日産 セレナ 専門家レビュー・評価一覧

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日産 セレナ 新型・現行モデル
6 件中 1~6件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 瓜生洋明
    瓜生洋明(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    3
    燃費
    3
    価格
    3

    意外なほどに走りがイイ!

    2024.2.29

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    激戦区であるミドルクラスミニバン市場において、常に安定した販売台数を記録しているセレナ。ライバルと比べて特徴が薄いようにも見えるが、実際に乗ってみるとあらゆる部分が高いレベルにあることがわかる。特に「e-POWER」は、ミニバンとは思えないほど優れた走りを見せてくれるため、走りと多人数乗車を優先させたいユーザーには最良の選択肢と言えるかもしれない。
    満足している点
    「e-POWER」は、乗り心地の良さや静粛性はもちろん、セレナの走りの良さに大きく貢献している。その意外なほどに優れた走りは、家族や友人たちとのロングドライブでハンドルを握る際などに実感することができるだろう。
    不満な点
    最新の安全運転支援システムである「プロパイロット2.0」が、最上級グレードの「ルキシオン」のみしか選択できないのは残念だ。特別感を出したいのはわかるが、「プロパイロット2.0」は日産のテクノロジーが存分に発揮される部分であるだけに、多くのユーザーが体験できるようにしてほしいところ。
    デザイン
    ライバルであるトヨタのノア/ヴォクシーやホンダのステップワゴンと比べると、良くも悪くも中庸なデザインだ。また、全体的なスタイリングにも大きな変更はない。そういった意味では目新しさを感じにくいが、多くのユーザーをターゲットにしていることを考えると、決して悪いことではない。インテリアではセンターコンソールのパネルが印象的だが、それ以外に目立った特徴はない。ただ、その点もセレナのターゲットを考えると、むしろ好印象なシンプルさと言っても良いかもしれない。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    3

    実用性も走りもハイレベル

    2023.12.17

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    日産の国内販売における“ど真ん中”の商品として、完成度が高いですね。実用的だし、e-POWERも最新エンジンを組み合わせた仕様で一段と燃費もよくなりました。そして、地味にハンドリング性能が大幅アップしているのも見逃せないところ。買って間違いなしのMクラスミニバンです。
    満足している点
    e-POWERの爽快な加速と快適性、そして気持ちよく走れるハンドリングはファミリーミニバンというキャラクターに見合わないほどドライバビリティにあふれています。あと、値段は高価ですが、最上級グレード「ルキシオン」には高速道路を手放し運転で走れる「プロパイロット2.0」が標準装備されているのもライバルに対する大きなアドバンテージですよね。ベンチシートとセパレートシートを切り替えられる2列目や、ガラス部分だけを開けることができるテールゲート、そして3列目のシートスライドもライバルにはない便利機能です。
    不満な点
    ノア/ヴォクシーやステップワゴンにはあってセレナにはないもの。それは2列目シートの超ロングスライド機能です。だから3列目の居住性を無視して2列目を最大限に後ろまでスライドしたときの2列目足元の広さは、セレナがもっとも狭いですね。とはいえ十分な広さなのですが。
    デザイン
    真横から見ると先代からキープコンセプト過ぎない?という声もあるかもしれません。しかし、顔つきは日産の最新のデザインテイスト(2023年末時点)だし、リヤはテールランプの光り方なども先進的。ミニバンで人気のオラオラ顔ではないけれど、洗練された印象はいいと思います。

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  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    3
    価格
    3

    走りの質感や経済性、快適性ではe-POWERが圧勝

    2023.9.6

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    6代目となるセレナはCプラットフォームの改良版を投入し、最新のプロパイロット2.0を搭載したルキシオンをラインアップした。車線中央をトレースし、手放し運転を可能としたセレナ(ルキシオン)は安楽なクルーズが楽しめるファミリーカーの代表格。新型では8人乗りのe-POWERも設定されるなど、先代で欲しかった仕様も設定されている。ライバルと比べると新鮮味はいまひとつだが、運転支援システムを含めた装備内容ではライバルと互角以上に渡り合える性能を備えている。
    満足している点
    e-POWERに搭載される発電専用ユニットのスムーズさ、静粛性の高さ。モーター走行ならではの力強さや滑らかさも心地よい。さらにルキシオンに搭載されるプロパイロット2.0のトレース能力の高さ、ハンズフリー化で快適なドライブが楽しめることも魅力のポイント。
    不満な点
    ミニバンとしては運転席の足元がタイト。プロパイロットが全車標準は評価したいが、プロパイロット2.0はルキシオンだけではなく、他のグレードでも選べるようにしてほしい。e-POWERには1500Wまで使えるAC100V電源がオプションで用意されたが、出来れば標準装備にしてほしい。
    デザイン
    縦3連のヘッドライトに横基調のクローム処理でV字を描いたフロントマスクが斬新で、いかにも日産車らしい仕上がりを見せる。しかし、サイドビューは先代のイメージのままで新しさを感じさせない。ボディサイズは先代と同じく、ベースモデルは5ナンバーサイズに収められている。エアロ付きのハイウェイスターが3ナンバーとなるが、それでも全幅は1715mmに抑えられている。狭いスペースでも駐車しやすいボディサイズだ。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    マルチに使える大空間ミニバン

    2023.2.20

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    上下二分割に開閉できるデュアルバックドアや、1台でいろんなシートアレンジを可能にするスマートマルチセンターシートなど、ミニバンをもっと使いやすくする工夫がたくさんあるセレナ。ガソリンモデルの走りもよく、予算控えめで便利なミニバンを求める人に最適です。ただ、もっと上質感や豪華装備を求めるなら、これから出るe-POWERを待つことをオススメします。
    満足している点
    セレナのガソリンモデルは全車8人乗りながら、スマートマルチセンターシートを使えばベンチシートとして3人がけになり、レバー操作で1列目にスライドすれば、キャプテンシートとして2名がゆったり座ることができます。つまり、1台で8人乗りとしても7人乗りとしても使える、おいしいミニバンということです。
    不満な点
    3列目の跳ね上げ格納の操作は、あまり進化していなかったのが残念なところ。操作の手順が多く、非力な人だとちょっと重いので大変です。格納後の出っ張りも大きめです。
    デザイン
    セレナに歴代受け継がれてきたDNA「BIG/EASY/FUN」がさらに磨かれ、ファミリーに嬉しい大空間をイメージさせる要素に、先進的でプレミアムなフロントマスクが合体。フォーマルな場所に乗り付けても似合うようなデザインだと感じます。先代から大きく変わった感じはしないのですが、まだガソリンモデルしか見ていないので、これから登場する豪華仕様のLUXIONなど、デザイン的にどんな変化があるのか楽しみなところです。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    5
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    3

    新世代e-POWERとProPILOT2.0

    2022.12.21

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    「私たちは子供に何が残せるだろう。モノより思い出、始めよう、新セレナで。」(2代目/1999年の日産TVCM)というキャッチコピーのもと歴代セレナは販売台数を順調に伸ばしてきた。事実、日産の販売比率の約15%をセレナが占める。5代目ではe-POWERを投入し、これまでの「家族の楽しめる」というイメージに先進技術というモデルイメージが定着。そこに6代目だ。e-POWER増強、ProPILOT全車標準装備と独走態勢を狙う。
    満足している点
    従来型ではe-POWER仕様の8人乗りがなかったが新型では試乗からの声に応えて新設定。1.4Lに拡大したe-POWER専用エンジン、新世代e-POWERシステム、ProPILOTをはじめとした先進安全技術は全グレード標準装備。その意味で、e-POWERのボトムグレードは所有満足度が高いはずだ。さらに、日産が誇る先進安全技術の最先端であるProPILOT2.0をLUXIONに装備した。ここもメカ好きなユーザーには響く。
    不満な点
    セダンでは販売比率が一桁台ともいわれる4WDモデルだが、セレナのようなミニバンは販売地域が全国に渡るため4WDの要望は多いという。現時点、e-POWERはFFモデルのみだが、ラゲッジルームのアンダーフロアボックスはかなりの容量が確保されていることから、将来的には電動モーターユニットを搭載した電動4WD(日産ではe-4ORCE)を搭載する可能性がある。その意味で、e-POWERの4WDを望むユーザーはこの先に注目だ。
    デザイン
    トヨタ「ノア&ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」と並び、ファミリー層から絶大な支持を受ける。6代目となる新型は複数のLEDヘッドライトやコンビランプを大胆に使いながら、ミニバンとして王道のシンプルなサイドシルエットに躍動感を新たに加えた。インテリアではプッシュ式のシフトボタン(これが秀逸!)を採用しつつ、メーターフードを廃して前方視界を大幅に改善した。見るからに新しい、それが新型セレナのセールスポイントだ。

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  • 伊達 軍曹
    伊達 軍曹(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    -
    価格
    4

    ついにハイセンスな内外装を手に入れた定番ミニバン

    2022.11.21

    年式
    2022年11月〜モデル
    総評
    日産 セレナは以前から「いいミニバン」であり、特にe-POWERは走りもかなり良かった。しかしデザインなどの個性(この車じゃないとダメなんだという何か)には若干欠けると思っていた。だが今回、内外装ともに「秀逸なデザイン」を手に入れながら、各部の性能をさらにブラッシュアップさせたことで、その商品力=選びたくなる個性はずいぶんと向上している。
    満足している点
    フロントまわりとインテリアのデザインにはクラスを超えた高級感と“センス”が感じられる。また各座列のニースペースの広さもクラストップであるため、5ナンバー級のボディサイズであるにもかかわらず、各座席には成人も余裕をもって座ることが可能。またe-POWERの静粛性はさらに向上しており、その結果として走りには“高級感”のようなものも感じられる。
    不満な点
    さまざまな考え方があるため一概には言えないのだが、3列目の格納方式が、ホンダ ステップワゴンのような「床下格納」ではなく、左右に向かっての「跳ね上げ式」であるという点は、荷室を広く使いたいユーザーとしては若干気になりそうだ。
    デザイン
    大げさなVモーショングリルを付けるのではなく、プロジェクター式LEDヘッドランプを縦に配置し、その位置を微妙にズラしていくことで「V」を表現するさりげなさは秀逸。また大型化されたフロントグリルも決して下品な印象にはなっておらず、上品な風格だけが増している。インテリアデザインも最近の日産車同様にハイセンス。内外装ともに「目でも楽しめるミニバン」であると言える。

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