日産 マーチ 「外観のよさが写真で伝わらないのが残念 AK12とFHZK12の２台を所有するほど、先代マーチは大好きである。 正直K13の写真や映像を見て「何だこの中」のユーザーレビュー

外観のよさが写真で伝わらないのが残念 AK12とFHZK12の２台を所有するほど、先代マーチは大好きである。 正直K13の写真や映像を見て「何だこの中

2010.7.18

総評

外観のよさが写真で伝わらないのが残念
AK12とFHZK12の２台を所有するほど、先代マーチは大好きである。
正直K13の写真や映像を見て「何だこの中途半端なデザインは」とがっかりしていた。
でも気になるので日産ギャラリーへ一応見に行った。
グレードは12G、カラーはスプリンググリーン。
驚いた。AK12は買い替えてもいいと思ってしまった。
気になる人はとにかく実物を見てほしい。写真では何もわからない。

満足している点

・フロントガラスの上端が上げられ、背が高い人でも信号機が見やすくなった。
・横方向、リア、フロント、見切りのよさは先代を超えている。サイドミラーも拡大され、特に車両の下方がずいぶん見やすくなっている。
・シートも適度な固さとホールド感がある。あと調節次第で先代より低いポジションが取れるようになった。身長のある男性でも乗りやすくなった。
・スプリンググリーンの外装色は実際に見ると深みがあり、安っぽさがない。先代からの色のこだわりは守られている。
・「ここだけは光らせとくと高級感が出るぞ！」というところの処理が上手い。例えばヘッドランプのレンズ内だったり、フロントグリルの縁取りであったり、要所要所できちんと光輝仕上げがなされている。デザインは細部の仕上げが物を言うのだか、そこのところをきちんと配慮しているのは好感が持てる。先代も細部には気を使ってあったがここまでではなかった。
・よくよく見ると、ルーフにくぼみが設けられ、弧を描いている。単なるデザイン上の配慮だけではない造作だと思うが、これがあるとないとでは全体の雰囲気が大きく違ってくるところであり、芸の細かさに感心させられた。
・小さく見えるけど、先代よりほんの少し大きく、広くなった。

不満な点

・エクステリアは上述の通り、見れば見るほど細部の頑張りが感じられ、またザッと全体を見てもよくまとまっているし、実物はパッソと似ても似つかぬまぎれもないマーチだったので安心した。
一方でインテリアは、特に下位グレードでは、反対に見れば見るほどコストダウンをひしひしと感じさせてしまう。
上級グレードは先代と同等の質感を維持してあるが、下位グレードでは現行の感覚からだと寂しい気持ちになってしまう。もっとも機能に大きな問題はないし、価格相応といえばそうだし、日本以外の国では内装はわりとどうでもいいので正常な進化ではある。ただ先代は下位グレードでも価格以上の質感を出していたので、それを基準に考えるとどうしても厳しい評価になる。
・スプリンググリーン以外の色は、あまり深みも目新しさもなく、華やかさもない。先代はカラー戦略が競合車種との大きな差別化になっていた感があるので、この点は残念だ。実際に数多く売れる色だけに絞るとこうなるのだろうが、マーチ全体の魅力に関わる重要な部分だと思う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験