日産サニーは当時人気車だったのですか？

Question

うちには２００３年式（おそらく最終型）のものを父が買って、現在も乗っております。
サニーはもう生産や開発はしてないようですが、父が買った当時やその前は人気車だったのでしょうか。

Wiki見るとずっとあった銘柄だったのに、生産中止になってしまったのはミニバンや軽の流行に押され、
セダンが売れなくなってしまったからなんでしょうか。

その時代のことをよく知らないのでよくわかりません。
教えていただければ幸いです。

Answer 1

販売台数Best10

1985年
1. トヨタ カローラ
2. 日産 サニー
3. トヨタ マークⅡ
4. 日産 ブルーバード
5. トヨタ カリーナ
6. トヨタ コロナ
7. マツダ ファミリア
8. ホンダ シビック
9. トヨタ クラウン
10.トヨタ スターレット

1990年
1. トヨタ カローラ
2. トヨタ マークII
3. トヨタ クラウンＨＤＴ
4. トヨタ カリーナＨＤＴ
5. トヨタ コロナ
6. 日産 サニー
7. ホンダ シビック
8. マツダ ファミリア
9. トヨタ スターレット
10.トヨタ スプリンター

2000年
1. トヨタ カローラ
2. トヨタ ヴィッツ
3. トヨタ エスティマ
4. ホンダ オデッセイ
5. トヨタ ファンカーゴ
6. トヨタ クラウン
7. トヨタ ｂＢ
8. 日産 キューブ
9. ホンダ ステップワゴン
10.マツダ デミオ

以上のように、バブル期までは常にカローラと共に販売台数Best10上位に入っていますが、2000年にはカローラが残っているのに対してサニーはその名前が消えています。

一番の問題はユーザーの高齢化です。
高度経済成長期には「サニーvsカローラ」「ブルーバードvsコロナ(BC戦争)」「セド/グロvsクラウン」とトヨタと日産はガチで販売台数を競っていました。

この時のメインユーザーが団塊の世代で、車がモデルチェンジで世代を重ねるのと一緒にユーザーも歳を取って行ってしまうのです。いずれは運転を引退して死んでいってしまいます。
これは歴史のある会社共通の悩みで、この流れを断ち切るために伝統のある名前を捨てなければいけないことがあります。

ちょうど日産は、経営危機によって5系列あった販売チャネルを2系列へと整理統合し車種の整理も同時に行っています。これでサニーはティーダへ、ブルーバードはシルフィーのサブネームが付き、セドリック/グロリアはフーガへと引き継がれています。
サニーは海外ではマーチの派生車種として残っています。

一方ライバルのカローラもこの流れには逆らえず、すでに販売台数ではプリウスにその座を譲っています。実質オーリスが欧州カローラと呼ばれており、プリウスはこのオーリスの派生車となります。海外でカローラとして販売されているのは、このオーリスです。

ここから、カローラのポジションはプリウスが引き継いだのは当然の流れとも言えるのです。

今回の新型カローラはヴィッツからの派生となっており、ヴィッツセダンであるベルタの後継と言った方が適切です。カローラにもサブネームアクシオが付いており、カローラの名前が消滅するのも時間の問題であると言えます。

トヨタも販売系列の整理統合を計画していますから、"カローラ店"と一緒に名前が消えることもあり得ます。

質問者からのお礼コメント

具体的でわかりやすかったです。ありがとうございました。

Answer 2

ｻﾆｰレタスのサニーは日産サニーからきてます。
それくらい人気がありました。

Answer 3

「日産のサニー」と「トヨタのカローラ」といえば、
日本の「大衆向けの車」の代表といって間違いはないです。

サニーやカローラという車が、日本の多くの人々に、
車に乗る（ドライブ）ということを普及させたといって間違いはないです。

生産をやめたのかというと、日産で多品種の同じような車を作り出して、
結局、似た車が増えて売れなくなってしまい、車種を整理したのです。

ちなみにサニーが売られていた時代には、最大で同じような車が、
７車種はあったと記憶してます。

その後に、SUVブームがあり、セダンが衰退したのです。
SUVとしては、トヨタはハイラックサーフ、日産はテラノという車があり、
スバルのレオーネやレガシィという車が売れていたのです。

そして、SUVブームの後に、現在のようにミニバンが売れているのです。

トヨタのカローラも、似た名前の車が増えてしまい、
車種を整理して今では、カローラという単独の名前も消してしまいました。
今のカローラは、カローラ＊＊＊ですから。

Answer 4

当時は、日産の販売が不振の時代でした。大衆車とのイメージが強すぎたうえにセダンの人気が凋落、同様のポジションにいたトヨタ・カローラとの販売競争では完敗を喫し、国内販売を終了しました。イメージを刷新したティーダを後継車として、世界で販売されています。ただし、中国では日産がサニーという名前の車種を開発・生産していますよ。

Answer 5

トヨタではカローラ，日産ではサニーと言われ，大手２大自動車メーカのヒット主力製品でした。
両者で大衆車を二分していたと言う構図ですね。