日産 NISSAN GT-R 「中古車相場の予想 先日、GTRがオークションにかけられ、新車価格を上回る価格で取引されました。この現象は、かれこれ15年以上前のNSXの場合を思い出し」のユーザーレビュー

中古車相場の予想 先日、GTRがオークションにかけられ、新車価格を上回る価格で取引されました。この現象は、かれこれ15年以上前のNSXの場合を思い出し

2008.1.1

総評

中古車相場の予想
先日、GTRがオークションにかけられ、新車価格を上回る価格で取引されました。この現象は、かれこれ15年以上前のNSXの場合を思い出します。NSXは発売当初、新車価格の2倍の値段（1600万）で取引が成立しました。世の中がバブルの頃で、ゴルフ場の会員権相場、株、不動産など軒並み高騰した頃です。ホンダが世界に送る国産初の本格的スーパーカーとして、また販売台数が月産1000台以下という希少価値と相まって、異常な高値はしばらく続きました。多分半年くらいは、中古車相場が新車価格を上回っていたと記憶しています。しかし増産体制に入り、またバブル崩壊と共に中古車相場は落ち着きを取り戻し、妥当な値段で取引されるようになりました。走行距離が少なければ年式に関係なく高値が続き、今でも極上車は、平成3年式（16年落ち）においても500万代の中古車相場となっています。
GTRの場合、そのまま当てはめることはできませんが、希少性、スーパーカーとしての価値においては、良く似ています。ただ、ターゲーットとなる購買層、維持費、世の中の景気などが異なりますので、同じようにはいきません。最も多い購買層は、GTRへの深い思い入れをもっている方々でしょう。発売前から常に興味を持ちじっくりと車の本質を吟味しているでしょうから、気に入ってお金に余裕があれば新車発売と同時に注文するでしょうし、余裕がなければじっくりと待つことでしょう。新車以上のお金を出してまで、無理してすぐに購入しないような気がします。参考ですが、NSXの場合はセナがF1で活躍していた頃でもあり、一目ぼれとか斬新さ、ブランド力で購入した方々が多かったと思います。

満足している点

以下は全くの私見ですので、あくまでもご参考にお考えください。
GTRのネックは維持費にあると考えています。3年間は保障が受けられるので、新車で購入した方はいいのですが・・・・・さて、２、３年落ち頃の中古車を購入した場合に、高額なメインテナンス費用が待っています。特に、サーキット走行などしていたら履歴が保存されていますので、全く保障対象外となり、かなり不利となるでしょう。
具体的には、事故歴がないのはもちろんですが、走行距離が少なく（5000キロ以下）タイヤの溝がまだ十分ある、サーキット走行をしていない、１オーナーであることが高額下取りの条件と考えます。新車の場合でも、３年保障が付いて800万前後で購入できますので、1年落ちの極上車なら、下取り価格は700万ほどで、店頭価格は750万ほどになると思います。３年落ちとなれば、前記の諸条件を満たしていても600万前半での店頭価格になると考えています。よって、下取りは550万程度でしょうか。3年落ちで、700万近くの下取りは無理と思います。700万以上の店頭価格なら、3年保障のある新車を購入した方が断然有利です。ただし納車待ちが1年以上となっていれば、別の話しですが。
お金に余裕があって少しだけ乗ってみたい方は、すぐにブラックエディションをオーダーして、納入後はサーキットを走行しない。街中や高速で他の追随を許さない性能を十分に満喫し、そして1年半くらいで売却する。これが最も得な楽しみ方と思います。長年所有して普段の足として楽しむ事ができる方は、相当の出費を覚悟できる富裕層のみでしょうね。車庫に大切に保存して所有している楽しみを喜ぶ、時々眺めてはうっとりとする・・・・そういう楽しみ方もありですが。

不満な点

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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験