日産 セレナ 「ミニバンのリヤサスペンション 「トーションビームだから乗り心地がよくない」はkazupinpapaさんの言われる通り間違いです。 私も以前N社ディーラ」のユーザーレビュー

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日産 セレナ

グレード:-

乗車形式:その他

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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ミニバンのリヤサスペンション 「トーションビームだから乗り心地がよくない」はkazupinpapaさんの言われる通り間違いです。 私も以前N社ディーラ

2010.4.28

総評
ミニバンのリヤサスペンション
「トーションビームだから乗り心地がよくない」はkazupinpapaさんの言われる通り間違いです。
私も以前N社ディーラーで整備士をしており専門の立場から言わせて頂きます。
トーションビーム式サスは独立懸架サス(ストラット、ダブルウィッシュボーン、マルチリンク等)と車軸式サス(リーフリジット、ド・ディオン等)の中間と言われているもので、左右のサスを繋ぐビームがトーションする事(たわみ、ねじれる)によって、左右のサスが有る程度ではありますが独立的に動くサスです。
ミニバンの用途を考慮すると、トーションビームが最適なサスかもしれません。
以下の長所、短所でトーションビームとマルチリンクの比較を致しますので、ご参考まで・・・。
※日産はなぜマルチリンクビームサスを止めたのでしょうか?いいサスだったのに・・・。
満足している点
■トーションビーム
①部品点数が少なく安価。
②サスがコンパクトでスペース効率が高い(荷室にサスの出っ張り等があまりない)
③メンテナンスコストが安い(ブッシュ等が少ない)
④ブッシュ等が少ない為、経年劣化が起きにくい
⑤独立サスと車軸サスの両面に利点を合わせ持つ
■マルチリンク(ダブルウィッシュボーンも同様)
①複数のリンクを持つ事でセッティングの幅が有り、路面の様々な状況に対応でき最も接地性が
 高いサス(F1のサスもウイッシュボーン)
②サスペンション剛性が高い
不満な点
■トーションビーム
①セッティングにもよるが、接地性では独立サスにかなわない
②片側のサスの揺れが車軸連結によりもう片側へ伝わり悪影響を与える
■マルチリンク(ダブルウィッシュボーンも同様)
①複数のリンクを持つ為、セッティングを誤ると、スカッフィング(トレッドが変化し、タイヤが
 横に動く等)の不具合を起こし、サスがバタ付く
 ※セッティングによってはトーションビーム以下も有り得る
②サス構造が複雑な為、スペース効率、重量面でも不利
③ブッシュ点数が多い為、経年劣化が早い(当然メンテコストもかかる)
 ※昔の独立サスはブッシュ劣化も早かったが、最近は耐久性が上がっている。
●総評
①ミニバンの特性(用途)を考えると最も適したサスはトーションビームかもしれません
②走りの好きな方、ミニバンでも基本性能を重視される方は、独立サスをお選びになった
 方が無難かもしれません。
 ※トーションビームの車でも通常使用には全く問題有りません。
 ※Mクラスミニバンはほぼすべての車種を試乗しております。
  ①ボクシー②ステップワゴン③セレナ④ビアンテ
 ※ちなみに私の所有車は④です。試乗して一番自分の感覚に合ったからです。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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