日産 NISSAN GT-R 「R35 一考察 ① 皆様、こんにちは。いつも様々な review を楽しく拝見していましたが、ついに私も投稿してみることに致しました。 2007年初」のユーザーレビュー

R35 一考察 ① 皆様、こんにちは。いつも様々な review を楽しく拝見していましたが、ついに私も投稿してみることに致しました。 2007年初

2010.1.2

総評

R35 一考察 ①
皆様、こんにちは。いつも様々な review を楽しく拝見していましたが、ついに私も投稿してみることに致しました。
2007年初期モデルを2008年6月末に購入、走行距離はこれまで約8000kmになりました。通勤には使っていないため(自転車通勤)、不本意ながら休日にチョコ乗りするだけです。納車のときの感動は今も鮮明に覚えています。黄色いキャリパーの存在感、body の迫力、大きなタイヤ、ちょっと日本人の体格にはそぐわないのではないかというシート(笑)。自宅近所の NHPC の営業マンの態度があまりに気に入らなかったので、実家近くの普通のディーラーで購入しました。もちろん、値引きはスズメの涙ほどでした。
思えば、私が R35 の購入を決心したのは、まさしく憧れからでした。それまでは父から譲り受けたP10に乗っていました。たまたまインターネットの広告を見たのがきっかけで、2週間だけ迷いましたが我が家の大蔵省である細君が「どうぞ」とあっけなく了承してくれたので決心しました。納車までの3ヶ月は本当に地獄の苦しみでした。私は高校生くらいの時から GTR が欲しくて、いつか自分で購入したいと思っていました。大学1年生くらいの頃、R34 が発売されましたが、H16年の排ガス規制であまたのスポーツカーとともに姿を消しました。それから約5年が経ち、偶然知った GTR の復活に心から感動しました。今、これに乗らなければいつ乗るのか? これ以上とない絶好のタイミングでした。

満足している点

以前どこかの review の投稿に、ポルシェにするか、GTR にするか、どちらを購入するべきかという内容のものがあり、最終的には駐車場に向かうときにウキウキできる方を選べば良いというような締め括りになっていました。私はまさに同意見です。R35 をつまらないとおっしゃる方も大勢おられるようですが、私は1秒でも長く乗っていたいといつも感じます。エンジンに火が入る時には軽い興奮を覚えますし、火を消す時には寂しい気持ちになります。結局、GTR というブランドが大好きなのでしょうね。R34 は今でもいつ見ても目を奪われます。ちょっとレーシーに飾ってあったりすると、かなり羨ましい気持ちになります。R33 はその性能や開発過程に物足りなさをしばしば指摘されるようですが、(運転したことがありませんので) 外見だけではありますが落ち着いた雰囲気を醸し出している様で、大好きです。R32 は正しく日産が打ち立てた｢伝説｣とも言うべき名車だと思っています。これらの歴史を汲んだ R35 には純粋に敬意を感じます。この時代によくぞやってくれた、と技術者の方々を尊敬しています。ですから、同じ GTR ファンが難くせともとれる不正確な批評を繰り広げているのにはかなり寂しい気持ちになります。

不満な点

とは言うものの、R35 に対するオーナーとしての率直な意見を述べるべきですね。
まず、外観についてです。私は一言で言うと、｢かっこいい｣と思います。独特のフォルムをしていますし、何より Cd 値を抑えた形状である点も評価されるべきだと思います。確かに、真正面から見ますと、正視に耐えません(カエルみたいです)。かなり不細工であると思います。しかし、少しでも斜めの view になると途端に表情が変化し、精悍な印象を受けます。リアも大好きです。ただ、body はやはりかなり大きいです。最低地上高も 11cm(でしたっけ?)と低く、どうしてもチンスポイラーを擦る場所があります(へたくそ? overhung が長いんです)。余談ですが、購入当初はこのチンスポイラーに厚手のビニールが張ってありました。初めて擦った時にこれが部分的に裂けてしまったのですが、点検時にディーラーへお願いして張り直してもらっています。材料代･工賃は3000円程度で、おかげでその後も何回か擦りましたが、概ねビニールの損傷だけで済んでいるのがほとんどです(そもそもひどい擦り方はしていないのですが)。そういう訳で、街中での運転には気を使わないというと嘘になります。wheelbase が長いせいもありますね。アクセルを開くとあっという間にかっ飛んで行くわけですが、街中ではあまりそういう気になりません。スーパーでの車庫入れも頭からは入れられません。チンスポイラーより輪留めの方が高く、中途半端に止めるとお尻がはみ出します。しかし、これについてはフェラーリにしろ、ランボルギーニにしろ、もしかするとポルシェだって同じではないでしょうか。大きい車に乗る人は心も大きく持たなければやってられません。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験