日産 フーガ 「セドグロの名前を捨てて新しく生まれ変わった日産の高級セダンといった位置づけに対して、技術者がかなり気合いを入れて頑張った作品だと思います。 開発」のユーザーレビュー

セドグロの名前を捨てて新しく生まれ変わった日産の高級セダンといった位置づけに対して、技術者がかなり気合いを入れて頑張った作品だと思います。 開発

2012.3.28

総評

セドグロの名前を捨てて新しく生まれ変わった日産の高級セダンといった位置づけに対して、技術者がかなり気合いを入れて頑張った作品だと思います。

開発生産コストを、軽量化の為のアルミ合金多用や、新開発のサスペンション、専用チューニングされたエンジンなどといった、見た目で解らない部分にしっかりと手をかけているところが、電気仕掛けや安っぽい素材で豪華に見せかけている内装の他社セダンよりも好感が持てます。


フーガの前期は特に尖ったデザインと鋭い加速レスポンス、固い足回りといった、とにかく他のセダンと差別化を図ろうと頑張ったものだと聞いていますし、モータートレンドの評価でも欧州車を抑えてトップの評価を受けるなど、結果も出しています。


良いクルマが必ずしも売れるクルマではないし、販売台数やリセールバリューなどで評価されているのを見ると、製造業に関わるものとして残念な気分になります。


私は個性のあるクルマで、とても良いと思っています。

満足している点

外観は好みにもよりますが、考えこんで作り込まれた良いデザインだと思います。

品の良さと先進性、パッケージの合理性が調和していると感じます。

また、運転姿勢で右フェンダーの盛り上がりが車両感覚を掴むのにも役立っています。


内装はインパネデザインを刷新しようとした気合いは理解出来るのだけど、操作性に関しては、今ひとつ詰めが足りなかったと思います。

しかし、運転中に操作しなければならないスイッチ類は問題無いと思う。

シートの座り心地はとても良く、運転姿勢も取り易いです。


走行性能は鋭い加速フィーリングと遊びの少ないステアリング、路面追従性の良いしっかりした足回りで、スポーツセダンというカテゴリーにマッチングした出来映えだと思います。

不満な点

ステアリングのギア比をもっとクイックにして欲しかった。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験