日産のセダンについて質問です。 どうして日産のセダンはラインナップが少ないのですか？

Question

昔はセドリック、グロリア、ローレル、セフィーロ、シーマなどありましたけど今現在はスカイラインぐらいしか思いつきません。

セダンが不人気傾向にあるからでしょうか？

昔みたいにラインナップ増やせばそれなりにメリットはあると思うのですが……。

Answer 1

昔と違って今や、ミニバンやSUV、クロスオーバーなどボディタイプが多様化し充実しているために、人気が分散化していることから、セダンの不人気は無関係ではありません。

これは、日産だけに限らず、トヨタやホンダ、マツダなどの自動車メーカーも例外ではありません。

【どうして日産のセダンはラインナップが少ないのですか？ 昔はセドリック、グロリア、ローレル、セフィーロ、シーマなどありましたけど今現在はスカイラインぐらいしか思いつきません。】

先に述べた、セダン不人気も理由の一つではありますが、ラインナップが少ない理由は、別にあります。

それは、電気自動車（EV）用の「全固体電池」の開発に全力に注いでおり、本来は新車開発に使うはずのコストの金が回らすに、EVの開発に向かっているからではないでしょうか。

日産は現実的に、セダンのスカイライン以外にも、発売中の大型ミニバン、エルグランドのフルモデルチェンジのサイクルが長くなっています。現行型のスカイラインが登場してから10年程、エルグランドでさえ15年近く経過しょうとしています。

また、一昨年に新しく登場したフェアレディZは、一見フルモデルチェンジのように見えますが、実は「ビッグマイナーチェンジ」です。型式がZ34型からRZ34型に変わっているように、プラットフォームがZ34型のものをベースに利用し続けており、Z34型の登場から今年で14年です。

一方、小型のマーチやキューブも既に発売を中止している中で、ノートやセレナ、エクストレイル、軽自動車のデイズは、フルモデルチェンジを重ねて日産の主力車種として発売している状態です。

新車開発に金が回らない台所事情が苦しい中で、日産は「選択と集中」で必ず売れるものから新車を発売している状態であります。

「クルマの基本はセダン」という心構えを忘れかけつつある日本の自動車メーカーに代わり、ベンツやBMW、アウディなどのドイツの自動車メーカーは、日本市場にセダンタイプを発売し続けていることから、セダンのお株を奪いつつある状態です。

最後に、日産はプリンス自動車の時代を含めて、1957年（昭和32年）の初代から一貫してセダンを発売し続けているスカイラインの次期モデル（V38型?）がいつ出るのか、気になるところではありますが、次期型はボディを現行型よりダウンサイジングして、誰もが運転しやすく、価格の安いものにしてほしいものです。今やスカイラインは技術の日産の歴史そのものの名車なのです。

質問者からのお礼コメント

たくさんの方々、ありがとうございました、

Answer 2

いいえ。確かにスカイラインの様なノッチバック型４ドア乗用車は少なくなったと思いますが、100％ピュアEVの「リーフ」やe-POWER搭載の「ノート」及び「オーラ」もハッチバック型のセダンと言えるのでは？

Answer 3

今、シーマに乗り、前はセドリック、でした。個人的予想、ゴンが社長に成ってからおかしくなった！セドリックやグロリア、が無くなり寂しい、又、スカイライン、Z、ブルーバード、サニーなど見なくなった。寂しい

Answer 4

売れないから
売れないものは造らない
商売の基本です

Answer 5

日産はフルラインナップと辛うじて言える(言えてる？)体制を首の皮一枚で繋ぎ止めてる代わりに、各カテゴリーに1車種か2カテゴリーに跨いで1車種の展開となってるためです。

そんな中でも現在不人気ジャンルで特に肩身の狭いセダンは、今や全カテゴリーを代表してスカイライン(海外ではQ50)1本となってます。あくまで日本市場に限った話ですが。その代わりに400Rやニスモを出して頑張ってますよ。焼け石に水ですが。

今は兎にも角にも売れ筋のSUV(キックスe-POWER、エクストレイルe-POWER、アリア)、そして国民の足である軽(デイズ、ルークス、サクラ)です。絞りに絞った日産ラインナップの中でこの2カテゴリー内にだけそれぞれ3車種もあるのは、それだけそこに社運を賭けているという事です。「選択と集中」ですね。

Answer 6

日産は一時売れなくて、車種を絞りました。今売れない車にお金をかけない方針です。

それでハイブリッド開発に出遅れ、電気自動車に走りました。

売れないけど作り続けるのは、スカイラインだけなのかもしれませんね。捨てるには惜しいネームバリューを持っていますから。