吊り下げクーラーについて質問です。 セドリックの130に乗っているのですが夏までにはクーラーをと考えております。 現在ヤフオクに出ている吊り下げクーラーキットの購入を考えております

Question

。

そこで、取り付けたことがある人の意見をお伺いしたいです。

二種類出ているのですが、どちらでもいいので取り付けた後の性能などについて教えて欲しいです。

【汎用クーラーキット…】の始まりで出品されています。

安物買いの銭失いや、旧車にクーラーなんて必要無いなどの的外れなご意見は受け付けておりません。

取り付けたことのある方、使用している方、商品の事を知ってる方のご意見をお待ちしています。

よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

セドリックならクーラーは付けたいですね。どちらの製品もアリです。ポイントを押さえれば純正よりも良いです。
130はほぼ毎年マイナーチェンジをしているので年式（前期・後期の分類）がどれかで対応は変わってきます。
一番楽なのは1969年12頃生産以降の「後期の後期」と言うタイプで、これのＬ20エンジン（車両型式はＨ130）が残存台数も一番多いのでこれで仮定します。

【オーバーヒート対策】
この時代だとクーラー装着を前提で設計されていますので、ラジエータが正常ならオーバーヒートはしにくいです。
ですが、以下はできれば実施してください。
・燃料ポンプは電磁式にする（他のＬ型用でＯＫ）
・ファンは機械式直結タイプ4枚ファンがデフォなので、カップリング付7枚ファンにする（他のＬ型用でＯＫ）
・アイドルアップ機構（FICD）の取付：キットにはありません。キャブの仕様で共通のものが設定できないからです。ただし、H130シングルキャブなら、スロットルコントロールノブがあるので、これを少し引いた状態で固定（ノブを回転させればその引き位置で固定可）する「手動アイドルアップ」でも良いです。
その他：電動ファンはスペース的に無理かもしれません。130はエンジンの変更でエンジン全長が長くなってもエンジンルームがそのままなので・・・・
また、サーモの変更などは必要ありません。ファンシュラウドやエンジンアンダーカバーは撤去しないでください。空気の流れが変わる（熱風が循環する原因になる）のでオススメできません。

【装着後】
クーラーをONしてアイドル回転が800rpmになるようにします。
FICDで自動アップがベストですが前述のとおり手動でもOKです。
コンプONで動力性能はダウンしますが、ノーマルよりひどくないハズです（コンプ負荷の絡み）。
理論上助手席に冷風がモロなのですが、風向きを変えればそうでもありません。
ガスはR134aだと思うので、R12で粘るよりかは環境負荷が小さいです。


念のため、旧L20（1969年までのエンジン。ココで大幅変更して新L20となります。新L20は正式にはL20Aと言います。）の場合を書いておきます。

・後期ボディー（1968年10月？以降）なら、クーラー装着が考慮されています。
・エンジンの変更箇所は新L20（＝L20A）と同じです。
・コンプレッサのブラケットが旧L20とL20Aで異なると思うので、現物チェックが必要。違うなら加工または再作成が必要かもしれません。
これが一番気が重いです。。。


以上、ご参考まで。

質問者からのお礼コメント

皆さん御回答ありがとうございました。

大変貴重なご意見でとても参考になりました。
ベストアンサーは迷ったのですが求めていた回答に近いと感じたこちらにさせていただきました。

金属加工は自分で出来るので、早速注文してみようと思います。

Answer 2

この年式だとシュラウドの取り付け及び
クーラー稼働時のアイドリング時のアイ
ドルアップ装置を装着しないと、夏場の
渋滞でオーバーヒート気味になります。
夏場だけサーモスタッドを抜く選択肢も
ありますが・・・

当時のアイテムとしては、負圧を利用し
てダッシュポッドの取り付けがあり、電磁
弁を利用してアクセルロッドを少し引くタ
イプもありました。

Answer 3

その昔吊り下げ型が一般的だった頃でも

性能の差はあまり有りませんでした。


しいて言えばファンシュラウドを用いて、

コンデンサーの放熱性能を上げることですか。


冷媒は適量に・配管は的確に・

そんなとこかな