三菱 アウトランダーPHEV 「いじれるところを探す楽しみあり」のユーザーレビュー

いじれるところを探す楽しみあり

2023.7.23

総評

我が家にやってきてもうすぐ1年半。走りや居住性、経済性については、何の問題も感じられない平和ボケ状態に入ってきたので、ここらで、クルマそのものでなく、自分の人生の幅を広げることに目を向けてみたい。その目標のサポーターがこのクルマになるとしあわせかなと思っているし、その可能性は十分にありそうです。

満足している点

いじらなくても良いくらい満ち足りているけれど、ときどき手を入れられそうなところが見つかる楽しさのあるクルマ。

不満な点

ときどきフワッと見つかる不満もちょっと時間を置くと取るに足らないことだったかなとぼやけてしまう感じ。

デザイン

4

メーカーのデザイン基調をしっかりアピールする面構え、スピード感を漂わせる程よくマッシブな箱、メッキの割合とあしらい方、良いと思います⭕️

走行性能

4

手元のダイヤルで味わえる様々な走り、瞬時に何種類ものクルマに乗り換えたかのような感覚は、ゲームっぽさも重なり、とても楽しい。運転支援システムは、所有して1年過ぎたあたりで初めて使ったが、前車追従、車線トレースとも恐ろしく良くできていて、超長距離移動の際は、もう手放せない⭕️

乗り心地

4

先代比で、サスペンションは、大径ホイールの影響を受け、ショルダー部が引っかかるようなグリップ感が新鮮だったが、のんびり走るタチなので、すぐに慣れた。Gグレードのシートは、柔らかくて肌触りも良く，快適な乗り心地に直結している。硬めだった先代のレザーと比べて快適性は増した⭕️

積載性

4

3列シートを出しフル乗車でも、１週間前後の帰省旅行の荷物は収納できる。シートの折りたたみの仕組みもうまくできている⭕️

燃費

4

ハイブリッド走行のみだと13km/ℓ前後、電気を併用すれば、どんどんガソリンスタンドとは疎遠になる。高速道路では、EVのセーブmodeで電気を温存して走るのが吉。0〜5までの回生システムの最適化は、同乗者には分かり得ないドライバーのセンスが活かせるこのクルマのお楽しみポイント⭕️

価格

-

政府のEV補助金や都道府県独自のグリーン税制等の施策には感謝しかない。あとは、このクルマにどれだけ価値を見出すかで、コスパが決まる⭕️

故障経験

頼んだオプション(ナンバーフレーム)がセンサーと干渉するということでディーラーから逆キャンセルの申し出、リコールが2回、エクステリアの部品の不具合が1度。