日産 マーチ 「私の中の車の基準 昭和60年3月式の新車を母親が購入、私は免許を取ってから3年位運転しました。今更の昭和レトロ車です。新車から12年でたったの4万キロ」のユーザーレビュー

私の中の車の基準 昭和60年3月式の新車を母親が購入、私は免許を取ってから3年位運転しました。今更の昭和レトロ車です。新車から12年でたったの4万キロ

2010.3.20

総評

私の中の車の基準
昭和60年3月式の新車を母親が購入、私は免許を取ってから3年位運転しました。今更の昭和レトロ車です。新車から12年でたったの4万キロしか行きませんでした。私が免許を取って初めて運転した車で、基準となりました。私が運転し始めた当初からも古かったので、私も当時荒っぽい運転をして、傷をつけたことがありましたが、愛着が出てきて愛車精神の基礎ともなりました。
車の取扱説明書が見つかったので、それを見ながら書いています。ディジタルメータのターボモデルは説明書にありましたが、スーパーターボ登場前のマーチでした。
装備類は、手動ウィンド、リヤワイパー、オーディオはAMラジオのみ、電動調整ドアミラー（電動格なし）、ステアリングチルト、リヤワイパー。パワステはなく、低速時は期待通り重たかったです。当時のエントリーモデルとしては、まずまずだったのではと思います。
内装のクオリティは以前に家にあったヴィヴィオと同じ位だったと思います。華はなかったですが、実用性は十分。
乗り心地はよく覚えていませんが、悪くはなかったです。
エンジンはよく回ったと思いますが、3ATは完全に年代モノ。取説にはニッサンマチックとか書いていました。キンコン鳴るまで頑張って走っていました。
燃費は10-12km/l位だったかと？良く覚えていませんが、燃費が良かった印象は余りないです。軽量ボディと細いタイヤでしたが、キャブ車4気筒3ATと悪条件も多かったです。
覚えている車固有のトラブルは、10年目位に勝手にエンストをするようになったので見てもらうと、プラグコードを交換してもらい解決しました。
オプションだったのか不明ですが車載工具はジャッキ、ホイールレンチ、ドライバーだけではあき足らず？、モンキーレンチ、プラグレンチ、棒が飛び出す簡単な空気圧測定器まで付いていました。何でも機械任せ人任せはいけないということを表しているのかと。今の時代には逆行していますが、私は賛成です。
ボンネットがフロントガラス側から開くのは、周りに驚かれました。メンテナンス性は少し悪そうですが、これも個性。ロックし忘れて風で飛ばされ難いのがメリット？
給油口に鍵があり、ガソリンスタンドに入った時、鍵を渡していたのも思い出しました。これも当時は当たり前だったかと。

満足している点

5ドアの使い勝手
ターボモデルでもないので、足として使うならやっぱり勝手の良い5ドア。居住性はまずまず良かったです。また、後席を倒せば荷物の搭載能力はかなりのものでした。
洗練されたジウジアーロデザイン
こんなに角ばったモデルはもう出ないのでしょうか…母親はその点が気に入っていて、以降のマーチは全く受け付けなかったようです。2,3代目よりは男性が乗っていても大丈夫そうに思います。
タイヤが細い代わりにトランクに入っているタイヤとホイールは通常付いているものと同じものという、クロカンのような？ダイナミックな思想でした。
12年持った耐久性
走行距離が少なかったと言え、余りまともな日常メンテナンスをしなかったのに12年大きな問題なく動いたのは、当時のエントリーモデルの車として十分な耐久性だったかと思います。
税金に優しい1000cc未満で4気筒のエンジン
今や1000ccは3気筒ばかりなので、今後も1000ccでも4気筒が登場して欲しいです。
アナログの時計がオシャレ？当時は当たり前？
パワステもなかったので、運転しているという感覚がダイレクトにありました。しかし、動力性能を求める車ではなかったので、動力もブレーキも必要にして十分でした。

不満な点

パッキン、ゴム類が弱い。塗装、黒色部も弱い。
手放すまで水漏れはしませんでしたが、ゴムは縮み、ワイパーの骨組みは黒からハゲて白っぽくなっていました。今やバンモデルしか見かけない黒バンパーも、6年位で灰色になってしまいました。この頃の日産車はどれもそういった傾向があったように思います。このことで日産車から遠ざかることになったかと。。しかし、3代目のマーチ位から日産のクオリティは格段に上がったと思います。
スチールホイールのショボさ
このモデルはホイールキャップもなく、私が運転し始めた頃はホイール表面が剥れて見るも無残でした。
ホイールキャップも好きでないので、これ以降、我が家では純正アルミホイールが必須になりました。
余りにショボイタイヤ
145SR12って、、でも同じ時代の車は当たり前のサイズだったのですね。
基準ということで、評価は3です。しかし時代を考えると、いい車でした。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験