A32セフィーロについて 95年頃、A32セフィーロ(VQ25DEを搭載)で、グイグイ加速できるんです、とか、合流がスムーズです、とか、かなり強引な運転を女性ドライバーが行うCMがありましたが、実

Question

際に登場当初のVQエンジンはそんなに加速がよかったのですか？
スペック的には競合するトヨタ1JZ-GEエンジンや同じ日産内部のRB25DEに逆に劣ってたようですが。
それとも、CMでは2500を使いながらも、売れ筋の2リッター級での加速がいいということでしょうか？であれば当時の競合1GやRB20よりは数値上は勝っていましたが。

実際乗られていた方、競合車種と乗り比べた方も含め、解答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

以前、WPA32（ワゴンの2.5L）に乗っていた経験があります。

正直、セダンだと2LのVQ20DEでも加速力は十分だと思います。
車重のかさばるワゴンになると2Lはちょっと辛いが、それでも必要充分の性能でした。
特に、ワゴンは他社ライバル（アヴァンシア、グラシア、マークⅡクオリスなど）の多くが廉価版に2～2.2Lの4気筒を採用する中、全車V6だったセフィーロの静粛性が抜きん出ていたのは事実です。

2.5LのVQ25DEになると、加速力と高速時の余裕は2.0Lよりも俄然増します。
セダンだとオーバースペックともいえるレベル、ワゴンだとそれよりも少しだけ落ちるレベルです。

3.0LのVQ30DEともなると、もはや並のスポ―ツカーをカモれるだけの加速力を放ちます。
個人的には「ここまでは要らないな」と思いました。

2.0～3.0Lの全てに対して言えることですが、32に搭載されるVQエンジンの泣き所はハイオク指定であることと、街中での燃費があまり良くないことです。
2.0Lでも6.5～7km/L前後しか走りませんので・・・
ただ、高速では意外に伸びて、気持ちい走りを保持しながら11km/Lぐらいまでは比較的楽に到達する不思議なエンジンです。

逆に、特筆すべきはひたすら頑丈であること。
オルタネーター対策さえしっかりしていれば15万km超えは全然余裕です。
かく言う私は20万km少々まで乗りました。

現行のVQエンジンはもはや別物（特にFR用）で、加速力も何もかもが段違いに良いです。

A32、手放して随分経ちますが、今でもよく出来た1台だと思います。