日産の９０年代後半に発生した経営危機についてですが、何故そのような窮地に陥ったのでしょうか？バブル期にシーマが売れすぎたからなのでしょうか？

Question

また、９９年にルノーと提携していなかったら、日産は倒産していたのでしょうか？

Answer 1

裏事情はいろいろあれど やはり「影のもう1人の社長」と呼ばれた組合長がいたんです
豪勢にクルーザー買ったり そらもう社長より偉かったんじゃないかな
権力もそうですが 組合が強すぎたんです

組合が強すぎたら会社がつぶれると 当時のビジネス雑誌に書いてありましたが
これは当時の日産のことを言っているのです （住友もそうだけど）

ゴーンさんが来たときにNHKの番組をみていたのですが ゴーンさんがつぶれかけた日産を立て直すにあたって どこか営業所一ヶ所にNHKが取材込みの番組をしていたのです ちょうど見てたんですが

そこでは仕事をしているのは派遣の女性１人で 所長以下電話が鳴っても誰も取らない 派遣の女性に全部まかせっきりで仕事をしていない
そのままゴーンさん以下で話は進み 日産を立て直そうというハッピーエンド的な終わり方をしていたのはNHKらしいなとは思いますけども

組合が強すぎる権力を持った結果 ほとんど仕事をしない社員ばかりでお役所仕事以下になってしまっていたことです

倒産はないですね なんせ日産は警察以下 役所関係の車体は日産ですから
ただ一般ユーザーの信用はなくなりましたけどね

特に警察車両や役所の送迎バスなど お役所の車は日産が多いです
だからリコールあれど 仕事のクルマですから修理整備を正規で通すだけの話

困るのは一般ユーザーですけど ガン無視でしたからね

Answer 2

今は何処のメーカーも配慮しているだろうけれど、そもそも生産ラインを敷く際には、プラットフォームを共通化出来る様な点も配慮して、機材･人員を動員している筈です。勿論、そこには｢車種開発｣も外せない訳だけども。

バブル期には、意外とその辺りのコントロールが杜撰で、1機種1ラインみたい感じで、モデルチャンジ(マイナーチェンジではない)の場合には、一気に機材･人員の入れ替え等を行なっていた様に思います。

元々、単価(利幅)の高い高額車は、汎用(大衆)車に比べて、当然生産･販売台数も少なく、然るに、販売数の低下のインパクトは汎用車よりもデカくなります。プラットフォームを共通とした新機種が出せれば、旧来の体制を維持したまま生産活動に入れる訳ですが、それが出来ないとなると、更なる高額資金を投下して、新しいラインを形成せざるを得ません。

また、当時は、トヨタの様に、部品等のストック管理(のリスク)を、下請け･孫請けに押し付ける様な強権政治を採っていた訳では有りませんでしたから、景気低迷に拠る販売低下のダメージをより強く受ける(日産が一人で抱え込む)ことになりました。

ルノーとの提携が無くとも、当時、幾らか体力を保持していたトヨタ･ホンダ･三菱辺りとの経営統合の道も有った筈です。勿論、法人企業を相手にする場合、｢日産｣の暖簾を如何守るか、そこがポイントでもある訳ですが。

ルノーとの経営統合が良かったというのは、外資企業が、人員管理に於いて｢それまでの法人企業の様な、[終身雇用制]というしがらみを持たなかった｣ことが功を奏したのであり、特にルノーが優れていた訳じゃない。要は、｢収益体質に戻るまで、幾らでも首を切れ｣という、ドラスティックな工場閉鎖･人員整理を敢行した、ということですね。この点は、ゴーン氏に対する批判として、現在までも脈々と謳われ続けています。

Answer 3

車の販売と生産がチグハグで売れない車ばかりになり
車の販売で赤字になる値引きしないと在庫が捌けない
負のサイクルにはまりこんで経営不振

Answer 4

商品企画デザインが糞だったからと言うのが主な理由でしょう
最終セドグロ サニー
パルサー プレーリー
シーマも魅力無い
売れなさそうな 旧来型の 無難？なデザインばかり

Answer 5

しがらみだらけの高コスト体質でさらに車がダメすぎて売れないから。ルノーと提携しなくても復活する方法はあったが外国人しかしがらみを切ることができなかったので。