明快なターボ感のある方が楽しめるクチですが。GTはサスも重厚な感じで、回頭性も鋭い方ではありません。X2.0とは、同じ車とは思えないくらい特性が違います。

不満な点

エクストレイルの本来の持ち味である軽快感が感じられないこと、サスのセッティングが安定性重視であることが良くも悪くもこのグレードの個性だと思います。他のグレードと比較した場合のフロントヘビー感は顕著にあります。また、ラゲッジルームは他のグレードと変わらない防水仕様ですが、座席が高級感を出そうとしたためか非防水仕様になっており、雨具を着たまま乗ることのある私にとってはマイナスでした。エンジンについては、ターボブーストがかからない2000回転までは、それほどの力感はなく、トルコン増幅でトルク感を補っているように感じました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験