初代シーマは人気の割には3年半の短命でした。

Question

やはり、単なる一時的な流行だったという歴史解釈でよろしいでしょうか。
二代目はセダンタイプとなり、コンセプトが異なります。

Answer 1

クラウンとマジェスタみたいにシーマはY31セドグロの上級版。

Y31より遅れて登場、セドグロがY32にモデルチェンジしてシーマがそのままだと上級版のシーマがセドグロよりショボくなるからセドグロのモデルチェンジに合わせたら結果そうなっただけ。
他の回答者の方も仰ってますが当時は人気車であろうとキッチリ4年でモデルチェンジが当たり前でした。

Answer 2

うーん というかその件は 故 徳大寺さんが著書で詳しく書いているけど

新型クラウンの発売タイミングと合間見えて 出すタイミングが絶妙だったので売れたのと
もう1つの理由は 500万という 当時の販売価格

安い 高いではなく バブルとはいえ 持ち家を買うまでの金は持っていない
しかし海外旅行で終わる金額でもない
じゃその金を何に使いたいかといえば 高級車

厳密に言うと徳大寺さん曰く そんなセルシオとかの意味合いではないけれど
○出たタイミングが クラウンよりは豪華に見えたこと
○バブル期というのと 500万という ちょっと割高な価格がちょうど合った
○暴力的な加速が一番の魅力で 中小企業の社長クラスはほとんどこれに乗っていた
○デザインがちょっと下品で今でいうオラオラ系 しかも加速ターボがすごかった


著書から引用
シーマがラッキーだったのは開発が遅れたことだった
日産はトヨタがクラウンの3Ｌ専用ボディを開発中であることを知った
これは寝耳に水で 日産は慌ててセドリック/グロリア専用のボディを造り始めた
しかし開発の時間が足りなかった

そこで苦肉の策として まず3Ｌエンジンを5ナンバーのボディに載せたセドリック
/グロリアを発表し その席上で3Ｌ専用ボディが半年後に登場すると声明を出した
それがシーマである

対してトヨタは予定通り3Ｌボディと2Ｌボディのクラウンを発表したが
フタを開けてみるとその3Ｌは 2Ｌと全く同じイメージだった
ここに誤算がありせっかくの3Ｌ専用ボディが 従来の5ナンバーボディに3Ｌのエンジンを載せた便宜的なモノに見えてしまった

ところがシーマは中身は同じセドリック/グロリアとは言え 専用スキンを持つのでイメージがまったく違う しかも半年遅れの発表をされたことで益々 シーマが特別なクルマであるイメージがついた


著書にはこうあるが 今の世代にはなんでそこまで慌てて とか
そんなの意味がある？と思うだろうけど バブル期ですよ

当時のシーマ現象はすさまじいもので中小企業の社長はほぼ9割9部このシーマに乗っていたし
オラつきたい人にとって やや下品に感じるデザインと 暴力的なターボの加速

バブルを代表するクルマと言っていい

Answer 3

バブル景気真っただ中の出来事で、シーマの車両形式がY31（セドグロと同じ）ですので、Y31セドグロのフルモデルチェンジと絡んでのフルモデルチェンジです。

当時のグロセドは、キッチリと4年周期でモデルチェンジでしたので、派生車（Y31 シーマ）は、3年半でフルモデルチェンジしても、全く違和感は有りませんでした。

その頃（1990年代初め）と現在のフルモデルチェンジに対するユーザーの感覚を混同しては、誤った結論が導き出されますよ。

Answer 4

性能や品質が酷いので長続きはしませんね。３ナンバー車の税金が引き下げられたタイミングと同時期に３ナンバー専用車として出たシーマはカッコ良さも相まってブームになりましたが全てにおいて比較にならないほど良いセルシオが発売されたのでカッコだけのシーマは次第に忘れ去られる存在に。その後の日産の高級セダンは惨憺たる結果、二度と復活できずに現在に至る。

Answer 5

バブルや！