日産 セレナ 「ありがとうセレナ　13万キロ 11年前このセレナを交差点で見つけたとき、私はタウンエースのロイヤルラウンジに乗っていました。そのときの衝撃は今でも忘れ」のユーザーレビュー

ありがとうセレナ　13万キロ 11年前このセレナを交差点で見つけたとき、私はタウンエースのロイヤルラウンジに乗っていました。そのときの衝撃は今でも忘れ

2010.6.16

総評

ありがとうセレナ　13万キロ
11年前このセレナを交差点で見つけたとき、私はタウンエースのロイヤルラウンジに乗っていました。そのときの衝撃は今でも忘れません。まるで生き物のようなかわいい目つきの車が、目の前にすうっと現れたのです。私は一瞬「なんじゃ、これは！」と叫び、一目ぼれしてしまったのです。さっそくこの車について調べ始めたとき、驚くべき情報が飛び込んできました。それはCVTです。当時CVTという技術には、大変むずかしい問題点があり、2000ccクラスの車にはセレナ以外採用されていませんでした。４速オートマに比べ、発進加速や燃費にすぐれているのですが、耐久性に心配がある技術で、普通車には向かない技術であるとされていたのです。そのむずかしい課題にニッサンが挑戦したときの苦労は、NHKテレビでも特集が組まれて放送されるほどでした。しかし、そんな心配は必要ありませんでした。あの一目ぼれから11年。走行距離も13万キロを超えていますが、セレナはいっこうに衰えを知りません。CVTもまったく問題はありません。よくできた車です。エンジンもサスペンションも衰え知らずで、この車を思いのままに走らせることができます。当時贅沢といわれたタウンエースの電子制御サスペンションと比べても、比べるのが失礼なぐらい、はるかに乗り心地の良いサスペンションがセレナにはついていました。またセレナの実燃費の良さにも驚きました。ロングドライブ中心に使用したためかもしれませんが、カログ数値を超えてしまうこともしばしばありました。今でも確実に11キロは走ります。この秋フルモデルチェンジがあるようですが、新車時とほとんど性能の変わらないセレナを買い替えたくても、買い換える理由がまったく見あたらないのです。お金の方は準備してあるのですが、どうしようかと困っている始末です。この11年間ほんとうにこのセレナはよく頑張ってくれました。心の底からありがとうと言いたいです。

満足している点

・洗練されたスタイル、顔つきのかわいさ、全体からあふれる品のよさ。
・エンジンの静かさ、ねばり強さ、ふけ上がりのよさ、燃費の良さ。
・踏ん張りがきき、カーブをきびきびと曲がり、それでいて乗り心地の良いサスペンション。
・加速と燃費にすぐれ、スピードを上げると逆に回転数がさがっていき、静かに走れるＣＶＴ。
・多彩なシートアレンジと、汚れず、肌触りのよいシート。
・疲れを知らない居住性のよさ。積載性のよさ。
・大きな割に軽い車重。
・ぼったくりではない、本当のカタログ燃費。
・販売店の腰の低さと、値引き率のよさ。

不満な点

・かっこいいのにモデルチェンジしてしまうこと。
・良すぎて買い換える気になれないこと。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験