三菱 RVR 「ライトだけどヘビーなSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
6
燃費
3
価格
5

ライトだけどヘビーなSUV

2022.1.25

年式
2010年2月〜モデル
総評
クルマとしての基本的な要素に不満はないものの、燃費と運転支援の面でライバルに見劣りをしてしまう。
満足している点
三菱らしい堅実さ。後席は意外と広く、荷室も使いやすくて◎。
不満な点
基本的な設計は10年以上前のクルマ。装備面でアップデートはしているものの、イマドキの運転支援などは用意されていない。
デザイン

3

その昔はランエボ顔だったが2017年に現在の三菱顔へとチェンジ。少しクセを感じるものの、大きな孔の空いたフロントグリルに抵抗がある方には受け入れやすいのでは?
走行性能

3

1.8リットル直4の自然吸気エンジンは、最高出力139ps、最高トルク172Nmとやや非力だが、余程のスポーティーな走りを望まなければ十分。
乗り心地

4

以外と重厚な乗り味でBMWのSUVに似ているといったら言い過ぎか? 長距離ドライブでも疲れが少ないのは美点。
積載性

6

SUVらしい収納量に不満ナシ。
燃費

3

実測でリッター8km程度。イマドキのコンパクトSUVに見慣れると悪い。
価格

5

最上位のブラックエディション(AWD)でも274万4500円というプライスは、高額化しつつあるライバルから比べるとかなり割安に思える。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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