自動車の塗装についてなのですが、現在１液型の塗料を使っているのですが、一般的には２液型より塗りやすいといいますが、コツがつかめていないのか私が塗るとどうしてもボコボコ感が出て

Question

しまいます。シンナーの希薄等の下準備は規定どおりしています。塗装を始めた頃の塗り方は薄く塗っていたためミストが重なり合ってガサ付く(艶がなく細かいツブツブ状になる)ことが判ったので、それからは塗りこむイメージ（塗料がタレル手前くらい）でウエット感を出しながら塗ることでガサ付きは出来なくなりましたが、それでもボコボコ感(波々感)は残ります。どんな塗装でもよく見れば多少のボコボコ間は見られますが、どうしてもそれ以上にボコボコ感になってしまいます。以前聞いたことがあるのですが、１液型はカラーベースを塗る段階のときは艶を出さないように塗ってクリヤーで艶を出すとの事を聞いたことがあるのですが、これに関係しているのでしょうか？しかし、そうであれば艶を出ないように塗る方法がここでまたわかりません。技術的な事とは思いますが方法やイメージ的なことなどご指導お願い致します。またさらに、高級車のツルっと平らな塗装面のように仕上げる方法も重ねてお願い致します。

Answer 1

下地のサフの状態には問題ないですか？
希釈は 溶剤の選択・希釈量が規定内通りなら 先ず大丈夫です。シンナー量は少なくないです。
あとは 使用ガンの口径 塗り方の問題だと思われます。 塗装面との距離・スピード… 口径1.3辺りの ガンで エア圧 2.2㌔ パターン幅・全開から1/4回転戻し.吐出量全閉から2回転半.ガン距離25㌢程度 垂れる寸前まで塗らなくても大丈夫です その方が溶剤の抜けが遅すぎたりするので トラブルが出る可能性が あります。使用メーカーにもよりますが赤・黄・ホワイトパールのカラーベース以外なら 2回若しくは3回ウエット（艶あり）塗装で 溶剤を抜きながら色をとめるように塗装します。１液は、溶剤が抜けると艶が引きますのでそれが次の工程へのサインです。
透けを確認し ぼかしたらミストを確認し クリヤーコートは 磨き時にコンパウンドで肌を作るのどは無く、自分の目で確認しながら 肌を作ります。コンパウンドはブツ取り及びぼかし際のカットだけに使用します。肌を壊さず小さくブツが取れる物もありますから、せっかくのクリヤーにコンパウンドのでクリヤーを削り磨き傷を入れるのも…ガンで塗り肌を作れるよう練習した方が絶対に良いです。クリヤーは 塗装環境がわかりませんが 速乾の10:1より、2:1または、3:1を使うとより肉持ち感のある 硬く艶の引けない高級な仕上がりになります。ブース無しの速乾クリヤーでは、あまり高級感を期待できませんのでコンパウンドで磨き込まないといけない場合があるかもしれませんがね。
見づらいかも知れませんが、肌とエア・吐出量との関係を添付しておきます 参考にして下さい。

質問者からのお礼コメント

この度は、ご指導有難うございます。大変参考になりました。また質問させて頂くかと思いますが宜しくお願いします。本当に助かりました。

Answer 2

ゆず肌は主にシンナーが足りないときによく起こります。
塗料メーカーにもよりますが、最後の仕上げはコンパウンドが必要ですので、塗装後、水研ぎ、コンパウンドでピカピカになりますよ。
後、当方はソリッドでしたらクリアは使っていません。

Answer 3

ブツブツっとなるのは
液の出過ぎかエアー不足か
液が濃い可能性があります
薄すぎると垂れたりしますが
そこは一度何かで試し塗りしていただくか
一度で塗ろうと思わずに
２度塗りの２度目で艶を出す感じで
塗装してみてはいかがでしょうか？

季節や湿度､温度によっても
希釈度が変わってきます
プロでも自分が塗り易い粘度がありますから
決してマニュアル通りの混合値じゃないと
いけないと言うものではありません
また折り返しの時の手首を振るコツも
あると思います
多少練習も必要かと思われますが
綺麗に塗装出来るよう
頑張っていただければ
幸いかと思います

m(__)m