日産 サニー のみんなの質問

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自動車メーカーは昔、販売チャンネルが分かれていました。
例:日産プリンス、日産サニーなど。これには意味があるんですか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

元々こういう商売を始めたのはアメリカのゼネラルモータース(GM)です。かつてフォードがT型でアメリカを席巻したとき、苦境に立たされた50社近い数の自動車メーカーが合体してできたのがGMです。

フォードは自動車の種類を安くて運転しやすくて丈夫なT型ひとつに絞り込んで成功しました。乗用車だったりトラックだったりといった、上に載せるボディの種類こそありましたが、エンジンの種類はひとつ、ボディカラーも黒だけという徹底ぶりでした。

GMはそれを逆手にとり、また寄り合い所帯な成り立ちを生かした方策に出ます。フォードよりちょっとだけ作りが上等な大衆車シボレーから、成功して社会のトップに座った者の車であるキャディラックまで自社の車を細かくランク付けし、隣のフォードより、また向かいの家が買ったシボレーよりいい車に乗りたいという風に、人々の見栄や欲望を巧みにあおるようにしたのです。

これが大当たりしてGMはフォードを打ち負かし、世界の自動車産業を牛耳っていきます。だから、どの会社も一時期GM流のチャンネル制販売を取り入れていました。その最たる例がトヨタですね。

トヨタの場合だと、まず最初にトラック系やクラウンのためにトヨタ店が作られ、その後コロナ(現プレミオ)のためにトヨペット店、カローラのためにカローラ店が作られ、続いてより若い客層を狙ったオート店やビスタ店ができた。そして近年富裕層向けのレクサス店ができ、ネッツ店に改名したオート店がビスタ店を統合して今に至っています。

つまり、ネッツ店→カローラ店→トヨペット店→トヨタ店の順番にターゲットとしているお客さんの収入や年齢層が上がって行きます。またトヨタ店は官公庁や大企業などもお客として抱えているので、ランドクルーザーやセンチュリーのような特殊な車も扱います。そしてトヨタ店やトヨペット店の得意客の中でもお金持ちの人向けの「別室」がレクサス店なのです。

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質問者からのお礼コメント

2017.12.6 16:41

ありがとうございました。勉強になりました。

その他の回答 (2件)

  • 同じメーカー同士の競売を避けるなどの販売側の利点、購入側もスポーティ、高級などの店分けなら店で大まかに判断出来た!いまは車種が減ってそれは出来ない!店自体も減ってしまったからね!

  • いまでもトヨタ系は、ネッツ店、カローラ店、トヨタ店、(別格のレクサス店)、て感じにわかれてますね。
    地域によって違うことがありますけど。

    それぞれの系列でターゲット層が違うというのはあります。


    ちなみにプリンスはもともとは日産とは別の自動車会社でした。
    日産に吸収合併される前は当然に別個の販売網をもっていました。

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