ニックネーム非公開さん
三菱 アウトランダー
グレード:24G_4WD_5人乗り(CVT_2.4)
2007年式
乗車形式:マイカー
いろいろと、不満はありますが、とにかく運転していて疲れないし(シートを替えれば)、運転することが楽しくなる車です。
以前12年間乗っていた車を買い換
2009.11.1
- 総評
- いろいろと、不満はありますが、とにかく運転していて疲れないし(シートを替えれば)、運転することが楽しくなる車です。
以前12年間乗っていた車を買い換えるに当たり、多くの車に試乗しました。
今まで、MT車を乗っていましたが、AT車のアクセルを踏んでもエンジン回転数だけが上がり加速せず、アクセルを戻しても減速しない、理不尽な動作に不満があり、かといって、今更MTというのもと、買い換えることが出来ませんでした。
海外製の車ならと思い、BMWも試乗しましたが、所詮は通常のトルコン式AT、アクセルを床まで踏まないとキックダウンして加速しないのはがっかりしました。
AT車に乗ると、微妙なアクセルワークが出来ず、ブレーキを多用したON・OFF動作になってしまうのがどうしても嫌でした。
アウトランダーはエンブレが効き微妙なアクセルワークにも敏感に応答するミッションが一番良かったので購入を決めました。
同様な機構を搭載した他メーカーの車では、通常のATと大差ない動作をする物もあるので、これはメーカーの設定次第だと思います。
また装備に対する価格も魅力でしたが、年次改良の度に装備が簡略化されるのは残念です。
例えば、消臭天井等は最初のマイナーチェンジで廃止されている事に購入後に気が付きました。
新規に追加された装備はカタログに記載されていますが、廃止された物は分かりにくいので、注意が必要です。
逆にバッテリーは最初のマイナーチェンジで小型化されましたが、今年のモデルでは再度大型化されています。
純正のナビに関して不満をいう人もいますが、以前使用していた物が悪かったせいか、私には充分に高性能です。
- 満足している点
- 暖機が終了すれば、発進後すぐにトルコンがロックアップされるため、マニュアル車と同様のアクセルレスポンスが得られること。
Dsモードはエンブレが必要な時にとても便利。
逆にマニュアルモードやパドルシフトは面倒なだけで、あまり利用しない。
車高の割に明らかに重心が低く安定性が高いこと、ハンドルは遊びが少なく重めではあるが、車両重量を感じさせない程の俊敏な動きを見せる。
このことは、慣れるまでは神経を使い、直進安定性が悪いと勘違いする人がいるかも知れない。
エンジンは必要にして充分なパワーがあり、低速トルクもあるので、運転はし易い。
ローギヤードな設定のために高速道路等でエンジン回転数を低く一定速度で走ると燃費が良いが、回転を上げるとそれなりの燃費となる。
車体の大きさからは想像できない程、回転半径が小さく小回りが利くこと。
車室内が広く、特に5人乗りでは荷室下のラゲッジフロアボックスは便利。仕切りの発泡スチロール製のトレーを外せば、タイヤチェーンやブースターケーブル等がスッキリ収まる。
ダッシュボード上のインパネアッパーボックス(今年のモデルでは廃止されているが)等の小物入れが充実している。
- 不満な点
- 視界が良くない。
シートを高くセットしないと囲まれ感が強い。
また、左ピラー回りの死角が大きく、左折時には神経を使う。
致命的なのはシートの形状。
全体に大過ぎて、見かけとは裏腹に小柄な人に取ってはホールドは良くない。
また、背もたれ上部が手前に出ており、座面の長さと相まって腰をホールド出来ず、運転開始後5分で腰が痛くなること。
どういう体型の人を基準にシートを設計しているのか、全くもって謎である。
背に腹は替えられず、市販のシートに交換してからは、快適と成った。
自分だけなのかも知れないが、この点は何とかして欲しい。
レンタカーや代車で乗る軽自動車や小型車の方がシートが良いのには複雑な気分。
この点は改良されつつあるが、ドアパネルの内装がシンプル過ぎて残念。
収納式のカップホルダーは便利だが、助手席側にも欲しいところ。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験