日産 ウイングロード 「成功車潰しの歴史の繰り返し この車はある意味日産という会社の象徴ともいえるのではないかと思う。 　というのは、ウイングロードという車、先代ＡＤバン（商」のユーザーレビュー

成功車潰しの歴史の繰り返し この車はある意味日産という会社の象徴ともいえるのではないかと思う。 　というのは、ウイングロードという車、先代ＡＤバン（商

2009.2.13

総評

成功車潰しの歴史の繰り返し
この車はある意味日産という会社の象徴ともいえるのではないかと思う。
　というのは、ウイングロードという車、先代ＡＤバン（商用車）の乗用車版としてそもそもはデビューしている。デビュー当時はその晩との差別化がほとんどなされていない地味なデザインと相まり、不人気車種であった。が当時日産が不人気車種に施していたインテリアデザインにも及ぶビッグマイナーチェンジで周囲をあっと思わすフェイスを合わせて手に入れたのを契機にリーズナブルな価格とそこそこお洒落な内外装＋ワゴンのユーティリティーなどすべての要素が劇的プラスに作用し、爆発的に売れたのであった。本来次期型が生まれるはずもなかった所へこの偶然的セールス急増が作用し、次期型が製造され発売された。しかもなぜマイチェン後売り上げが急増したかを十分検討することもなくである。かくして、ティーダベースのもっさりボディーに取ってつけたように異型ヘッドランプを埋め込みインテリアも大人しいティーダをベースに無理やりバイザーつきのメーターを奢るなど、とってつけた差別化を図り現行ウィングロードが誕生した。結果は・・・・・当然売れるはずがないのだ。なぜ若者を中心に旧型が人気を博したか？それがわかっていれば少なくともティーダベースのもっさりボディー、これはなかったはずである。（当時の日産の車種構成上仕方なかったとも言えるが、）差別化を図る程度では旧型のイメージは受け継がれないのである。旧型は一見何の変哲もないデザインであるが、商用車ベースということで積載性についてはボディーの大きさの割に優れているし、なんといってもボンネットおよび全体がティーダよりも低くワイドに見える。格好良くはないにしても現行ウイングロードのように「恰好悪くはない」のである。日産はＳ１３シルビア、Ｒ３２スカイライン、初代プリメーラなどなど同じような失敗を繰り返し過ぎる。

満足している点

○　ティーダベースなのではっきり言って旧型より積める。
○　運点するには積載性を考慮してかティーダよりはやや硬めの足回りで悪くはない。
○　このデザインが気に入れば買って後悔はないはずだ。結構使える。良い面がないわけではなくそこそこ使えるという点では重宝な車かもしれない

不満な点

○　とにかくデザインが悪すぎる。ベース車選定からして間違っているし、このベース車なら違う
　アプローチでまったく新しいウイングロード像を作り出さなければならなかった。
　　そのあたりが全く安易で過去の失敗の反省が全くなされていない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験